公明党 鶴ヶ島市議会議員 山中もとみつ(山中基充)の公式ホームページ

令和元年第3回定例会

未分類 / 2019年9月20日

9月議会は決算議会。文教厚生常任委員会副委員長として、国保、高齢者医療制度、介護保険と特別会計の決算の賛成討論をしました。委員会では、危なかったですが、これまで、誰かがやってくれる(場合によっては、職員に書かせている?!と思われるティピカルなものも…)、人任せだった事を猛省。これも、ある種のマンネリだろうか。

総務産業建設常任委員会の審議は低調。議案第47号 鶴ヶ島市印鑑条例の一部を改正する条例については、結婚しても旧姓のまま、保険や銀行口座も旧姓のままにできるようになったもので、「住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、氏に変更があった者からの請求により、旧氏が住民票に記載されることとなったため、印鑑登録においても旧氏が用いられるようにした」審議は、質疑なく、討論なくだった。
一本松と若葉西口区画整理は平成31年度終了の予定が5年間計画を延長する予定だったが、詳しい質疑はさほどなし。こちらは、いろいろな場面で説明受けているかかもしれない。
文教厚生常任委員会では、国保、介護の決算で質疑した。高齢者医療制度は、広域なので、事業も広域連合により、市の手を離れたが、普通徴収の収入未済への質疑があった、年間年金18万円以下の方など…制度自体を否定するのだから、理由はなんでもいいのだろうか。
予算決算常任委員会での決算審査は、決算なのに、事業の中身を聞く質疑が多かった。それは、予算審議ならあると思うが、知らないで予算を認めたのかという事になりかねない。予算に反対した人もそれを知らずに反対したんかいって突っ込みが聞こえそうだ。
でも、議員全員参加の委員会でボリュームがあり、いろいろな角度の質疑には、学ぶことも多い。

山中基充の賛成討論
「一般会計決算賛成討論
議案第55号平成30年度鶴ヶ島市一般会計歳入歳出決算の認定について
委員長の報告は認定すべきことに決したということでしたが、私も、公明党を代表して
認定すべきに賛成の立場で討論を致します。
平成30年度は、齊藤芳久市長にとって年度当初からの初めての予算でしたが、それは、ごく平凡なスタートラインではなく、多くの課題に向き合いそして取り組まねばならないものでした。
就任して、間もなく、市内小学校で当時小学校6年生の女子児童がいじめを原因としての死亡事故、これは、執行部の強い思いからか、子どもたちが卒業する前に、第三者委員会の答申がでています。また、4件の交通死亡事故の発生、特に事故後24時間を経過して亡くなった2歳児の事故もあえて、市では事故件数に含め対応されました。
そして、農業大学校跡地の活用も地域未来投資促進法を活用して動き出し、また、懸案だった市内企業の養命酒跡地への誘致の課題もありました。
それらの課題に、教育相談いじめ防止対策、交通安全対策など具体的な取組や農大跡地への大手企業誘致も順調に進み、関連する実証フィールドで期待される施設へに対応の準備も行われ、積水金属の養命酒跡地への誘致も決定するなど、効果的に取り組まれたことには敬意を表します。
財政に関しては、市税収入は、景気の良さや雇用の良さを裏付けるように堅調ながらも、社会保障費はのび、公共施設の老朽化にともなう空調の更新などの維持費が増大するなど、今後は、今までの経験値だけでは乗り越えらないであろう波浪の航路を予感させるものです。
どこまでも「住民の福祉の増進」を羅針盤として、決算審査での議員からの提案に真摯に答えていただきながら、進みゆかれることをご期待し、賛成の討論とさせていただきます。」

