お母さん、ありがとう
10月26日に母、山中重子(享年82歳)が亡くなりました。
本日11月1日、一般焼香の時間を取らせていただいての家族葬という形で通夜を行いました。明日は告別式、火葬となります。
コロナ禍の中、大阪の母の兄弟や家族と別れの時間をとる事ができ、市長や地元元代議士、懐かしい蒲田の方々、そして同志の皆さまに見送っていただけて母も喜んでいると思います。
葬儀での素敵な花の祭壇や母の好きな曲や思いでの写真なども有難く思います。
2カ月前から鶴ヶ島市の施設で安らかな日々を過ごしており、きっと長生きしてくれるだろうと信じていましたが、突然のお別れでした。
今は静かに手を合わせたいと思います。
当初の予定なら10月26日にまだ住民票が残してある実家の蒲田に帰り、不在者投票とインフルエンザワクチン接種をする予定でした。介護認定見直しの為に健診をしたら、炎症の値がでているからと肺炎を疑いましたが、肺炎ではなく、原因不明ながら点滴で抗生物質を投与してみましょうと1週間程度で戻るつもりで入院したところ、入院3日目で大動脈解離を起こして、駆けつけた時には、心臓マッサージで脈を保っている所でした。
当初の予定でしたら、実家への道程で亡くなっていたかもしれませんし、選挙中でしたが、予定を空けていた為にすぐに対応する事ができました。
心臓マッサージをやめると静かに脈が止まりました。何か話しかけてあげてください。耳はまだ聞こえていますから、と看護士さんが促して下さり、呆然としていたのを我に返り、「お母さん、ありがとう」と言えたことが、今心の支えとなっています。
残された者が幸せならば、故人は幸せ、恩師の言葉が胸に蘇ります。