Archive for 2021年 9月

横浜市交通局では、Visaのタッチ決済を利用した運賃収受実証実験を、市営バスの一部路線で開始します。Visaタッチ決済によりバス運賃を収受するものですが、首都圏を運行する路線バスでは初の試みとの事です。コロナ禍で消費者の“非接触”に対する関心も高まっており、これからの新たな非接触決済手段として期待されます。

共産党については、公安調査庁のホームページで「革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする『いわゆる敵の出方論』を採用し、暴力革命の可能性を否定することなく現在に至っている」と指摘しています。この淵源は当時の最高権力者である宮本顕治氏が、党の綱領を決める際の発言に遡るようです。ソフト路線を強調しながらも、公職選挙法に抵触する行為なども見受けられます。いずれにせよ、これが政府の公式見解となっています。

一昨日の本会議では、最大会派から中学校給食に関する質問に対して、「美味しくないとは言っていない」との市長答弁を耳にしました。しかしながら市長定例会見において「冷たくて、美味しくない」と発言された記録があるようです。国会での参考人招致では、虚偽発言は罪となりますが、横浜市会の本会議場で虚偽答弁をしても罰則はありません。傍聴に来庁する小学生には、本会議場は横浜市の大切な事を決める場所であると案内していますが、その本会議場における発言責任は大きく、モラルない虚偽発言を許せば、ルール無用の議会となってしまいます。

昨日の一般質問での中学校給食に関するやり取りの中で、人権侵害とも取れる差別発言が明らかになりました。約17000名の生徒が利用している給食に対して、市長定例会見の中で「冷たくて、おいしくない」との驚くべき発言をされたようです。自身のパワハラ疑惑には人権尊重などと答弁していましたが、中学生が「おいしい」と食べている給食への人権感覚を欠如した発言は到底許されるものではありません。関係者への謝罪が必要ではないかと思いました。

今日は本会議2日目の一般質問が行われました。前回の議案関連質疑に続いて、今回も市長からは選挙で掲げた公約の根拠が示されない、誠に残念なやり取りが続きました。特に公約としている3つのゼロや、中学校給食に対する答弁のトーンは弱々しいのですが、それ以外の質疑に強硬な態度で答弁する姿勢には不信感さえ覚えます。この様な無責任で不誠実で、プアーな市長答弁では、市民の負託に応えられる「真摯な議論」には程遠いと感じました。

衆議院選挙を目前に控え、野党各党が市民連合なる団体と政策協定を結んだことが報道されています。もともと外交や安全保障など国の根幹をなす考え方が違うことや、さらに野党最大の支持団体が革新政党との協力に反対していることからも、一緒に政権を目指すことに違和感を感じます。他人事ではありますが、支持団体の意向を聞き入れることなく、野党共闘に突き進む政党の行末について、心配の声が寄せられています。

政治家は政策の実現に向けて、財源と手法をセットで訴え、有権者に信を問うことが本来のあるべき姿だと思います。残念ながら横浜市長選挙のマスコミ報道では、政策実現への具体性が報道されず、有権者が正しく判断するための材料が提供されなかったと感じています。(定義不明なコロナ専門家と言ったことは喧伝されていたようですが・・・)選挙が終わり、今になって「具体的な道筋についての説明が乏しい」と言った論調は、横浜市の財政状況などを理解していない、ただの責任転嫁であり、マスコミ本来の役割を果たしていないとの声が届いています。

横浜市のコロナワクチン接種については、横浜市医師会や薬剤師会をはじめ、看護師や保健師などの医療従事者の皆様のおかげで、着実に進められています。(全国平均よりも進捗している状況)また市営交通をはじめ、横浜市の職員が全面的に運営に携わっているビッグプロジェクトであり、接種に関する一連の流れもスムーズになっています。これからも接種期間は続きますが、改めて関係者のご尽力に感謝申し上げます。

広報よこはま9月号の鶴見区版に、鶴見土木事務所が担っている様々な仕事が紹介されています。「あなたの知らない土木事務所の世界」と題して、業務内容に加えて鶴見区内の公園数や道路の長さ、さらに下水道のマンホール数など、子供たちにも興味が持てる内容(社会科の教材にも活用できるレベル!)となっています。地域からは土木事務所に関するご相談が一番多く、日々ご尽力を頂いています。改めて、関係者の皆様に感謝申し上げます。

先日の本会議での市長答弁に対して、多くのご意見が届いています。特にマスコミの報道が偏っており、実際の議会の様子との乖離があるとの指摘を頂きました。報道ではIRや劇場の取り止め、さらに中学校給食の見直しなどが中心で、市長が選挙の際に訴えた主張が、データや根拠に基づかない虚偽であったことは指摘されていません。コロナを使って、有権者の不安を煽り、専門家(定義は不明)と主張していたことと、今回の答弁のディスクレを正しく報道しなければ、公平な報道姿勢ではないとのご指摘は的を得ており、見ている人は冷静に見ていると感じました。

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公明党鶴見支部 尾崎太
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