Archive for 2014年 8月
東京のTOTOテクニカルセンターに続いて、北九州にあるサンアクアTOTOにて、障がい者雇用に関する視察をさせて頂いております。TOTOでは、企業の社会的責任だけではなく、顧客満足と従業員満足の視点も合わせて、障がい雇用を推進しているとのことです。50名以上の従業員のいる一般企業には障がい者を2%以上雇用することが法律で定められています。具体的に障がい者の方々が働くための工夫として、平屋建ての工場ですが、通路は10mの高さになっています。これは設計者が万が一火災が発生した際に、煙を上に逃がすために高くしているとのことです。またドアの開閉や更衣室のロッカー、さらに作業場においても様々な工夫や配慮がなされています。この様に障がい者の方々が働ける環境作りは、横浜においても喫緊の課題です。
川崎市の京町ポンプ場は、川崎市と鶴見区平安町の境にあり、整備されてから相当の年月が経過しています。ちょうど1年前に、近隣にお住まいの方々から、ポンプ場からの悪臭に困っているとのご相談を頂き、横浜市の環境創造局に確認するも、その様な事態を把握しておらず、具体の対応策が取られませんでした。少なくとも横浜市民が困っている状況であり、調査などを行う必要があると思ったのですが、このまま放置できない状況であり、その発生源と想定される川崎市の岩崎議員に相談したところ、すぐに関係局と調整頂き、ポンプ場の改修工事が決まり、このほど工事が完了しました。近隣の方々からは、悪臭がなくなったとの喜びの声をお聞きすることができました。川崎市と横浜市による「チーム3000」の具体的な課題解決につながりました。