一般質問

「1 健康寿命を延ばせ!骨折対策の充実を

健康寿命は、健康上の理由で日常生活を制限なく過ごせる期間で、男性が72.14年、女性が74.79年といわれています。しかしながら、健康寿命と平均寿命との差は、男女ともに約10年あります。
健康寿命を延ばし、平均寿命との差をできるだけ短くすることが大きな課題といえます。
公明党鶴ヶ島市議団は、市議選でのマニフェストに「いきいきと暮らせる鶴ヶ島へ」「フレイル予防の推進、健康寿命を伸ばす取組の充実」を掲げております。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護の原因は、
1位「認知症」、2位「脳血管疾患」、3位「高齢による衰弱」、4位「骨折・転倒」、5位「関節疾患」
であり、4位と5位を合わせるといわゆる「運動器疾患」の占める割合が最も多くなります。
フレイルは高齢による体の虚弱全体をさし、ロコモティブシンドロームは、そのうちの運動器の障害により移動機能の低下をさすものであると理解しますが、私たちの健康寿命を高め、生活の質(QOL)を高めるためには、運動器の障害を早期から予防することが非常に大事になります。

すぐには、死に至らないが、身近で誰にでも起こりうる骨折対策である骨粗鬆症対策は、介護保険スタート時には、老人保健事業の推進において骨粗鬆症についてと載っていたものの、今は、なおざりになっており、アンケート調査では、都市部で24、2%、地方で19、1%しか政策的位置づけを行っていません。

しかも、要所見の高リスクに対するフォローは、半分程度。検診はやっても回復への努力はしていないのが実態です。

一方で、医療費は骨折関係が一番かかっており、介護負担でも認知症と並び高負担になっています。

また、ビスホスホネート薬など骨粗鬆症治療薬の有効性が認められており、早めに察知し、必要な治療を開始することが必要かつ有益です。

鶴ヶ島市での健康寿命を伸ばす取組、介護予防やフレイル予防、その柱に骨折予防を置くことが必要ではないでしょうか。

(1) 鶴ヶ島市の骨粗鬆症検診とその実績について
(2) 検診後のフォローについて
(3) 骨・関節疾患の要介護状態の原因としての市での状況は。
(4) ロコモティブシンドロームへの取組について
(5) 骨折予防を医療、介護予防の対策の柱に。

 

2 不妊症治療について
2010年の資料ですが、日本における不妊カップルは6組に1組、さらに体外受精や顕微鏡授精などの生殖補助医療(ART)によって生まれた子どもは2013年の資料で4万2554人、これは、出生児の約24人に1人が不妊治療により生まれたことになります。

不妊治療の悩みには、「身体的負担」「精神的負担」「経済的負担」「時間的負担」があると言われます。特に治療と仕事との両立は、通院が頻繁に必要で、しかも体調により予定も前もって決めづらいなど、周りの理解と協力が不可欠であり、また、高額の費用が必要であるために、仕事を休めないというジレンマが伴います。

不妊治療には、保険適用のタイミング法、適用外の人工授精、そして、適用外の体外受精や顕微授精の生殖補助医療(ART)の段階を踏みますが、生殖補助医療(ART)でも妊娠率は約30%といわれ、年齢や個人の背景によっても異なります。

不妊治療費助成事業としていろいろ条件がありますが、埼玉県として43歳までを対象に特定不妊治療に上限15万円(初回のみ30万円)など、鶴ヶ島市の助成事業は、35歳までの県の補助事業を上乗せし43歳まで10万円上限の助成をしております。

しかし、経済的支援としても実際にかかる費用からみると十分とは言えず、仕事と治療の両立などへの精神面へのサポートは、個人の努力に委ねられているのが実情です。

(1) 静岡県内の自治体では、人工授精への助成を行っておりますが、
埼玉県内の鶴ヶ島市を含めた自治体の人口受精助成の状況と今後の取組について

(2) 何よりもカウンセリングなどの充実で、精神的なサポートが必要だと思われますが、市としての相談業務の取組とその充実について

(3) 平成29年から市での不妊治療助成、平成30年から不育症検査費助成がスタートと取組が進んできていますが、市としての更なる不妊治療助成への考えとこれからの取組について。

 

3 自転車の安全な利用に関する条例の制定について

平成30年4月1日現在、県内で自転車の安全な利用に関する条例は、63市町村のうち19市町が条例を制定しています。埼玉県でも条例を改正し自転車保険加入を義務付けました。

