四日市市では、2023年4月から完全給食提供開始を目指して、複数の事業者から8月7日に事業提案を提出して頂く運びとなりました。
これは、市内全22中学校の生徒に約9,000食(アレルギー対応食含)提供することになっております。
建設にあたっての課題は様々ありますが、その一つとして地元地域へは「匂い」の抑制と子ども達への交通安全の確保(小学校・保育園隣接)があります。事業者には、徹底した対策が求められます。
2018年4月に公明党会派で、先進事例の視察に青森市の給食センターにお邪魔してきました。小学校給食センターと中学校給食センターは併設されており、市内小中学校64校中50校に提供しております。郊外の工業団地に位置しており地域への「匂い」「交通安全」に対する課題はありませんでした。
※詳しくは視察報告書参照 20180411青森市小学校給食センター
昨今は何十年に一度の豪雨が毎年のように発生しており、南海トラフ大地震もいつ起こるかもわかりません。このような災害時に、この給食センターを有効に活用するべきだと考えております。
災害が発生した場合は速やかに給食センターを再開しなければなりません。
当然、中学生に給食を提供するのが第一義です。
学校が再開していない場合は、学校の体育館等の施設は指定避難所になっており多くの避難者が避難しております。
避難者に温かい食料を届けるのは、災害時の大きな役割として期待されます。
これには、特別な機材は必要ありません。
まずは、危機管理室と教育委員会が給食センターの災害時の役割りについて、しっかりと協議が必要です。
そして事前に関係者等との協議や協定を結ぶことで、支援が可能となります。
例えば、給食センターはプロパンガスを使用しますのでプロパンガスの優先的供給の協定締結、北勢市場や地元スーパー等からの災害時食材提供の協定締結等の準備をしておきます。
また、給食配送のトラックを活用して備蓄倉庫や救援物資ターミナル等から避難所へ支援物資を届けることも大きな支援となります。
こういった事前の協議・準備により給食センターが災害時に、市民に対して食料や支援物資を提供することが出来ます。
2023年4月給食センター運用開始まで、まだ時間があります。
安全・安心で美味しい給食を市内の中学生に提供するのは、当然のことです。災害時にも四日市市民のために「食」をとおして希望となる施設にしていきたいと考えております。
新型コロナウイルス感染拡大で、街頭演説活動を自粛しておりました。
先日より、毎週土曜日午前の定点3ヵ所街頭演説を再開いたしました。1ヶ所目はあかつき台中央交差点です。何台かの車から手を振ってのご声援を頂きました。中でも信号待ちで停車の車からは窓から手を出して手を振って頂きました。大きな力を頂きました。ありがとうございました。2ヶ所目に地元羽津の別名5丁目交差点で行っておりましたら、同級生が車で通りかかりわざわざ車から降りてこちらまで声をかけに来て、握手ではなく肘と肘でエールを頂きました。3ヵ所目は本拠地アラキヤさん前交差点です。
今回から、ハンドマイクではなく「ヘッドセットマイクロホン」を活用して行いました。片手は公明党ののぼりを持っていますが、もう片方の手は手を振ったり手を動かしながら語りかけるように演説をすることが出来ました。しかもワイヤレスですので大変便利です。
これから感染状況を考慮しながら、街頭演説をとおして広報活動に頑張ってまいります。
2月23日(工場夜景の日)に100人規模での「四日市コンビナート夜景クルーズ」を開催したのを最後に新型コロナウイルス感染拡大の影響で約5か月間休止しておりました。
ようやく、7月17日に感染防止対策をする中で、夜景クルーズが再開されました。
今回の再開にあたり、事業主催者から「感染防止対策をしながら事業を再開するにあたって、行政から側面的何か支援はないだろうか?」と相談を頂いておりました。
担当部長・課長と協議をする中で、担当者が事業者とも様々協議をして頂きました。その結果、以前から要望を頂いておりました待合室のモニター設置(四日市市のPR動画等の放映)して頂きました。また、マスコミへの情報提供でテレビ局とラジオ局各1社が取材に来て頂きました。
お客様には、受付で検温と体調確認そしてマスクの着用等の感染防止対策をお願いし、定員34名のところ密を避けるため15名に限定して行われました。もちろんスタッフ・マスコミの皆さんも万全の体制を取っておりました。8月からは、状況を見ながら定員を検討していくようです。
また、「こにゅうどう君」も応援に駆けつけてくれ、お客様と触れ合ったりして場を盛り上げてくれました。そして、クルーズ船出向のお見送りもしてくれました。
以下のURLは、ドローンを使って四日市市が作成した四日市コンビナート夜景です。ご覧ください。
7月12日(日)浜田地区にて、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた避難所運営訓練が行われました。
これは、6月定例月議会総務常任委員会で、この運営ガイドラインのたたき台が示され様々議論がなされました。その中で私は、「一度、このガイドラインを基に運営訓練が必要ではないか」と提案し、この訓練が実施されました。
避難者が避難してきたときに、受付でまず検温し体調不良かどうか問診します。体調不良の場合は専用エリアでの避難待機になります。また、その時は対体調不良でなくても、避難時には3密を避けて段ボール衝立や簡易テントで密を避け、一定の空間距離を保つようにします。
課題としては、3密を避けるため避難所の収容人数が大幅に減少するため、避難所の空間を最大限有効活用してどのように避難者が3密を避けて避難待機するかという事(自宅や知人・親戚等のお宅での分散避難も含めて)と、災害時にこれだけの避難所開設・受け入れ準備ができるかだと思います。
浜田地区防災アドバイザーの三重大学川口准教授は講評で、①今回は地区の防災役員・市職員が大勢で事前の準備がなされたが、災害時には絶対的に人手が足りない ②今回の訓練を通して、多くの課題が浮き彫りになったのでしっかりと検証しなければならない等のご指摘がありました。
今後、議会でも委員会で今回の避難訓練をしっかり検証し、市民の皆様が災害が起きても命を守れるよう、議会全体で更に取り組んでまいります。