8月最後の週末でしたが、異常に暑かったですね。杉並区でも最高気温37度の酷暑がぶり返しました。
夏の終わりの風物詩、高円寺の阿波踊りが25、26日の両日開催されました。合計1万人の踊り手さん、また100万人を超える見物客でにぎわいました。
阿波踊りは、本場徳島にも以前伺ったことがありますが、なぜか人の心を揺さぶるものがあります。踊り手の方々も本当に楽しそうに踊っていますし、見ている方も楽しくなります。暑い中での開催でしたが、皆さん大変にお疲れ様でした。おかげさまで堪能させていただきました。
***
場所を移動して、地元の小学校のお祭りに駆け付けました。終わり直前でしたが、これも恒例の花火によるフィナーレです。
学校のお父さん方の手づくりの花火です。櫓と相まって幻想的なショットが撮れました。
もうすぐ9月です。平成最後の夏も間もなく終わります。少し寂しいですが、この暑さだけは何とかして欲しいものです。
杉並区が交流協定を結んでいる全国各地の自治体の議長・副議長さんが、本日杉並区議会に集結、区の施策の視察をしていただくとともに、今後議会・議員間でも交流を進めていく旨の話し合いが行われました。こういった会の開催は初の試みです。
今回は、北海道名寄市議会・黒井議長、群馬県東吾妻町議会・浦野議長、根津副議長、福島県北塩原村議会・蟹巻副議長、福島県南相馬市議会・細田議長、東京都青梅市議会・小山議長、野島副議長、山梨県忍野村議会・田辺議長、静岡県南伊豆町議会・清水副議長の方々にお集まりいただきました。また各議会の事務局長も随行されました。
杉並区で昨年リニューアルされた杉並清掃工場を見学、その後区役所に戻り区の防災センターと議場を見学いただきました。

視察の後は、会議室にて今後の議会間の交流のあり方等について、活発な議論が交わされました。長期的なネットワークを構築していくため、代々引き継いでいく申し送り文や、お互いの自治体をもっと良く知るため現在の関係性についての俯瞰図・相関図の作成等について話し合われました。
その後は、場所を移動して「飲みニケーション」。それぞれの自治体の抱える課題、さらにそれを交流自治体の枠組みの中で補完し合えるしくみづくりなど、話は大きく膨らんでいきました。
大変充実した研修会でした。私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。
本日、杉並区の新たな施設「ウェルファーム杉並」4階の天沼区民集会所第3・4会議室にて区政報告会を開催いたしました。ほぼ定員満員の100名を超える方々にご参加いただきました。
テーマは「超高齢社会における私たちの地域と福祉」と設定しました。

内容は、
一、区政報告(中村)
杉並区でも2015年に高齢化率が21%を超え超高齢社会となった時代、これからの福祉・地域をどう考えていくかという角度でお話をしました。ポイントとして①「縦割り」から「横串へ」=今年春にオープンしたウェルファーム杉並の特色である福祉と暮らしの機関の集約化により、複合的な課題を抱えている個人・世帯をチームとして支えていく体制が整備された。②「地域」が舞台=行政や公共サービスだけではなく、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)である人とのつながりや地域のネットワークが、これからの福祉の重要な役割を担うことを訴え、これからの福祉施策はこうした分野に注力していくべきであるとお話ししました。目指すは、”幸齢”社会です。

一、ウェルファーム杉並と在宅医療・生活支援センターについて
杉並区役所有坂保健福祉部長、在宅医療・生活支援センター山田所長に同施設と関連する施策について、また区がめざしている地域包括ケアシステム等についても説明をいただきました。


