3時間が短く感じました✨
鶴ヶ島市議会議員研修
ちなみに、議員互助会主催です
土山希美枝法政大学教授
3時間強でそれでもマキマキでしたので、今までセミナーで伺ったのは相当短縮版だったのだと本当に勉強になりました。
鶴ヶ島市議会の様々な取組が、ガチっと何かとギアがかみ合ったように感じました✨
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20250210土山希美枝法政大学教授
ローカルマニフェスト推進連盟でのセミナー、市議会議長会研究フォーラム、市民と議員の条例づくりセミナー、土山先生の講義は、いろいろ伺い、著書も読んできましたが、
今回は、みっちり3時間コースそれでも巻き巻き気味(^-^;今までのセミナーとかは相当苦労して短縮されているのだと思いました。
僕が議長を務めていた時は、氏をお呼びする勇気がありませんでした。鶴ヶ島市の議会改革がまだまだという現実を突きつけられると思ったからです。
今回、委員会での所管事務調査が何十年ぶりに復活し、議員一人一人が動き出したからこそ、氏の話の内容もさらに意味があったと感じました。ちょうど、いいタイミングだったと思います。
政策は、正解がない、だから決断という契機が大切。正解がないからこそ、議論が必要。
執行部も議会も住民の為に政策を作り出していく。しかし、議会としての取組がなければ、更にそれを知ってもらわなければ、何をやっているか分からないーだからいらないという不要論につながってしまう。
何が必要不可欠かー何が政策効果が高いかーー正解はない、未来は誰も分からない。でも、決めなかればならないー議論が必要(正解が分かっている時の議論は無駄な時間ともいえる)
議会が信託を受ける為には、わがまちの政策制度を議会が議論と決断でよりよい状態にしていることを示すこと。議会がいるからこそ、行政だけよりよくなっていると評価を得ること。
2011年頃から一般質問力研修。
上手くいかなかった質問を題材に1時間半のワークショップーアドバイス 議論大切
そもそも一般質問は、法律も条令も根拠ではない、会議規則による議員のパフォーマンスの場
たかが一般質問
されど一般質問 知見と活動の集約、まちの課題の争点提起
自治体とは政策議会-政策と制度のネットワーク 日常うまく動いていると気づかない
自治体は市民が必要としている事しかできない(権力の乱用か、サボタージュか)-全て個別事業に分けられる
課題、目的、手段
事業―施策―政策
機能しない一般質問
窓口質問(窓口でも聞ける数字の確認とか)
論点を入れ過ぎてしまう質問
個別すぎる質問
論拠や根拠のない批判の質問
隣の芝生は青い質問
国や県の事聞く
政治信条の演説
前置きの長い
執行部へのお礼は必要か→評価へ
行政の行政の無謬に乗りかかるー確かめ役、追認、メンツをつぶさないー議員の気づきを政策にするルートが不足。
質問は 事実―分析―主張で構成される
監査的質問 取り上げる現状がなぜ問題なのかという問題意識を伝える
政策提案質問
つまり いい質問とは
まちをよりよくする為の争点提起になっているか
監査機能 政策提案機能を果たしているか
議論は、納得を引き出すものになっているか
政策資源としての一般質問一人の問題提起を議会の問題提起に。
その後、質問や気づきについてワークショップ。
情報として、レファレンス、Dfile、同志社大学条例webアーカイブス、過去の改正前の条例なども見つかるWARPなど教えていただきました。
吹田市議会での関連質問とか、芽室町議会の所管事務調査、別海町の取組、鷹栖町の広告なども議員には新鮮だったようです。
僕は知ってましたけどね(^^;
濃厚な時間でした。朝、京都から鶴ヶ島へ、そして、これから京都の住まいに戻られるとの事
タフさとバイタルティに舌を巻きつつ、貴重な学びの場となりました。