Archive for 2022年 1月
NPO法人子ども支援センターつなっぐ(代表理事:飛田弁護士)による、困窮大学生への支援に関するヒアリングに参加しました。様々な事情により「大学生」が生活困窮状態になっても、現在の法律(昭和45年改正)では生活保護の受給はできません。それは「稼働能力」があるからとの理由によるものですが、一方で医者や弁護士などが仕事を止めて、生活困窮になった場合には生活保護の受給は可能です。コロナ禍においては、高等教育を受けている大学生や専門学校生の夢を繋ぐためにも、思い切ったセーフティーネット構築は必要だと考えます。「大人を頼ってくれ、夢を語ってくれた子供の翼をもいでしまう事は大人のやるべきことではない」との言葉が心に残りました。
6年前ほどに犯罪被害者等への支援に関するヒアリングでお会いした明石市の泉房穂市長が、山中市長の “公約破り” に対して「政治家の基本が欠けている」とコメントされています。公約、議会対応、説明責任の重要性に触れ、中でも「公約」は選挙で主張した市民との約束であり、政治家にとってもっとも大事で、それを守れないなら即刻やめるべきと一刀両断。公約、議会対応、説明責任が政治家の基本であり、選挙で平気でウソをつく政治家を出さないためにも、マスコミがもっと厳しく追及すべきと指摘されています。「全国的にも注目された大きな選挙で、 “3つのゼロ” という聞こえのいい言葉で選ばれながら、それを実現できなかった責任は重大です」との正論が胸に響きます。