一、講演(社会福祉法人 八成グループ 平野道代理事)
居宅介護支援、通所・訪問介護、障害者の相談支援、ひととき保育等総合的に福祉サービスを提供していおり、今年6月からは重症心身障害児放課後等デイサービスの運営も行っている社会福祉法人の理事の方より、彼女の豊富な訪問看護師と主任ケアマネジャーの経験から個別事例に基づき、本人・家族の覚悟や今後考えていくべきポイント等についてお話をいただきました。
参加された方からは、「大変勉強になった。有意義だった」「(ウェルファームのような)施設ができてうれしい、頼もしい」「これから自分も地域で何かできないか考えてみる」等、好評のお声を多数いただきました。来ていただいた方々にはおおむね満足していただけたようで良かったです。
体調が万全でない中、バスを乗り継いでお越し下さった高齢のご婦人、多数の友人に声をかけて車で乗り合わせ参加していただいた方、休みのところ、長時間にわたって準備・運営に協力をいただいた役員の方々。またお時間都合をつけて講演をしていただいた講師の方々、多くの皆さまのおかげで大成功となりました。
皆さま、本当にありがとうございました。
個人的なことですが、この度フランス語検定2級に合格しました。
実は、私は今から約30年前、大学4年生の時、交換留学制度を利用してフランス・パリ第五大学(ソルボンヌ校)に約10カ月留学した経験があります。
以来、卒業後は商社・大学院留学・外資系企業と一貫して仕事に英語を使用してきたものの、残念ながらフランス語を使用する機会がありませんでした。
50歳を迎えた昨年より独学でフランス語の勉強を少しずつ再開し、この度一つの通過点として仏検受験をした次第です。
結果は、一次試験(筆記)は100点満点中72点(合格基準点58点)、二次試験(口頭面接)は30点満点中24点(合格基準点20点)、最終の合格率は29.8%でした。
全く分かりませんが、何かに活用できれば良いなと思っています。
また、議員の活動に支障を来たさない範囲で、次の目標(英語・フランス語)に向けてマイペースで勉強していきたいと思います。
◆8月1日PM:「再生可能エネルギーの普及・次世代エネルギーパーク計画について」福島市
![20180801PM] (2)](https://www.komei.or.jp/km/y-nakamura/files/2018/08/20180801PM-2-300x225.jpg)
福島市では、2015年2月「福島市再生可能エネルギ―導入推進計画」を作成し、「環境先進都市 福島」の実現を目指すための再生可能エネルギーの導入の方向性や具体的な取り組みを計画化し、以下の具体的な目標を設定しています。
- エネルギー自給率※: 2016年度実績 26.3% ▶ 2020年度目標 30.0% ▶ 2030年度中期目標 40.0% ▶ 2040年度長期目標 50.0% ※エネルギー自給率=市内の1年間の電力消費量に占める市内で生み出された再生可能エネルギーの発電量
- エネルギー自家消費型施設普及率(公共施設): 2016年度 16箇所 ▶ 2020年度 30箇所 ▶ 2030年度 88箇所 ▶ 2040年度 145箇所(100%)
- エネルギー自家消費型施設普及率(一般住宅): 2016年度 5994戸 ▶ 2020年度 10000戸 ▶ 2030年度 20000戸 ▶ 31000戸(40%)
メガソーラーを含む太陽光発電、小水力発電、東北電力の水力発電所等、公共・民間・電力会社が一体となって上記目標達成に向けて取り組みを進めています。
市民等への普及啓発を目的に、「福島市次世代エネルギーパーク」として、福島駅、産業交流プラザ、配水池発電所、さいえねパーク(太陽光と水素ステーション)、小水力発電所、温泉町、クリーンセンター(バイオマス)の市内7施設にて、再生可能エネルギーに関する環境教育を行っています。
原発被害による市内の除染がようやく完了し、これからの時代の新たなエネルギーミックスを構築するべく精力的に取り組んでいます。
◆8月2日:「”健幸都市”への取り組み」 福島県伊達市
伊達市は健康を基軸としたまちづくりの構築として、素晴らしいネーミングのスローガンを設けています。

