「第二回定例議会が始まります!」
6月10日(火)より、第二回市議会定例議会が開会します。今回は公明党市議団から5名が一般質問を行います。私も今回は、横須賀市の観光と子育て支援について多くの提案をしようと考えています。観光では2つの視点から、質問します。
1.広域的な地域連携による観光事業の展開
鎌倉市と群馬県富岡市を取り上げ、連携強化による本市の観光事業の展開施策について質問します。折しも昨年10月、広域的な連携強化を目的に三浦半島4市1町(横須賀市、三浦市、鎌倉市、逗子市、葉山町)による三浦半島サミットが設立されました。この三浦半島サミットを活用し、特に年間約2,000万人が訪れる鎌倉市の高い観光ポテンシャルを直接的、間接的に取り込む施策を問いただします。次に、群馬県富岡市との連携については、6月にも世界遺産登録が予定されている富岡製糸場は、その建設に横須賀製鉄所の技術が元になっています。フランスの近代技術は横須賀の製鉄所建設に始まり、それが富岡製糸場の建設に継承されています。この歴史的に深い関係性を活かした富岡市との都市間交流について友好都市協定の締結を視野に入れた提案を行います。
2.付加価値による観光の集客促進
大人気の「艦隊これくしょん」とよこすかポートマーケットを取り上げ、付加価値を高めることで観光の集客促進を図る具体的施策を問いただします。「艦隊これくしょん」は昨年からリリースされた人気のオンラインゲームで、スタートから半年で会員登録数100万人を突破し、現在は200万を超え、毎日の会員登録を抽選で制限している状況です。ゲームに出てくる横須賀鎮守府はゲームファンの聖地巡礼先として人気が高く、多くのゲームファンの若者が本市を訪れています。これまでにない若者層が来訪してくれるのですから積極的に活かすべきです。実際、本市にある記念艦三笠の来場者数は増加しています。さらに昨年、新港地区にできたよこすかポートマーケットですが、地場産の食材を販売する拠点としてオープンしました。しかし、1年を経過し来場者は頭打ちです。近隣には競合する大型食糧品店も複数あり、このままでは競争力不足でじり貧が懸念されています。指定管理者へ委託している施設とはいえ、協力しながらよこすかポートマーケットの付加価値を高め、競争力をつけること検討する必要があります。
子育て支援について
子育ては、子どもたちに対する支援であることは当然ですが、一方で、子育てに奮闘するお母さんたちに対する子育て支援を拡充してもいいのではないでしょうか。そこで、お母さんたちが安心して、楽しく子育てできるツールとして、スマートフォンを活用した電子母子健康手帳アプリの導入を提案します。定期検診や予防接種など育児に関する情報量は増加しています。予防接種は現在6種類にまで拡充され、その記録保管が重要になってきています。また子育てに関する知識もインターネット上に溢れ、混乱するお母さんも多いのです。(うちの娘がそうですが・・・)そこで、スマートフォンを活用した電子母子健康手帳アプリの導入を提案し、まずは現在の冊子型母子健康手帳を補完する形ではじめ、将来的には定期健診結果や予防接種の履歴管理が行えるように提案したいと思っています。