本日、杉並区内に、23区初の”農福連携農園”が正式にオープンしました。

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『すぎのこ農園』との愛称が決まったこの農園は、「農業」と「福祉」の連携をコンセプトとしており、以下のような特徴があります。

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◆ 多目的農園区画
障がい者施設等に新鮮な農産物を提供し、施設の運営支援に役立ててもらうとともに、区民向けの収穫体験スペースも設けています。

Scannable の文書 (2021-04-28 11_39_32)

◆ 団体農園区画
障がい者施設や保育園等の団体向けに区画を貸し出し、生きがい創出や健康増進、自然体験などに活用いただいています。

◆ 管理事務所棟
管理事務所棟の部材には、昔、農家だった古民家の部材(柱や梁)を活用し、畑ともにかつての「杉並の農の風景」を創出します。防災兼用農業用井戸を併設するなど、防災機能にも配慮した建物となっています。(下参照)

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 この建物は、江戸時代中期(18世紀中頃)の建築とされる井口家住宅の部材を活用して整備しました。

..井口家住宅は、広間(茶の間)・出居(客間)・納戸(寝室)からなる「三ツ間取り広間型」と呼ばれる、江戸時代初期から中期まで続いた型式の古民家です。梁や桁、柱など主要な構造部材は、区内に現存する民家としては最も古い年代を示し、しし窓や柱切断の痕跡が遺っています。

..このたび、井口家住宅の主要構造材や建具などをできるだけ活用しながら、「杉並農家の原型」を想起させる施設として、令和二年度に整備しました。

..井口家住宅につきまして、井口秀臣様のご遺志を受け継ぎ、井口家より杉並区へご寄贈いただきましたことを記し、心よりお礼申し上げます。

令和三年四月
杉並区

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都市農地は、農産物の生産に加え、環境保全、防災スペース、地域交流など、さまざまな機能を発揮していますが、近年、都内の住宅地における都市農地の面積が減少の一途を辿っており、杉並区も例外ではありません。

そういう意味からも、今回、このような形で農地の活用ができたことは、大変意味のあることだと思います。

このような素晴らしい農園が整備され、地元の一人として大変うれしく思います。今後、多くの皆さまに有意義に活用していただき、福祉増進の新たなモデルとして発展させていきたいと思っています。

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杉並区「農福連携農園」 杉並区井草3丁目19番23号

◎ 休園日: 原則土・日曜日、祝日、年末年始

◎ 開園時間: 9時~17時

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