平成18年、前の市長がこの方針を打ち出し、「二番煎じ」、すなわち他自治体の良い取り組みをどんどん「いいとこ取り」していく戦略で実現していくことが示されました。その後、健康運動教室事業を始め、筑波大学・久野教授(エビデンスに基づくICTを活用した運動教室)、福島大学・安田教授(元気クラブ)や東北大学・川島教授(脳トレ)等学識者の意見も採用、さらには平成21年度からSWC(Smart Wellness City)首長研究会へ参加しています。
健康政策とまちづくり政策、すなわちソフトとハードからのアプローチが特徴的です。
健幸都市モデル地区には、道路やポケットパークを整備して市民がウォーキングしやすい環境を創出しています。また古い養蚕農家を改造して市民の交流拠点を創り(NPOが運営、市内で唯一のカフェ)、また高齢者が共同で支え合う高齢者シェアハウスも平成27年にオープン。市営住宅と同じ家賃で全国でも珍しい公共住宅です。
印象的だったのは、日本郵便との協働事業としての「健幸ポイント」をスマートフォンと専用の歩数計をBluetoothでつなげ、ベネフィットワンヘルスケアシステムを構築してICTを活用しています。3か年の推計で同事業を利用している方は、年間5万円の医療費が低く抑えられているとのこと。また杉並区でも行っていますが、健康保険と介護保険のレセプトデータの分析を通して、健康施策の計画を行っています。
杉並区も健康長寿を標榜しています。実効性のある事業をどんどん導入していくべきです。
今回は、十和田市、八戸市、福島市、伊達市の皆さんにはご多忙にもかかわらず快く私たちの視察を受け入れていただきました。いずれも大変勉強になる取り組みでした。ありがとうございました。
7月31日、8月1日、2日と2泊3日で会派の同僚議員と青森、福島へ視察に行ってまいりました。
◆7月31日:「アートによるまちづくりについて」青森県十和田市現代美術館
同美術館は、「アートによるまちづくり」の市長の掛け声の下、中核施設として2008年に開館しました。
芸術文化の持つ創造性と多様性を広く市民に紹介するとともに、市民の芸術文化活動への支援及び参画の場を提供することにより、新たな文化の創造、様々な交流を通じたまちの賑わいの創出及び魅力あふれるまちづくりに寄与することを設置の目的としています。
「官庁街通り」といわれる市のメインストリートの真ん中に位置しており、近隣の商店街にもアート作品展示やシャッターペインティング等の企画を行い、”Arts Towada” と市の中心部をアートで飾り活性化を図っています。毎年平均14万人の来館者があり、今年の4月7日に累計150万人を達成しました。
いきなりインパクトのある「スタンディングウーマン(ロン・ミュエク作)」が出迎えてくれました。


それぞれの作品に感動があり、驚きがあります。建物や内装は大変開放的なもので、アートが身近に楽しめる空間です。また美術館の向かいには「アート広場」があり、まさしく「まち全体」が美術館との印象でした。

◆8月1日AM:「公共施設を活用したまちづくりについて」青森県八戸市
八戸市ではまちの中心部に、3つの市営施設を戦略的に設置し、街の賑わいや観光客の誘致の拠点とする取り組みを行っています。
〇八戸ポータルミュージアム「はっち」
八戸の歴史や伝統産業等に関するギャラリー、ものづくりスタジオや工作スタジオ、ワークステーションなどがあります。


〇まちなか広場「マチニワ」(今年の7月21日にオープンしたばかり)
オープンスペースで市民の憩いの拠点です。ちょうど訪問した日は、ご当地のお祭り「八戸三社祭り」の日で、山車が飾られていました。

〇市営書店「八戸ブックセンター」
「本のまち八戸」を推進する拠点として、本に関する新たな公共サービスを提供することで、市民が様々な本に親しむ機会を提供し、市民の豊かな想像力や思考力を育み、文化の薫り高いまちを目指すとともに、当センターを中心市街地に開設することにより、来街者の増加、回遊性の向上を図り、まちの活性化につなげることを目的に開設されました。
海外文学や人文・社会科学、自然科学、芸術などの分野の書籍を中心に販売しています。これは近傍の書店の品揃えと競合しない分野としており、民業圧迫とならないよう工夫しています。
また本を「読む」だけでなく、「書く人を増やす」取り組みとして、無料執筆ブースの提供や出版のための相談窓口やワークショップも行っています。

