Archive for 2023年 1月

横浜市会では令和5年第1回定例会が始まりました。(令和5年3月16日までの46日間)今回の議会は予算議会と呼ばれる大切な議会であり、特別会計等も合わせると3兆8千億円にものぼる予算規模の審査等が行われます。地域課題の解決や政策の実現のためには、予算の成立が前提ですので、各会派や各議員の賛否にご注目頂きたいと思います。統一地方選挙も控えており、事実と全く違う内容や誤解を招くような広報等にも要注意です。

昨日のテレビ朝日系の番組で、昨年末にも死亡事故が発生した鶴見区内の「生見尾踏切」が取り上げられていましたが、どこまで取材をしたかも疑わしい内容に驚きました。コメンテーターからの根拠ない無責任な発言にも呆れましたが、地方自治体の事業であるにも関わらず、安全対策が出来ない理由が「国に予算がない」との知ったかぶりのコメントには笑止千万です。平成25年8月に発生した痛ましい人身事故を受け、現地調査や要望書の提出をはじめ、議会でも抜本的な安全対策を訴えてきました。残念ながら、地元調整に時間がかかっている事も事実ですが、その背景なども含め、地域分断を目的としない中立的な報道姿勢が求められます。

3年ぶりとなる横浜市消防音楽隊定期公演が、鶴見区民文化センター・サルビアホールにて開催されました。各地域でのイベント等でも活躍されていますが、改めて素晴らしい演奏とパフォーマンスに感動しました。演奏されたP.スパークの「ハイランド賛歌組曲」はスコットランドを舞台にした音楽ですが、大学時代の恩師が学び過ごしたスコットランドの歴史等を熱く語る姿が思い返されました。

令和元年の台風15号の高波により被災した金沢区福浦地区(金沢水際線緑地)の補修工事が終わり、駐車場や利用者の利便性を向上させるための施設などを新たに整備する事業者が決まりました。ご当地•金沢区はシンガーソングライター・小田和正さんの地元ですが、それに相応しい愛称などをつけることで、多くの方々に集って頂ける名所になればと思います。

横浜市のDX戦略では、「書かない・待たない・行かない・そしてつながる」をコンセプトとした「デジタル区役所」の検討に向けて、西区と港南区で実証実験が行われます。西区では「行かない窓口」として、Web会議システムを活用したマイナポイント申込支援等が実施されます。港南区では「AI技術を活用した窓口案内」と「スマートフォンの相談窓口」が開始されます。これからの新たな行政のあり方へのアプローチとなります。

横浜市庁舎にあるアトリウムでは、誰もが気軽に集い、親しみ、憩えるスペースとして、様々なイベントやセレモニー等に活用されています。今月26日までは、廃棄カプセルを使い「横浜ヤングケアラーズ プレフェスティバル’23」 が開催されています。これからも様々な催しが開催されますので、アトリウムへも足をお運び頂ければと思います。

免許更新にともない運転者講習を受けますが、最近の道路交通法令の改正について学ぶ機会になります。75歳以上の高齢者の運転技能試験の導入は昨年5月から施行され、あおり運転に対する罰則なども令和2年6月30日から施行されています。特にあおり運転の罰則や違反点数が創設され、免許取消処分にも至るようです。あおり運転の被害を受けたら、①相手にしない②車から降りない③ドライブレコーダーなどで証拠を押さえると言った対応を行い、警察への通報が一番とのことです。

横浜市では「海洋都市横浜」として、都市の活性化や魅力づくりに取り組んでいますが、海洋分野の産業振興やビジネス創出を目的とした「海と産業革新コンベンション(うみコン2023)」が3年ぶりに対面で開催されます。(令和5年2月21日、横浜市役所アトリウム)本コンベンションは、海洋産業に特化したイベントで、海洋に関連する大学、企業等のほか、海洋分野で我が国を代表する3つの国立研究開発法人が一堂に集う貴重な機会です。情報収集や新たな連携、ビジネスのきっかけづくりが期待されます。

鶴見区にある北部下水道センター内に、循環型社会の形成と農業のスマート化をトライアルするための農業実証施設が完成しました。下水道資源である下水再生水や下水熱を活用しながら、最新のスマート農業機器なども導入されています。工業地域において農業を営むには法的なハードル等がありますが、食料自給率のアップや、新たな農業振興や地域活性化に向けて、都市農業のあり方を検討する機会になって欲しいと思います。

「エスコンフィールドHOKKAIDO」は日本ハムファイターズの新たなホームグラウンドとして、今年の3月に開業予定です。令和元年8月には、北広島市のボールパーク構想についてヒアリングした事が思い返されます。未開の地を切り拓いて、屋根付きの天然芝フィールドだけでなく、商業施設やホテルなども設けられています。田中正義投手をはじめ、母校•創価大学出身の選手の皆さんの活躍が楽しみです。

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公明党鶴見支部 尾崎太
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