生活産業建設常任委員会調査の経済環境部関係です。

稲美町には88か所のため池があり、概ね5年ごとに専門技術者が管理者立ち合いのもと、点検を実施してます。

昨年度点検が実施され、要保全計画が必要なため池として14か所判定されました。新たに判定されたため池は、亀ケ池(下草谷)、木谷池、荒内池、見谷下新池、中場池、愛宕池、上棒池、亀ケ池(向山)の8か所です。

即改修が必要というわけではありませんが、今後は保全計画をたてる必要があります。

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マーキングしている箇所が警戒ため池

 

また、高砂市で現在整備工事中の広域ゴミ処理施設の現場を視察しました。

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既存の施設を解体中です

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周辺に泥で汚さないよう、出口には工事用車両のタイヤが洗えるようになっています。

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解体工事だけで2年近くかかります。ダイオキシンなどの有害物質が周辺に拡散しないよう、まず、建屋を密閉して内部の灰などを除染してから建屋の解体にかかるからだそうです。

5月18日に生活産業常任委員会が開催され、地域整備部関係では今年度の主要事業計画などを調査しました。

橋梁補修計画では、

稲中橋(岡)

橋梁補修稲中橋4

路肩部分が破損して危険

橋梁補修 稲中橋

兵庫橋(中村)

橋梁補修兵庫橋橋梁補修兵庫橋2

町道167号1号橋、町道176号1号橋(稲美野荘園)

橋梁補修稲荘2

わかりにくいですが、道路の下に水路があり、道路に亀裂があります。

橋梁補修稲荘3

 

町道273号1号橋(向山)

橋梁補修向山

以上の橋梁で補修計画があります。

また、町道維持補修事業では、

町道359号線道路改良(岡)

交差点改良岡

町道428号道路改良(琴池)

交差点改良琴池

などで、道路拡幅等が予定されています。

 

また、水道事業では、西部配水場が更新されます。稲美中央公園に囲まれた場所ですので、景観に配慮するよう求めました。

また、いなみアクアプラザの現地調査を行いました。

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老朽化している西部配水場

 

稲美町まち・ひと・しごと創生推進委員会を傍聴しました。

同委員会は稲美町におけるまち・ひと・しごと創生を効果的かつ効率的に計画し、推進することについて、総合的かつ専門的な見地から意見を聴取するために設置されています。平成27年度に少子高齢・人口減少社会の克服と活気ある稲美町の創生を図ることを目的として稲美町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しましたが、その実行計画であるアクションプランを策定し検証しています。

委員には商工業者・農業者・行政・金融・学識経験者・労働団体・マスメディア・自治会。福祉団体・女性団体・公募委員で構成されています。

傍聴していくつか所感を述べたいと思います。

①町はこの数年、子育て支援や教育に 力を入れてきた成果もあり、子育てに関する満足度が上昇しています。子ども医療費無料化の拡充や自校直営方式の給食などが功を奏していると考えられます。子育て世代の委員さんからは、土日休日に子どもと一緒に居られる施設を望まれていました。子育て支援施設が新たに計画されていますが、よりニーズに添った施設になるよう取り組みを進めたいです。

②逆に交通アクセスの不便さで稲美町への定住促進の足かせになっていることは否めません。デマンド型乗り合いタクシーの導入が待たれますが、私個人としては高齢者向けのバスタクシーチケットの拡充はかなり好評なので、そのよりいっそうの充実のほうが良いのではと考えます。

③農業体験や名産品、町の文化財などをめぐるバスツアーなどの企画について町の支援を求める意見がありました。観光については今後の課題です。

④ハローワークの委員さんからは、加古川・高砂・播磨・稲美の有効求人倍率は1.03で県や国と比べて低い。特に70代で職を求めておられる方が多いが職につくことができない。との意見がありました。高齢者の働く場の創出が鍵になります。

⑤商工会の委員さんからは、町で620の会員さんがいるが、毎年20件ぐらいずつ脱会される。その理由は後継者がいないとうこと。商工事業者の高齢化が進み、今後は事業承継への取り組みが重要となる。

⑥金融機関の委員さんからは、稲美町の事業者の進出できる土地があるのか。1億円以上の投資を行った事業者の町の補助制度があるとなっているが、1億以上の投資となると町内の事業者では、めったに無いのでは。もっと町の事業者の実態に即したほうがよいのでは。との意見がありました。

 

以上、私が聞き取った範囲ですのでデーターは正確ではない可能性がありますが、まことに示唆に富んだ会議でした。議会でもしっかりと議論していきたいと思います。

神戸新聞H30.2.20付社説「政活費判決/制度の必要性から見直せ」

 

