Archive for 2022年 12月

前回の統一地方選挙の直前、個人の政治活動中に、ある政党の運動員から名誉毀損にも等しい嫌がらせ行為を受けました。法的な処置は見送りましたが、モラルが欠如した行為は今でも忘れられません。最近は戸別訪問などの動きも耳にしますが、そのような運動員らによる人権を無視したアンケートや活動等には注意が必要です。「市民」という立場を殊更に主張することで、何をやっても許されることはなく、他の「市民」からの理解は得られないと思います。

先日の基本計画特別委員会では、予算に反対しながらも「請願(議会では採択されず)を出しているので、小児医療費助成制度に賛成してきた」との驚きの主張をする政党がありました。選挙が近づくと予算に反対した政策等も、実現したかのような広報が平然と行われ、有権者に誤解を与えているとの厳しい指摘が寄せられます。予算が全て満足いく内容でなくても、日々の市民生活を守るために、市会議員には責任ある賛成•反対の議決が求められます。予算に反対したのであれば、その事実と実績を明確に有権者に主張すべきと思います。

年末年始のごみと資源物の収集日程が案内されています。今回は燃やすゴミの収集日が火・土曜日の地域は、本日に臨時収集が行われます。年末年始もごみ収集等に携わって頂く関係者の皆様に感謝申し上げます。

横浜市教育委員会では、中学校における食に関する指導及び中学校給食の推進を目指して、令和2年度より中学校給食メニューコンクールが行われています。今年度は4121名が参加し、10点の優秀賞と268点の入賞作品が決定しています。この様な取り組みが、食育やこれからの生活に活かされることが期待されます。

第99回箱根駅伝まで、あと5日となりました。コースの沿道には、交通規制の看板も設置され、各大学の試走なども行われたようです。公式プログラムには、大会運営の役員などが掲載されていますが、本選への出場校からも多くの補助員が出動されます。鶴見中継所では、地元自治会をはじめ、多くのボランティアの方々にサポートを頂きますが、事前準備などを含め、関係者のご尽力に感謝申し上げます。

先般、公立大学法人横浜市立大学の中期目標が定められました。その中で、みなとみらいにあるサテライトキャンパスをリカレント教育の拠点として活用していくことが示されました。世代により、学びたい内容やキャリアアップにつながる資格等には幅広いニーズが想定されます。住民自治や防災をはじめ、横浜市の抱える様々な地域課題の解決につながるリカレント教育の充実が期待されます。

横浜市の中期計画には、男女共同参画の観点から、女性職員の係長昇任試験の受験率の向上が盛り込まれています。現状の一般職員数は、男性13943名、女性9421名とのことですが、令和3年度の係長昇任試験の受験率は男性の53%に対して、女性は21%に留まっています。約4割を占めている女性職員の方々が安心して昇任試験へチャレンジしてもらえるような環境整備が求められます。

横浜市が行っている様々な事業に対する評価制度が再構築されます。現在の事業評価は平成15年からスタートしましたが、令和2年の長期財政ビジョンの結果を受けて、今回から新たな手法が導入されます。外部からの評価も加わりますが、事業評価と市民ニーズの乖離があった場合、評価だけが先行し、必要とされている事業等の見直しに直結する事が懸念されます。公共にしかできない役割について、今一度、整理することも必要だと思います。

横浜市の中期計画(2022〜2025)をはじめ、一般議案や補正予算、さらに国の令和4年第2次補正予算による「出産•子育て応援事業」などが議決され、本年最後の定例会は閉会となりました。特に出産•子育て応援事業は、公明党の国と地方のネットワークが活かされ、令和5年2月から経済的支援(妊娠時5万円/出産時5万円)と、孤立感や不安感を抱く妊婦や子育て家庭へ伴走型相談支援が展開されます。短期間にも関わらず、準備等に携わって頂いている関係者のご尽力に感謝申し上げます。

先日の常任委員会では、事業局の再編成に関する報告がありました。新たな事業局では、これまでの文化活動に加え、スポーツ部門を統合することで、「地域に根差したスポーツ・文化活動の更なる振興を通じた、心豊かな生活の実現と地域コミュニティの活性化」を目指すことになります。新たな事業局の新設により、文化活動をする場の確保と、各地域に根差している様々な文化活動の共有と情報発信などにも期待したいと思います。

ブログバックナンバー
サイト管理者
公明党鶴見支部 尾崎太
ozaki-tsurumi@22.netyou.jp