Archive for 2023年 2月

昨日の医療局における局別審査では、小児がん対策が取り上げられました。小児がんを患った方は、病気自体や化学療法・放射線などの治療の影響から、治療後も成長過程で晩期合併症等が生じることがあります。横浜市では病院等が連携し、小児がん患者等のフォローアップを行い、今後の予防・治療・支援に役立てる取組を行なっています。令和4年度は、7歳から30歳までの方々から200件ものデータ収集を通し、分析等が進められているとのことです。

令和4年度版の「発見つるみ!〜データでみる鶴見区〜」が完成しました。人口や産業をはじめ、生活に関する様々なデータが取りまとめられたものです。令和4年は連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台の一つとして鶴見区が注目されましたが、戦後の高度経済成長を支えてきた京浜工業地帯の一角として発展してきたエリアです。現在の人口は約29万5千人で横浜市で第3位となっています。

横浜市では「第5次横浜市男女共同参画行動計画」に基づいて、DV防止とあらゆる暴力の根絶のために、令和4年度から「デートDV防止モデル事業」を実施しています。このたび、デートDV防止モデル事業の一環として、横浜市民向けのデートDVに関するチャット相談窓口「Yちゃっかる」を、令和5年3月1日(水)から開設され、デートDV専門員が相談対応をします。

国では防衛力の抜本的強化に向けた議論が進められています。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は異常な状態ですが、その技術は向上しているようです。宇宙空間の高度まで飛び出し、その後マッハ20ものスピードで落ちてくるミサイルに対しては、現在の技術でも迎撃は難しいとのことです。防衛力強化の意義や財源確保策、さらに日本が直面している国際情勢など、引き続き丁寧な説明が求められます。

先日発表された首都圏の住みたい街ランキングの調査では、横浜が1位に選ばれましたが、横浜市でも都市ブランドの確立に向けたプロモーションを展開しています。 今回は吉本興業株式会社と制作したYouTubeを通して、地元で愛されるスポットを訪れ、横浜の魅力を紹介する内容になっています。ハマっ子であるマヂカルラブリー・野田クリスタルさんや、見取り図・盛山晋太郎さん、3時のヒロイン・福田麻貴さんやかなでさんが登場しています。

国の少子化対策において、子どもが多い世帯ほど所得税負担が軽減する「N分N乗」方式についての議論があったとの報道がありました。配偶者控除や扶養控除のように分かりやすい形になるかは分かりませんが、以前も消費税に軽減税率制度が導入される際、「複数税率で混乱する」との評価があったことを思い出します。結果的に軽減税率制度は、コロナ禍において高く評価されましたが、発信される情報等は注意深く見ていくことが求められます。

本年の5月8日からコロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行される予定です。来月行われる卒業式でも、マスク着用が緩和される自治体も増えています。今後もコロナと付き合いながら、社会経済活動や教育活動などを進めていくことになります。なおワクチン接種については、公明党の要望を受け、当面は公費負担となります。3年続いたコロナ対策も新局面を迎えます。

法テラスは、弁護士費用などに困っている方々の法的トラブル解決のために、国が設立した法律の総合案内所です。公明党の元衆議院議員であった漆原議員がその設立に尽力されました。現在、裁判や弁護士費用を立て替える「民事法律扶助制度」がありますが、2024年度からは、中学生以下の子どもを育て、生活が困窮している一人親にも対象が拡大されるとのことです。今後の法テラスのさらなる充実が期待されます。

先日の本会議では、鶴見区内にある34カ所の踏切のうち、危険な踏切の一つである「生見尾踏切」に関するやり取りがありました。平成25年8月に発生した踏切での死亡事故直後に、現地調査と安全対策への緊急要望を実施しました。地域調整等に時間を要し10年間フリーズしていましたが、昨年11月にはあってはならない死亡事故が再発しました。市長には速やかに現地視察を行うとともに、行政計画に基づいた抜本的な安全対策の実施を求めます。

人口規模をはじめ大都市が抱える様々な課題から、横浜市における「お悔やみ窓口」の設置は難しい状況でした。昨年の第3回定例会の一般質問では設置できない理由を問うたところ、前向きに検討していく方針が示され、潮目が変わりました。今回の予算案が議決されれば、モデル区において専用窓口を設置し、具体的な検討が進められることになります。全市での窓口設置に向けて、スピード感ある対応が求められます。

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公明党鶴見支部 尾崎太
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