Archive for 2012年 8月
今日は戸塚区にあります横浜市障害者就業・生活支援センター「スタート」を訪問し、甲方センター長より、障害者の就労に関するお話を聞かせて頂きました。現状、当センターでは約700名近い方々の支援を行っています。毎年、支援を必要する方々は増加傾向にあり、それに対する支援側のキャパが追いついてない状況もあるようです。就労するためには、当然その受け皿(企業)が必要であり、それを増やすためには、各企業へのプロモーションや説明会など、継続的な周知徹底が不可欠であると思いました。そのような時こそ、担当局を超えて、横浜市の持つネットワークを活用し、横浜市内の各企業へのアプローチが出来ないものかと思います。今後、各企業が就労者を増やすためには、景気回復が絶対条件であります。このような大変な時に、国会が空転している余裕などないと考えます。
パソコンを使っていると、フリーズすることがありますが、今の国会の状況は一体どうなっているのでしょうか?税と社会保障の一体改革で、様々な議論の末、消費税増税は決まったものの、その後の重要な法案は、またまた政権与党の党利党略により”フリーズ”したままになっています。社会保障制度の将来像を議論するための国民会議の設置や赤字国債発行法案、さらには衆院選挙制度改革関連法案も進んでおらず、この先日本がどうなってしまうのか、厳しいご意見の数々を毎日頂戴しています。政府の経済対策の欠如により、企業の海外移転や生産計画の大幅な変更を余儀なくされ、日本の中小企業におけるリストラや配置転換など、私の周りにも具体的な影響が出てきています。ともかくも1日も早い経済対策を進めてほしいと思います。景気回復のためにも、政治がフリーズしている場合ではありません。
今般、横浜市は、民間活力により高齢者の方が、介護が必要になっても子育て世代などとともに地域の中で安心して住み続けられるよう、市有地等を活用して生活支援などの必要な機能を備えた賃貸住宅を整備していく「高齢者の住まい・生活支援事業」をスタートしています。その第一弾が長年鶴見の方々が利用され「財鶴」と呼ばれていた旧鶴見会館の跡地であります。今後、民間事業者からの応募を受け付け、審査等を経て、来年3月頃には事業スタートの予定とのことです。もともと「財鶴」には文化活動が長年行われていた経緯もあり、新しい計画にも、その流れを汲みいれた機能整備も含め、区民の方々に「本当に喜んで頂ける」施設となってほしいと切に願うものです。