セシオン杉並で開催された、杉並区医師会主催、杉並区共催の「区民健康フォーラム2014」に参加してきました。
第1部では、河北総合病院の清水秀昭氏による「物忘れが気になる方へ」と題しての認知症基礎知識に関する講演、ウィメンズヘルスコーディネーターの大蔵由美氏がTV局に勤務していた時代のDV/児童虐待の取材経験に基づく「知っておきたいDV入門講座」、杉並区医師会整形外科医会会長の佐藤正幸氏の「寝たきりにならないために」として骨粗しょう症予防と治療に関する講演がありました。いずれも実用的でためになるお話しでした。
第2部では、走り幅跳びのパラリンピアンで、東京五輪招致活動でも一躍「時の人」となった佐藤真海さんによるトークがありました。生来のスポーツ大好きのアスリートで、文武両道の努力家でもある佐藤さんは、骨肉腫とそれによる片足切断という困難をも、強い心で乗り越えてこられました。これまでの素晴らしい経験とは裏腹に、肩肘の張らない、ソフトな語り口が印象的でした。
100万人に一人という病気、さらには20歳前の女性にとって、とてつもない苦痛と困難が伴う治療生活を乗り越えられたのは、苦しい先にも(彼女にとってはスポーツという)「希望」を持ち続けられたからではないでしょうか。人生において苦難に遭う、遭わないではなく、苦難に遭遇した時に、打ちのめされてしまうのか、乗り越えていくのか、そこがポイントなのだと思いました。大変素晴らしい体験を聞かせて頂き、ありがとうございました。
