米子市議会 安田篤

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熱中症を防ぎましょう

米子市情報提供 / 2021年7月21日

 summer_necchusyou_yobou 熱中症とは、高温の環境下で、体の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かないなどして発症する障害の総称で、重症になると命にかかわる病気です。

日ごろから体力をつけて、日常生活での熱中症予防を心がけましょう。

特に高齢の方や幼児、持病のある方などは、熱中症になりやすいと言われていますので、ご家族やご近所同士で声をかけあうなど、みんなで熱中症を防ぎましょう。

 

熱中症警戒アラートについて New!

熱中症警戒アラートは、令和3年度から全国を対象に、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境(暑さ指数が33以上)になると予測される日の前日夕方(17時)または当日早朝(5時)に都道府県ごとに環境省及び気象庁から発表され、熱中症への警戒を呼びかけます。

熱中症警戒アラートが発表されたら、外出はできるだけ控え、エアコンを使用するなどの熱中症予防行動を積極的にとりましょう。

 

 

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

 今年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染防止の基本である「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い」や、「三つの密(密閉、密集、密接)を避ける」等の「新しい生活様式」を実践する中での熱中症予防対策が求められています。

これまでの予防法に加え、次のポイントに気をつけながら感染症・熱中症の予防に取り組みましょう。

(1)熱中症×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に

(2)マスクの着用について

マスクは飛沫の拡散予防に有効であることから、基本的な感染対策として着用をお願いしていますが、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。そのため、マスクを「つける時」と「はずす時」のタイミングを知り、適宜マスクをはずして休憩することが必要です。

 

(3)エアコンの使用について

熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気の際は、こまめに温度調整をしましょう。

(4)日頃の健康管理について

日頃の体温測定、健康チェックは、感染症だけでなく熱中症を予防する上でも有効です。体調がすぐれない時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

 

 日常生活での予防法

 

熱中症は予防法を知っていれば防ぐことができます。日常生活の中では、次のようなことに気をつけましょう。

1.室内を涼しくする!

  • 熱中症は室内でも発生します。
  • 扇風機やエアコンを上手に使い、室温を適温に下げましょう。

2.こまめに水分をとる!

  • 暑い日は、活発に動いていなくても知らずに汗をかいています。
  • のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。

3.こまめに休憩をとる!

  • 暑さや日差しにさらされる環境で活動をするときなどは、こまめに休憩をとり、無理をしないようにしましょう。
  • まちなかの商業施設や公共施設、自然で涼しい場所などのクールシェア・スポットを活用して涼みましょう。

4.日差しを避ける!

  • 帽子をかぶったり、日傘をさしたりして直射日光を避けましょう。
  • また、なるべく日かげを選んで歩いたり、日かげで活動したりするようにしましょう。

5.家族・地域で声をかけあう!

  • 高齢のかたは暑さやのどの渇きを感じにくく、小さなお子さんは自分では予防策を取ることが難しいです。
  • 家族や周囲の大人が積極的に声を掛けるなどして、みんなで熱中症を防ぎましょう。

6.天気予報・熱中症警報に気をつける!

  • 天気予報や県が発令する熱中症警報などの情報を活用し、十分な対策をとりましょう。

 

高齢のかた・小さなお子さんは、特に注意!

○高齢のかた

  • 温度に対する感覚が弱くなるために、暑さや体の水分不足を自覚しにくく、体の熱が放散しにくくなります。
  • のどが渇かなくても水分補給したり、上手に室内温度を調整すること等が大切です。

○小さなお子さん

  • 体温調整機能が十分発達していない上、身長が低い(地面が近い)ので大人が感じる以上に暑い環境にいます。
  • 顔色、汗のかき方など、お子さんの健康観察を十分行い、汗を蒸発しやすい服装選びに注意ましょう。
  • 夏の車内はすぐに高温になりとても危険ですので、わずかな時間でもお子さんだけを車内に残さないようにしましょう。
 
 

熱中症の症状

 

軽症

  • たちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の汗をかく

中等度

  • 頭痛、はきけ・嘔吐、体がだるい

重症

  • 意識がない、けいれん、体が熱い、
  • 呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐに歩けない
 
 

熱中症を疑ったら

 
熱中症を疑った時には、死に直面した緊急事態であることをまず認識しなければなりません。
重症の場合は救急車を呼び、現場ですぐに応急処置を始めましょう。

現場での応急処置

涼しい場所への避難

日陰で、風通しのよい場所へ移動させましょう。

楽な姿勢をとる

衣服をゆるめ、楽な姿勢をとりましょう。
血の気がなければ足を高くして寝かせましょう。
皮膚を水で湿らせる、うちわで扇ぐなどで、体を冷やしましょう。

水分・塩分の補給

冷たい水、スポーツドリンクなどを与えましょう。
ただし、次の場合は、口に水分を入れるのは禁物です。
・呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい、応えない(意識障害がある)
・吐き気を訴える、吐く

医療機関へ運ぶ

自力で水分の摂取ができないときは、緊急に医療機関へ搬送しましょう。
また、回復しない場合や対応に迷った場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

※環境省「熱中症環境保健マニュアル」抜粋