先般の常任委員会(政策局)において「政策の実現」と言う観点で、改めて確認をさせて頂きました。地域課題や政策を実現するためには、議会での議論を通して、行政側と認識を共有し、予算を確保して事業化していく事が基本となります。統一地方選挙を前に、無責任で根拠のない主張などを目にしますが、財源や実現手法、さらに議会での合意形成のプロセス等が無ければ、政策の実現は難しいと思います。その実現力が問われている統一地方選挙は、いよいよ本日、告示を迎えます。
県立こども医療センターに「司法面接室」が設置されたことが紹介されています。NPO法人こども支援センターつなっぐが、虐待などの被害を受けた子どもの診察や心のケアのために、クラウドファンディングにより整備された施設です。海外では、裁判等の場で活躍する「コートハウスドッグ」と呼ばれる「付添犬」が、子どもたちの心のケアに大きな役割を果たしており、同センターでも活躍しています。様々な環境にある子ども達の心のケアにつながる施策推進に向けて、関係機関の連携した取組みが求められます。
神奈川県下より各自治体の選出議員が参集し、令和5年神奈川県後期高齢者医療広域連合議会が開催されました。新年度からの出産育児一時金の引上げ(42万円→50万円)にともない、その財源の一部が後期高齢者医療保険料から拠出されることになります。出産•子育て環境の充実に向けて、高齢者も含めた全世代で支援していく流れとなります。
令和5年3月から、国家機関(神奈川行政評価事務所をはじめとする15官署)が、みなとみらいエリアの「よこはま新港合同庁舎」に集約されます。横浜市金沢区の鳥浜町交差点の渋滞緩和に向けて、国道357号線の拡幅等にご尽力頂いた横浜国道事務所(神奈川区三ツ沢)も、こちらの新庁舎へ移転となります。国と地方のさらなる連携強化が期待されます。
所属している鶴見ウエスタンリーグ(ソフトボールリーグ)が開幕を迎えました。あいにくの雨で開会式のみ獅子ヶ谷小学校で開催されましたが、個人的には18年目のシーズンがスタートしました。リーグ所属の方々にはソフトボールだけでなく、様々な地域行事にもご尽力頂いており、大事な地域コミュニティとなっています。コロナで開催出来なかった鶴見区の壮年ソフトボール大会の再開と合わせて、無事故で、楽しいリーグ戦が期待されます。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、重点取組の一つに住宅の省エネ性能の向上が謳われています。2025年には、建築物省エネ法の改正により省エネ基準への適合が、住宅を含む全ての建築物に義務付けられます。省エネ性能の向上には「創エネ」や「断熱性能」だけでなく、「気密性能」の確保も重要です。省エネ住宅の普及には、市民意識の醸成と、高い意欲と技術力を持った事業者を市民へ周知•広報していくことが求められます。
令和4年度の横浜市立大学卒業式が挙行され、市立大学を担当する常任委員会の所属議員として、初めて参加させて頂きました。晴れて1200名の卒業生が母校を巣立ちますが、コロナ禍という難しい時代を過ごされた学生をはじめ、保護者や教職員の皆様のご苦労などが伝わる式典でした。「新たな社会の創造を期待する」との学長の祝辞や、在校生による「春」の合唱にも感銘を受けました。これからの卒業生の活躍に期待したいと思います。
シニアの歩行機能・認知機能の改善を目的に開発された「ふまねっと運動」を体験する機会がありました。用意された「あみ」を踏まないように歩きながら、複数の課題をクリアしていく「二重課題運動」となっています。レベルやスピードが上がると、かなりの運動量と共に、頭を使うトレーニングになります。限られたスペースでの対応も可能であり、身近なスポーツとして楽しんで頂くことができます。
先日の朝日新聞にWheeLog代表の織田友里子さんが紹介されていました。横浜での街歩きイベントへの参加や、横浜市庁舎のバリアフリー対策の改善などを通して、障がい者福祉について学ばせて頂いたことが思い返されます。改めて、この記事からも彼女のブレイクスルー(突破する力)が半端でない事が伝わってきます。
自動車やバイクの所有者に加入義務がある自賠責保険ですが、本年4月から「改正自動車損害賠償保障法」が施行され、交通事故被害者への支援が拡充されます。保険料の見直し(12,700円→11,500円)等により生まれる約100億円の新たな賦課金により、持続可能な被害者支援が行われるとのことです。自賠責保険の大切さを理解する機会になればと思います。
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