米子市議会 安田篤

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安田篤政策

 

1.ムダを排し、自立的・効率的な行政システムを確立します。

 国・地方を通じた財政危機の中で、本格的な地方分権の時代を迎え、今後、地方には個性ある自立した発展、すなわち、均衡ある発展という従来の横並びの意識から脱し、財政の健全化を図りつつ、自治体間で創意工夫のまちづくりを競い合うことを強く期待されていることから、市の行政システムについても、単に簡素で効率的であるばかりでなく、米子の個性的なまちづくりを自立的に推進していくために望ましい行政システム像を描き、その実現に向けて全力で推進します。

 

  2.安心して子育てできる社会環境の充実を推進します。

 米子市の充実した医療環境や保育サービス、集積する都市機能、豊富な自然環境等、良好な生活環境を活かし、『安心して子どもを生み育てられ、子どもがいきいきと個性豊かに育つまちの実現』を目指すことを基本理念として掲げます。
子育ては、父母、その他の保護者が第一義的責任を持つという基本認識の下に、家庭その他の場において子育ての意義が十分理解され、子育ての喜びを実感できるような地域社会を形成していかなければなりません。また、子どもは一人ひとりがそれぞれ異なる個性を持っており、無限の可能性を秘めています。
したがって、安心して子どもを生み育てることができる環境、子育てを通じて親も子どもとともに成長していける環境づくりを目指し、子どもたちが大人になったときに、生まれ育った米子市で子どもを生み、育てたいと思えるまちの実現を目指します。
さらに、すべての子どもが家庭や地域で育まれ、子どもの人格や権利が尊重され、子どもの心身の発達に応じた適切な養育のもと、思う存分遊んだり、学んだりできる環境をつくり、子どもたちの個性や可能性を無限に伸ばしていくことができるまちの実現を目指します。

 

 3.地域の安全、防災対策の充実を実現します。

一瞬にして人命や大切な財産を奪い去ってしまう土砂災害。土砂災害の多くは、長雨や大雨、地震などがきっかけとなって起こります。平成12年には鳥取県西部地震の影響で多くの土砂災害が発生しました。
土砂災害から明るい家庭を守り、安心して暮らすためには急傾斜地崩壊対策工事などの対策工事を実施するばかりでなく、「自分の身は自分で守る」という皆さんの心構えが大切です。日頃から、皆さんが土砂災害の危険の高い場所を知り、普段からご家族で土砂災害について十分に話し合い、十分な備えをしておきましょう。
米子市とその周辺での地震・津波による災害の予防と、もし地震・津波が起きたときの応急対策と復旧について、米子市などの団体がなにをどのようにすべきかを定めたものが「米子市地域防災計画(震災対策編)」です。
また、「米子市地域防災計画〔原子力災害対策編〕」では、島根原子力発電所で万一、原子力災害が発生したときの対策について、市やその他の防災関係機関などがとるべき措置の基本的な指針を定めたものです。この計画は、原子力災害に対する住民の皆さんの不安を解消するとともに、住民の生命、身体及び財産を保護することを目的としていますので、両計画の拡充を目指します。

 

 

 4.自助、共助、公助の福祉社会を実現します。

 地域福祉とは、一般的には「支援が必要な人を、地域を構成する者全てが連携して、地域全体で支えていく福祉の考え方」と言われていますが、急激な少子高齢化社会を迎える中で、地域住民が自然に持っていた相互扶助機能の弱体化しています。あるいは、住民ニーズや地域の生活課題が多様化していっているということがあり、その一方で、公的サービスだけでは限界が生れてきた状況もございます。
そうした中で、障害の有無、年齢、性別などに関わらず誰もが、その人らしく、安心して地域で生活を続けていくためには、自助、互助、共助、公助の4つの要素がバランスよく組み合わさった社会の構築をめざして、行政の役割、地域の役割をもう一度、見直していく必要があるのではないかということで、社会福祉法の改正の中で、「地域福祉の推進」及び「市町村地域福祉計画の策定」が明記されており、米子市におきましても、この地域福祉の推進に取り組んでいる所でございますが、更なる拡充を目指します。

 

  5.持続可能な循環社会で自然との共生を推進します。

 米子市は、碧輝く日本海を望み、秀峰大山を仰ぐ恵まれた環境を享受しながら、中海圏域の中核都市として発展してきました。しかしながら、今、私たちは都市化の進展による都市・生活型公害、そして、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済活動による廃棄物問題、地球環境への影響など、さまざまな環境問題に直面しています。
これらを見直し、現在の環境を保全するとともに、よりよい環境を創造し将来の世代に継承するために、米子市の環境に関する具体的な施策の方向性を模索してまいります。

また、自然エネルギーの推進にも率先して推進します。