公明党 鶴ヶ島市議会議員 山中もとみつ(山中基充)の公式ホームページ

愛媛県西条市への視察

未分類 / 2019年10月29日

第14号全国市議会議長会研究フォーラムin高知
に前乗りするのを活用して、愛媛県西条市へ。
高知空港から片道1時間40分の道のり、結構ハードでした。
夜には議会報告会が予定されているにもかかわらず、快く視察をお受けいただいた事に感謝、時間を勘違いしてスタートが遅れるというご迷惑をおかけして申し訳ない限りです。4CB6B437-2EE5-41BF-BD87-E498F92AD7B1
庁舎は半分2年前に新調されていて、県内産の木材を使用した素敵な空間で
1コミュニケーションロボットを活用したゆるやかな高齢者の見守り支援/ブルーツース端末を利用してスマホでの高齢者支援
2 ICT教育推進事業
について研修しました。

西条市の高齢化率は平成31年3月現在で31.7%、3人に1人。2040年団塊の世代ジュニアが後期高齢者になる時が、高齢化率のピーク。

さらに、2025年認知症の方は高齢者の20%になると予想されている。

コミュニケーションロボット「パペロアイ」は、それ自体にワイハイ機能があり、市外に住む家族が操作をして画像を移す事もできるし、定期的にメールでお知らせをする。高齢者の質問に答えたり、話しもできるものでNEC製。

F3AA5722-EF42-4F21-B30E-7922C4C03393 特にスマホを使えこなせない高齢者のスマホの代わりとなり遠くに住む家族とのコミュニケーションを得るものだと思いました。

今は、西条市に高齢者が住み、市外に家族が住む家庭だけが対象との事。

毎月の通信料4500円と市が半分補助するが初期の38500円(共に税別)の費用がかかる。市の予算30台を見込んで476万1000円との事。

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スマホを活用した高齢者見守りは、特に徘徊してしまう高齢者の見守りと発見にブルーツース端末(エーザイ製薬)を活用し、協力者のアプリをインストールしたスマホがそばを通った時に、位置情報を家族にメールで知らせるもの。スマホの持ち主は、自分のスマホが役に立ったかは分からない。

毎日充電が必要なGPS端末ではなく、単体で1年以上電気が持ちしかも相当軽いブルーツース端末を活用する所が素晴らしいと思いました。お出かけ支援ツール「MeーMAMOIRIO」

予算は186万円9000円、これは、店舗など固定スポットを設置する事が大きな割合との事。スマホの輪を広げた方がいいと思いました。

2西条市における教育情報化の取り組みについて

教育の情報化は、国の方針でもあるが、西条市はそのトップランナー。

授業や校務の情報化に当たっては、教員によるプロジェクトチームが現場発の意見を出し、校務支援システムを導入したら改善は進んで、生徒と向き合う時間が増えて、トータルの大変さは変わらないものの成果をあげている。マイクロソフトの教育クラウドシステム、鈴木校務など活用。

一方、家に持ち帰っての作業ができなくなったので、テレワークシステムを導入するなどで発展的に課題を解決されている。

ただ、文科省が掲げる1人1台のタブレット、せめて、3クラスに1クラスの実施は、実現できておらず、渋谷区や大阪市、奈良市などを参考に取り組んでいかれるとの事。学習系と校務系の情報をシンクロさせる事により、生徒個々の学習の弱い所強い所が分析できるなど今ある情報も活かせるとの事。

いろいろ具体的な話も聞け、その上で鶴ケ島市でもまだ間に合うかもしれないという感触も得ました。

改めて、西条市の皆様には、充実した視察となった事に感謝致します。ありがとうございました。

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