十和田市、八戸市の上記2つの事例は、文化・芸術をまちの活性化につなげるという取り組みです。運営の難しさや採算性等に課題があるようですが、なかなか夢がある事業だと思います。
連日酷暑が続きますが、様々な施策の先進事例の現場にお邪魔し、視察・ヒアリングをアクティブにさせていただいています。
◆7月17日: 千葉県中核地域生活支援センターについて(千葉県市川市)
千葉県の事業として、社会福祉法人「がじゅまる」が委託を受けて運営しています。福祉や暮らしの相談について、できるだけ縦割り行政の弊害を排除し、立案段階から生活の当事者である地域住民の意見を取り入れた理念で設立されました。平成16年に策定された県の地域福祉支援計画のなかの「千葉方式」としてユニークな取り組みが行われています。
・対象者や問題を問わない包括的な相談支援(年齢や障害の有無、問題の内容でわけない)。
・24時間・365日の体制。
・様々な理由で自分らしさを奪われている方を救う権利侵害への対応。
・市町村の困難事例の対応をバックアップ。
・個々の問題に対し、地域の人と協働して解決することができる地域づくり。
等をコンセプトに精力的に、かつ一人ひとりに対して親身になって対応している状況が印象的でした。
◆7月23日:大阪市福祉局生活福祉部「総合的な相談支援体制」について
平成29年度より国のモデル事業として、3つの区(東淀川区、平野区、福島区)で行っている取り組みです。
生活困窮者支援の担当係長を中心としたネットワーク型のチームを個々の事例に応じて編成し、①総合的な支援の調整の場(つながる場)の開催、②相談支援機関の連携に向けた「場」やツール等の作成、③相談支援機関・区職員等に対する研修の実施(人材育成)に取り組んでいます。
複合的な課題を抱えた要援護者を適切な支援につなげることを目的としており、3区のモデル事業で既に172の成功事例(支援につなげることができた)があります。
◆7月26日:板橋区医師会在宅医療センター「療養相談室」について
都内唯一医師会病院を有する板橋区では、医師会運営による在宅医療センターが設置されています。同センターには、①訪問看護ステーション、②在宅ケアセンター、③高島平地域包括支援センター、④療養相談室が設けられています。
「退院準備、家庭指導がされないまま急に退院をすることになった」、「医療処置があると在宅は無理と医療機関やケアマネが判断してしまっていた」、「ケアマネの8割以上は介護・福祉職で医療に苦手意識がある」、「一人在宅医の負担」等々から、在宅医療への移管の障壁が認識されていました。
医師会としては、こうした状況を打開し、少しでも安心して自宅で療養生活が送れるよう、在宅医療の環境整備に着手し、同センターを通じて様々な相談・調整業務に取り組んでいます。
「在宅療養ネットワーク懇話会」での「主治医・副主治医制」の導入など、多職種連携の推進も積極的に行っています。
ご多忙な中、視察を受け入れ、丁寧にご説明をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。
杉並区としても、ウェルファーム杉並「在宅医療・生活支援センター」を開設し、区民の福祉と暮らしを総合的に支えていく体制を整えています。運営面で上記先進事例等も参考にしながら、さらなる施策の充実を推進していきたいと思います。
杉並区内の都立善福寺公園に「遅野井川親水施設」が完成し、開園式が開催されました。

善福寺公園は、上池と下池に分かれた天然の湧水池、善福寺池がある豊かな自然が楽しめる公園です。
この池の湧き水を水源として善福寺川が下り、杉並区内を横断した後、中野富士見町のあたりで神田川に合流します。以前よりこの水源を遅野井と呼んでいたため、昔は遅野井川という呼び方でも親しまれてきたそうです。
この度完成した親水施設は水源付近である、ちょうど上池と下池の結節部分に作られました。これまでは柵で覆われ人が近づけない状況でしたが、4年前に近くの井荻小学校の児童達が「水に親しめるもっと身近な水辺にしてほしい」と区長へ直接要望し、その後「みんなの夢水路整備事業」として再整備されました。
昔、子ども達の遊び場として小川だった頃の往時をしのび、オープンな環境で子供達に水と親しんでもらえることができます。
地域の方々が公園を散歩する際も、安らぎの場となり、人気のスポットになることが期待できる空間です。









