Archive for 2014年 3月
今日は水道・交通常任委員会が開かれ、予算議案審査ならびに各種報告について、議論をさせて頂きました。交通局では現在「ふれあいバス」という制度があり、地域の高齢化に対応して、市民の利便性が高められるよう、地域と病院・商店街・公共施設などを結び、日常生活の支援を実施しています。鶴見区内にも1路線設置されておりますが、この設置に際してのプロセス(調整や周知など)について、明確にしていくよう要望させて頂きました。また水道局については、地震などの耐震対策などは計画的に実施されていますが、近年頻繁に発生している大型台風への備えについて、確認させて頂きました。地球温暖化の影響により海水温度が上昇し、それにより台風自体が日本に近づくにつれて勢力を増すという傾向が高くなっているとのことで、防災専門家からも、地震対策も重要であるが、首都圏は大型台風に対する備えをする必要があるとのアドバイスも頂いているところです。どちらも市民生活に密着していることであり、引き続きウオッチして参りたいと思います。
今日は東日本大震災から3年目。横浜市会では14時46分に予算特別委員会を中断し、全員で黙とうをささげました。あの震災から3年も経過したことを思うと、時の流れを感じるとともに、これからどのように被災地に向き合っていけば良いかを、改めて考えさせられます。マスコミは、復興予算の使い方が被災地の要望と相違していることや、災害補償に差があることで被災者間での軋轢が発生しているなどという報道もあれば、厳しい現実の中で、ハードルを乗り越えながら復興に向けて頑張っている姿など、様々な被災地の姿を映し出しています。3.11を忘れないためには、パフォーマンスで、民意を煽り立てるのではなく、何が真実なのか、何が実際に求められているのかを、よく見極めながら、今こちらからできる支援の形を見出していくことが求められていると思います。
今日は予算特別委員会での健康福祉局(健福)に対する質問に立ちました。健福は事業内容ならびに予算規模が大きく、1日かけての審査となり、26分間の質問時間となります。(通常は16~17分間)日常の福祉・保健に関係する分野となりますので、守備範囲が広く、まさに個々の事業内容を勉強することから始まりました。認知症への取り組みや風しん対策、国民健康保険料、横浜市医師会立看護専門学校等々、13項目42問にわたっての質問となりました。特に市民からの要望が多い小児医療費ですが、他都市での拡充が加速的に進んでいることに対して、横浜市からは予算の関係で、前向きな答弁はありませんでした。これについては、次回の総合審査で再度議論を深めていくことになります。子育て支援ならびに都市間競争の視点からも、小児医療費の拡充は待ったなしの状況です。
今日は地元の橘学苑高等学校の第66回卒業証書授与式に参加させていただきました。既に8806名の卒業生がおられ、今日新たに284名の方々が巣立って行かれました。卒業証書を授与された皆さんに心からのエールを贈りながら、晴れやかなひとり一人のお顔を拝見させて頂きました。校長先生の卒業生に込められた大きな期待の言葉(日本の柱となれ!)や、学年主任の最後の授業も素晴らしく、また卒業生の答辞にも大変感動を致しました。生徒の中には、地域の防災訓練にも参加してくれたことが印象に残っています。阪神淡路大震災の年に生まれ、東日本大震災の直後に高校入学をしたのが、今回の卒業生とのご紹介がありましたが、それぞれの新たな進路で、自分らしく輝いて行かれることを期待しております。