Archive for 2012年 7月
今日は磯子区にありますK2インターナショナルグループを古屋衆議院議員と石毛候補とともに視察に伺いました。ここは25年前より不登校・ひきこもりなど社会になじみずらい若者とともに、生活から経済的な自立までをサポートしてきた団体です。具体的には、共同生活・福祉的支援・自立支援・就労支援・雇用の創出・学童・子育て・不登校支援等々、幅広い活動を展開されています。運営しているお好み焼き店や食堂でも自立した若者が働いておられ、ユースプラザや作業所などの活動の様子も拝見できました。時代の流れから、このような事業は、ますます需要が高くなるものを思いましたが、継続的な財政支援というものが、これからの課題ではないかと感じた次第です。
昨日は夜間中学を考える会主催の、「2012横浜集会」が開催されました。昨年に引き続き参加をさせて頂きましたが、特別講演として、男はつらいよでおなじみの山田洋二監督の映画「学校」でモデルとなられた松崎運之助先生からお話がありました。大変に興味深いお話で、当たり前と思っていた自身の価値観というものを、改めて考えさせられるほどの内容でありました。横浜の夜間中学を取り巻く環境は、東京などと比べても厳しいとのお話を多々伺いました。特にホームページの表示内容や夜間中学を実施校での案内看板など、少し手を加えれば改善できることもあります。財源や教諭配置等々、簡単に解決できない問題も多いかと思いますが、今一度「学ぶよろこび」を与えていけるような教育の必要性を痛感いたしました。
昨日は3回目の常任委員会(建築・都市整備・道路委員会)が開催されました。その中に鶴見駅東口の再開発事業に関する報告もありました。私の方には「JR鶴見駅と京急鶴見駅を段差なしで結ぶペデストリアンデッキはどうなっているのか」という、市民からの声が寄せられて参ります。元々の計画には、ペデストリアンデッキも検討されていた様ですが、現在進捗している工事には含まれておりません。今日の委員会では、ペデストリアンデッキの計画が完全になくなっものではないとの答弁がありましたが、現実的には、それを実現するためには、今まで以上の手間と時間がかかり、さらに鶴見区民の皆様にご不便をおかけすることになります。何故このような事になってしまったのか、検証が必要だと考えます。
横浜市では大地震による津波の発生が予想される場合に、津波による浸水が予測される区域に対し、屋外スピーカーを使って避難を呼びかける「津波警報伝達システム」の整備が進められています。鶴見では12か所の候補地が決まり、平成24年11月頃から工事に着手するとのことです。候補地は、①生麦小②市営生麦住宅③中央卸売市場食肉市場④大黒町第一公園⑤鶴見水上消防出張所⑥大黒ふ頭T-1号緑地⑦大黒町海づり公園⑧北部第二水再生センター⑨寛政中⑩鶴見区総合庁舎⑪汐入小⑫潮田中、とのことです。その他、生麦貝ノ浜緑地公園では本年7月より運用が開始されています。今後、その効率的な運用についても確認をして参りたいと考えております。
毎日暑い日が続いております。各地域におきましては、夏祭り等のイベントもスタートしております。昨夜は寛政安善町内会で開催されました盆踊りに参加をさせて頂きました。いつもの見慣れた風景ではありますが、この盆踊りの開催のために、ご尽力をされた関係者の皆様には、本当に頭がさがります。昔、マレーシアに駐在していた時に、クアラルンプール日本人会主催の盆踊り大会が毎年盛大に開催され、その準備に携わったことがありました。その際には盆踊り用の「やぐら」や設営などを担当し、その期間は準備が大変で、ほとんど仕事にならなかった思い出があります。今年の地元の盆踊りでは、焼きそば担当として頑張らせて頂く予定です。地域のつながりをつくるためにも、このようなイベントに積極的に参加を頂きたいと願うものです。
本年度は建築・都市整備・道路委員会に所属を致しますが、その中の一つである都市整備局より、「次世代の総合的な交通体系検討会」の第2回目の会議が6月25日に開催された旨、ご報告を受けました。構成員はその方面における専門家の方々ということでありますが、横浜市内で近年開業した鉄道路線の整備効果の検証や将来を見据えた交通にかかわる課題を討議し、今後の事業採算性を取りまとめるとのこと。鶴見駅は昭和40年代から、多くの先輩諸氏が中距離電車の停車を要望してきた経緯があります。実際に鶴見駅を利用している市民の方々の目線や要望というものを十分に把握された上で、机上のみの議論とならないような検討会になることを切に願うものです。