平成24年に鶴ヶ島市立富士見中学校の生徒が、中学生社会体験チャレンジで坂戸・鶴ヶ島消防組合に行く途中にトラックに巻き込まれ亡くなるという痛ましい事故が起きました。
事故は、坂戸市内で起き、ニュースなどでも、坂戸市で中学生が自動車事故で死亡と報道され、鶴ヶ島市の中学生が、しかも社会体験チャレンジという公の行事で行く途中にも関わらず、記録にも坂戸市の死亡事故として残るだけのようでした。
坂戸市は、坂戸市自転車の安全な利用に関する条例をその後制定、それを拠り所として、具体的な死亡事故防止対策として市内中学生への乗車用ヘルメットの貸与を開始しました。
一方、鶴ヶ島市は、県条例8条第2項に「児童又は生徒の保護者は、その児童又は生徒に対し、乗車用ヘルメットの着用その他の交通安全対策に関する自転車交通安全教育を行うよう努めなければならない」と謳われている事等を理由に、県条例で十分と未だ制定されておりません。

また、昨年、PTAと議会との懇談会が行われ、既に鶴ヶ島中学校では着用が義務付けられて、保護者が購入している乗車用ヘルメットについて、坂戸市同様の取組を強く要望されており、懇談会を受けての市民の意見を踏まえた議会から市への政策提言で「子どもの安心・安全の確保について」にその意義が込められております。

この度、新中学校1年生に乗車用ヘルメットを購入するという補正予算が出されておりますが、小学校の卒業記念品という位置づけです。
平成29年4月に日高市でも自転車の安全な利用の促進に関する条例を制定し、ヘルメット購入への助成を始めました。坂戸市、日高市とも65歳以上の高齢者への補助も行います。県条例には、児童生徒と高齢者が並列で取り上げられており、高齢者への対応も必要だと考えます。

県条例が求めるものに対応する為にも、財政出動を今後継続して行うのであれば、その拠り所を自転車の安全な利用の為とする為にも鶴ヶ島市自転車の安全な利用に関する条例の制定が必要ではないでしょうか。

(1) 平成23年の富士見中学生の事故に対する市の取組について
(2) 富士見中学生の事故に対する教育委員会の取組について
(3) 乗車用ヘルメット購入の経緯とその政策的裏付けについて
(4) 高齢者の乗車用ヘルメットへの取組について
(5) 県条例には、ヘルメットに関しては、保護者や家族の努めとしか定められておらず、坂戸市条例には、11条第5項に市の講ずべき事として定められています。鶴ヶ島市としての条例制定について。

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「一般質問終了にあたり

骨折予防は、これからの中心となる流れ、今回は、イマイチですけど、やがて、実を結ぶと思います。

不妊治療も体外受精の前の人工授精への助成も千葉や神奈川、群馬、東京都と埼玉以外では広がってきた、これもやがて実を結ぶはず。

自転車安心条例は、政策の裏づけは必要だとおもうので、こちらで何とかしたい(^-^;

https://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/page001120.html 」

 

議会改革

議会報告会について、富士見支え合い協議会、青年会議所、そして鶴中生徒会の事前インタビュー

議会報 表紙裏表紙のカラー化が決定 UDフォントを導入方向に。

 

忘備録

議会報委員会で、学級崩壊的な議員が、委員長に許可なく電話をしたり、話に行ったり、情けない。

市長が、議会にはいろいろ話すと話が漏れると発言。議員から議長が納涼祭でまだ予算も決まってないことを話したと発言、特に混乱は起きず。

チーム議会を目指すには、まだまだ課題が多いと改めて思う。でも、前を向こう。

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12年目の議会報告会、是非お越しを!

未分類 / 2019年9月20日

9/28午前10:00~鶴ケ島市役所3階の議場にて市民と議員の懇談会を開催します!
テーマは「10年後の鶴ケ島市、鶴ヶ島市議会」
事前にインタビューした3団体(支え会い協議会、JC、生徒会)の映像も披露します。
埼玉県で初めて議会報告会を開いた鶴ケ島市議会の12年目の挑戦、是非ご参会ください!

https://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/page006290.html

9月議会が閉会

未分類 / 2019年9月20日

本日、議会最終日
午前中には終わるずに、議会報をいれると夕方4時までかかりました。
変な緊張感と人の心の負な部分が見え隠れして、疲れましたが、それでも前を向こうというファイトも沸いてきました。
悩みの薪を燃やすからこそ明るく人を照らす強い自分になれるって事だと信じたい^^;