視察に行ってきました
少年院に収容されている少年が保護犬を訓練する八街少年院プログラム「GMaC」を視察してきました。
GMaCとは、Give Me a Chance(僕にチャンスを)という英語の頭文字をとった造語です。
犬たちには、生きるチャンスを、少年たちには立ち直るチャンスを、という意味が込められています。
このプログラムは日本初の試みで、殺処分される運命にあった犬たちを少年院に収容されている少年たちが自分の手で犬を訓練することにより、社会貢献の機会を与え、自己肯定感を育み、もう自他を傷つけない生き方を学ばせて少年たちの立ち直りと動物福祉の両方の実現を目指しています。
本日は、実際のトレーニングの現場に入らせていただきました。
少年たちは、Sit、Down、Stayなどのコマンドを使い指示しますが、なかなかうまく犬が動かない場面も・・・・
でも、少年たちの目は穏やかで、犬を見つめる目はとてもキラキラしているように思えたのは、私だけでしょうか?
このプログラムは、彼らの心を変えているのは確かなようです。