政務活動費の金額の妥当性。これについては、月数十万円の県議会や政令市議会と活動費なし~月数万円の小規模市議会や町村議会では、天地雲泥の差があります。(稲美町は月1万円)すべての地方議会で多すぎると一概に断ずるのは間違いです。
使途の透明性。兵庫県議会議員の詐欺事件を発端に各地方議会で収支報告書や領収書の公開、前払いの廃止など透明性の確保をしようとさまざまに取り組んでいます。しかし、その間隙をつく詐欺議員が出た今回の事件はとても残念です。

しかし、詐欺議員の犯罪をもって、政務活動費そのものの必要性まで問うという神戸新聞の論調には賛同できません。全国の大多数のまっとうな地方議員は我がまちを良くし、住民の福祉の向上を図ろうと、住民の意見を聞きに足を運び、先進事例を調べ、資料を調達するなど様々な活動をしています。そのための費用は公費で賄われるべきで、その活動費を議員の自費で賄うとそれはそれで、広義の「寄附」に該当するのではと考えます。
詐欺議員やマスコミがよく好んで使う言葉、「政務活動費は第2の給料」では決してありません。

判決は政務活動費の妥当性などの判決ではなく、政務活動費を横領した詐欺事件の判決です。神戸新聞の見出しもおかしいです。

稲美町平成30年度予算案、私の提言が生かされたものを紹介しています。

2、産後ケア事業

産後うつ予防や乳児への虐待予防を図るため、出産直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行い、安心して子育てができる支援体制を確保します。

事業内容は

・母親、乳児に対する保健指導、授乳指導

・母親に対する療養上の世話

・母親に対する心理的ケア、カウンセリング等

予算598千円 国2/1 町1/2ずつ負担します。

 

私は常任委員会や予算委員会を通じてその導入を求めてきました。

2017年2月の総務福祉文教常任委員会での私の質疑

山口「国の2017年度予算において、産後ケア事業が始まる。出産後2週間から1ヵ月の間に健診を行って国及び市町村が1/2ずつ負担し、ひとり上限5000円で2回まで助成する事業である。現在180自治体が先行しているが、これを240自治体まで拡大するという。その情報は入っているか。」

答弁「県を通じて情報は入っている」

山口「こんにちは赤ちゃん事業から専門家につなぎ、そこへ補助を出すという方策はどうか」

答弁「産後ケア事業は今後の検討課題である。」

 

2017年3月の予算特別委員会での私の質疑

山口「産後うつを予防するための産婦健康診断が国のほうから補助が出るということで、一応情報は聞いているということだが、その後の検討は。」

答弁「産後うつの健診について、2回分の健診ということで国のほうから提示はされている。町内には、産婦人科を標榜する医療機関がないので、近隣市町の医療機関とも検討の機会があれば、積極的に協議の場には参加したり、また県下の動向も今後注目していきたい。  今現在、新生児訪問、こんにちは赤ちゃん事業の中で、産後うつに関連するスクリーニング、質問表によって、リスクの高い方は個別で対応している。 」

上記の質疑を通じて、産後ケア事業の導入を求めていました。当初求めていた形態とは少し違いますが、いよいよ導入されます。

2月16日に議会運営委員会が開催され、2月21日~3月19日にかけて稲美町第249回定例会の議事日程などが決まりました。併せて議案が提出され、稲美町平成30年度予算案などが提示されました。

その平成30年度予算案において、新規事業の中で私が提案してきた事業もありますので、一部紹介します。

1、コミュニティ・スクール推進事業

学校と地域住民や保護者が力を合わせて、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え、「地域とともにある学校づくり」を進めます。

平成30年度は稲美北中学校でコミュニティ・スクールの制度を導入します

・学校運営協議会を設置し開催します。内容として、学校運営及び学校教育活動への参画・支援の在り方について協議の上、地域人材の活用や地域支援活動が組織的、継続的に行われるよう体制を整備し、地域住民等の理解、協力、参画を図ります。

・コミュニティスクールを運営します。コミュニティスクールディレクターを配置し、統括的な立場でコミュニティスクールの運営、学校との連絡、活動の総合的な調整等を行います。

 

私は、2017年3月議会の一般質問において、コミニティスクールの導入を訴えました。

 

※他の事業についてはまた後日報告します。

「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する稲美町職員対応要領」が2017年5月に策定されました。
この要領は、障害者差別解消法第10条第1項の規定により、稲美町の事務又は事業を行うに当たり、稲美町職員が障がいのある人に対し、障がいを理由とする差別を行わないよう適切に対応するための基本的事項を定めるものです。
2016年6月議会の一般質問で、その策定を求めていました。

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2月13日、播磨地方拠点都市地域市町議会協議会での視察です。姫路市、高砂市、たつの市、福崎町、太子町、播磨町、稲美町の議長と議会事務局職員で香川県高松市に行きました。

