救急車要請時の施錠に関して
市民から救急車要請についてご質問をいただきました。先日、一人暮らしの高齢者が救急車を呼ぼうとした際、自宅の施錠が心配で救急車要請をためらう事例があったとのことで、今日消防本部に伺ってどのような現場対応をされているのか確認してきました。↓
◉ 最も多いケースは、本人に意識があり話ができる場合で、可能な限り救急隊員が玄関の鍵を閉めてくるようにしているそうです。
◉本人の意識がなかったり、鍵の置き場がわからない場合は、救急隊員が現場に居合わせた近所の方や民生委員さんに家族等に連絡してもらうようお伝えしているそうです。
◉地区よっては「救急情報キット」の取り組みをしており、緊急連絡先等が入った筒を開けて救急隊員が連絡をされています。
◉本人の意識がなく、近所の人や民生委員さんも現場におらず、カギも見つからずどうしようもない場合は、一旦玄関の鍵を救急隊員が閉めて勝手口から出てくることもまれにあるそうです。
いずれにしても、まずは救急搬送が最優先ですが、できる限り救急隊員が玄関の鍵を閉めるようにしているそうですので、緊急時にはためらうことなく救急要請をしてほしいとの事でした。