予報通りの寒い朝
鶴ヶ島市における特別支援教育
鶴ヶ島市議会の議会報告会において、
特別支援学級にに通う保護者からケースワーカーの相談業務の充実や学級運営補助員の要望などがありました。
議会報告会終了後、市議会の政策検討会議で報告会ででた様々な意見や質問、要望などへの対応が話し合われますが、議事録自体は市議会HPに掲載され、この特別支援学級については、鶴ヶ島市の特別支援教育は、全小中学校に特別支援教室があり、通級指導教室に他市町のお子さんも通うなど充実している認識はあったものの、その実態について、政策説明会の場で報告を求める事になりました。
子ども一人一人の自立と社会参加を見据えて、その時点での教育ニーズに最も的確に応える指導を提供できる多様で柔軟な仕組みの整備に取り組んでいる
特別な支援を必要とする児童生徒
進学先は、公立小中学校か特別支援学校
小中学校 通常の学級+通級指導教室(発達情緒/難聴言語障害)
もしくは、特別支援学級(知的障害/自閉症情緒障害)
特別支援学級 1クラス8人
市就学支援委員会
支援が必要ではと担任、保護者で認識、共有➡スクールカウンセラーと連携(以下SC)➡WISC検査(8時間程度必要、民間の病院などでも受けられるが、かなり混んでいて半年待つことも)などSCにより実施し、就学支援委員会に出す資料用意➡教育センター➡就学支援委員会での審議➡学校、保護者で話し合い、合意形成を図り、学びの場を決定する
注意深く丁寧に、最後に保護者の意思最優先に決められる。
普通学級から途中で変わる事も
通級指導教室、増加傾向
難聴・言語教室は市内1校、発達・情緒は3校なので保護者が送迎しなくてはならない。特に中学生は他校に行くのを嫌がる場合多。
※全校設置が必要
特別支援学級
特に自閉症・情緒学級は増傾向
スクールカウンセラー
相談件数 小学校2076件/年 中学校1144件/年 60分を40分単位で実施している。WISC検査53件実施もR3末には15名検査待ちが生じている。
※SCの勤務日数増加が必要
鶴ヶ島市は、2017年11月当時小学校6年生の女子児童がいじめとの関連性が強いとの報告がありますが、自殺するという痛ましい事が起きてしまっています。
その対応として、全校に市費でスクールカウンセラーの配置や相談員、学級運営補助員の増員やハイパーQUなどを実施しました。
その後も、現在至るまで、市費での増員等のレベルを元に戻さずいます。
その鶴ヶ島市でも、通級教室の充実やSCの勤務日数のさらなる強化が必要な実態を改めて知りました。
市民の声を伺い、それをそのままにしない「もっと確かな議会に」への取組をさらに進めていきたいと思います。