1、高松市役所にて瀬戸・高松広域連携中枢都市圏の取り組みについて説明を受けました。

平成22年から取り組んでいた定住自立圏での取り組みを、平成28年度から連携中枢都市圏へ発展的に移行させています。構成市町は高松市、さぬき市、東かがわ市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町、綾川町です。

連携中枢都市圏に求められる役割として

ア、圏域全体の経済成長のけん引

イ、高次の都市機能の集積・強化

ウ、圏域全体の生活関連機能サービスの強化

が上げれます。

構想としては素晴らしいと思います。しかし、播磨圏域でも連携中枢都市圏を形成していますが、連携ビジョンや連携協定を適宜見直し、実効性のあるものにしていかなくてはなりません。

お互いに意見交換を図り、有意義なものにしていきました。

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2、屋島レクザムフィールド

旧屋島競技場が建設後50年以上が経過し、老朽化のために改築され平成29年4月に完成したばかりの施設です。

障がい者や高齢者も含めた様々な方の利用に配慮した「ユニバーサルデザイン」の視点で施設整備を行っています。今年9月には日本パラ陸上競技選手権大会が開催される予定です。

1周400mのトラックは第二種公認陸上競技場です。

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バックスタンドから西側スタンドにかけて、棒高跳びの公認競技が可能な室内競技場を全国で初めて併設しています。

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とてもすばらしい施設です。

ですが、総工費67.5億円 指定管理料500万円/月  と聞いて、う~んと唸ってしまいます。

稲美町は88のため池を有し、全国でも有数のため池集中地域です。取水面積で兵庫県ベスト5に4のため池がランクインするほど、大きなため池も数多くあります。

近年、集中豪雨や地震などにより全国で年30件ほどのため池の決壊が発生しており、その対策が急務となっています。

豪雨や地震による決壊により下流の人家や公共施設への影響を与えるおそれのあるため池を防災重点ため池として改修を行うことにより、被害の防止軽減を図ろうとしています。

稲美町の近年のため池の改修状況をまとめました。

葡萄園池 平成28年度に完了しました。堤体や洪水吐、遊歩道などを整備しました。

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風呂ノ谷池、堤体や取水、洪水吐などの工事が行われています。昨年10月にはコウノトリが飛来しました。平成31年度工事完了予定です。

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新仏池 堤体や取水の改修が行われています。4カ年計画となっています。長法池から新仏池にいたる喜瀬川(通称枯川)は川床に堆積物がたまり、水位が上がりやすくなっています。対策の必要性を感じます。

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河原山池 耐震化整備調査計画が策定されています。総事業費は概算で5億3500万円見込まれています。現在のところため池の耐震診断を行った池は受益面積の広いため池(5か所)のみが対象とのことですが、対象をより広めるべきだと考えています。

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いずれも、莫大な費用がかかり、町単独での実施は困難です。国庫補助等を活用しながら実施しています。

平成25年12月に第2次自公安部政権が誕生してから、国の国土強靭化計画のもと、着実に進んでいます。

本日の公明新聞に愛知県豊明市と刈谷市の状況が掲載されていました。参考にしたい取り組みです。

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2月9日生活産業常任委員会 地域整備部関係です。

1、平成29年度主要事業の進捗状況について

・蛸草及び印南上場地区の地籍調査は80~90%の進捗。

町内各地の町道維持補修事業や路肩カラー舗装事業は95%~100%の進捗。国費55%負担の財源ですが、国への予算要望に対し内示率56%の抑えられています。内示が得られたなった分は町費で負担しています。

・橋梁維持補修事業については私個人で事前に各現場を見てきました。

川北1号橋、橋の表面被覆やひび割れ補修を行っています。質疑で裏面も補修しているとのこと。

川北1号橋4

 

新橋は、ボックスカルバードを設置する工法です。工場で施工して現地で設置するので工期が短縮されます。構造上の強度について質疑しました。

新橋(加古)

古谷橋は、29年度は測量設計を行っています。素人目には不具合箇所はわかりにくいのですが、道路との境目に隙間やひび割れ、サビなどが発生しています。

古谷橋2 古谷橋1

西大道橋歩道橋は表面の舗装や裏面の防水を行います。今年度中に発注です。

西大道橋

 

その他の橋梁についても、平成28年に一斉点検の結果をふまえ、順次補修工事が行われます。

 

・城の池の防護柵が8月末に完了しています。

2015年9月議会の一般質問で住居地域のため池に転落防護柵の設置を求めていたものです。

これで小池と城の池の2か所に防護柵が設置されました。王子池についても防護柵の設置を要望しました。

城の池防護柵

 

その他、都市計画関係、水道関係の進捗状況を調査しました。

 

2、都市計画マスタープランについて

都計審の諮問、答申が1月31日になされ、3月議会の上程予定です。

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