第41回『都市問題』公開講座
第41回『都市問題』公開講座に日比谷公園前の日本プレスセンターに伺っています。
最寄りの駅は霞ヶ関駅。
今回のテーマは、地方創生、この道しかない?
先ずは、後藤・安田記念東京都市研究所理事長の新藤宗幸理事長の挨拶から。
基調講演 ジャーナリストの松本克夫氏
地方創生。何が的なのか?地方創生は、人口を指標に経済大国維持が眼目か?人口が減少する中で、人口の奪い合い。
国がやるべきことは、人口減少を緩やかにすること、今でも町村の人口は全体の1割。
グローバル企業がやりやすいようにが、国家戦略特区。外人には外人の医師が見ていいとか。農業も大規模化。農地を貸した農家は、地方に居続けなくてもよくなる。東京一極集中の方向。文科省、4キロ以内歩いて1時間統廃合、今度はスクールバスので1時間。政策同士の整合性がない。
地方創生には、中央集権的なものを感じ、その中央の政策は色々な戦略が交差してまとまっていない。という事だろうか。
パネルディスカッション 西村美香成蹊大学法学部教授(司会)、山下祐介首都大学東京大学院人文科学研究家准教授、下山克彦中国新聞社報道部長、松尾雅彦カルビー株式会社相談役、NPO法人日本で最も美しい村の連合会長、牧野光朗長野県飯田市長
ここでも、批判的な意見が続く。カルビーの元社長さんだけが持論を展開、案外面白い。結局、地方創生自体が漠然としているので、批判も意見も漠然とした感が否めない。で、質疑はしませんでした。