バックナンバー 2014年 3月

杉並ユネスコ協会主催の「ユネスコ・ギャラリーツアー国立西洋美術館の建築探訪」に参加してきました。

上野にある国立西洋美術館本館は、近代建築の巨匠ル・コルビュジェ (Le Corbusier, 1887-1965) が日本で唯一設計した歴史的建造物です。

ル・コルビュジェは20世紀を代表する建築家で、フランスのロンシャンの礼拝堂、サヴォア邸、ユニテ・ダビタシオンなど世界的に有名な彼の建築物が多数遺っています。合理的、機能的で明晰なデザイン原理を追求し、世界の建築や都市計画に大きな影響を与えたとされています。

この建物も含め彼が建築設計する際のルールは”モデュロール”という単位に基づくもので、183cmと仮定したヨーロッパ人男性が手を伸ばした高さ226cmを天井の高さに設定し、それを建物の高さの単位にしているそうです。

また彼は新しい建築のための5つの要点を提案しました。

①ピロティ:人も風も自由に出入りできる空間。②屋上庭園:今では珍しくありませんが当時としては斬新だったと思います。③自由な平面:構造壁とは別の平面空間です。④横長の窓:自然の光がいっぱい差し込みます。⑤自由なファザード(正面):デザインが斬新です。

この美術館にも、その提案がしっかりと組み込まれています。

時代を超えて建物の構造自体に価値を生み出す、まさに芸術作品を堪能してきました。

 

本日、杉並区立の大宮前体育館の落成式が執り行われました。

以前からあった同体育館の老朽化に伴い、近くの旧小学校跡地に移転改築されたものです。

この体育館には、温水プールも設置されており、建物が楕円形であるのが特徴的です。閑静な住宅街の真ん中に位置するため、地中深く掘り下げ、建物自体を低く抑えています。通りに面した部分にはオープン・カフェの設置も予定されており、建物も一見、体育施設というより近代的な美術館などを彷彿させるデザインとなっています。太陽光パネル・自然エネルギーにより徹底したエコ化も施されています。

落成式では、私は文教委員長として乾杯の音頭をとらせて頂き、その際のご挨拶でも述べさせて頂きましたが、多くの人々から末永く親しまれ、子どもから高齢者まであらゆる世代の方々が、スポーツや運動を通して心身ともに元気で、いきいきと人と人がつながり、引いては健康で、健全で、活発な地域づくりの新たな拠点となっていくことを期待します。

 

今日は、地元の桃井第一小学校の卒業式に参加させて頂きました。

同校は、なんと今年で140回目の卒業式!杉並区では2番目に古い学校です。 

同校の校歌には、

「明けらく 治まる代の 八とせ春  

 明けし学びの わが窓は

 年へていよよ 輝けり

 輝く光 身に浴びて

 若き血潮は たぎるなり」 (杉並区立桃井第一小学校校歌 作詞:友田宜剛氏)

とありますが、歌詞の一行目に開校の年、明治8年が含まれています。この歌が今も歌い継がれています。歴史を感じます。

   

本日は多くの杉並区立中学校で卒業式が行われました。私が来賓として参加させて頂いた中学校は区内でも最大で、147名の生徒が卒業しました。
 
冬に逆戻りしたかのような冷たい雨にも負けず、新しい舞台へ羽ばたく素晴らしい式典でした。卒業をされる皆さんには前途洋々の輝く未来があります。どうか大いなる夢をもって、諦めない心でこれからも頑張って頂きたいと思います。同時に両親をはじめ周りの方々への感謝の思いも決して忘れないで下さい。
  

2月13日から行われていた杉並区議会の第1回定例会が閉会しました。
 
杉並区産業振興基本条例、外部評価委員会条例、区行政財産使用料条例等の一部を改正する条例、区営住宅条例の一部を改正する条例等16の条例の制定・改正に関する議案と、平成26年度杉並区一般会計予算、国民健康保険事業会計他3つの特別会計予算等、いずれも賛成多数で可決しました。
 
   
最終日は、何と夜中の11時頃まで議会が紛糾。原因は、予算特別委員会最終日の意見開陳の中で、ある議員の発言が問題となり、議長や議会運営委員長等が発言の訂正もしくは当該部分の削除を本人に求めていたにもかかわらず折り合いがつかなかったため、自民党・公明党の会派から同議員に対する「警告決議案」が出され、それに伴って動議や休憩が相次ぎ、議会が混乱してしまったからです。(最終的に「決議」は賛成多数で可決)

議会における「発言の重さ」や議会運営のあり方を改めて考えさせられる経験となりました。
  

ようやく春らしい気候になってきました。少し風があったものの、日中は暖かったですね。

春の訪れはうれしいのですが、悩みの種は花粉症です。これからの季節は、目薬・マスク・点鼻薬は身から離せません。私は初期の段階では目に来るので、今日から目のゴロゴロ感が激しくなりました。

しかし、今日は午前・午後・夜と地域の方々の集会に参加し、多くの方々と親交を深め、対話の花を咲かせてきました。人と話すと元気になります。

 

応援して下さる方々のご期待に応えられるように、全力で頑張ります!

  

予算特別委員会3回目の登板でした。

①認知症対策について、②歯科医療について、③がん対策について、質問しました。
 
今回も取り急ぎ質問した内容についてのみ概要をお伝えします。

    
【認知症対策について】
◆現在区が認識している区内の認知症の患者数は。またそのカウント方法は。
◆昨年6月に厚生労働省の研究班が発表した「認知症有病率等調査」による全国の認知症高齢者の現状に関して、この図を参照して頂きたい。これは、平成22年度の数字をもとに推計した全国の認知症高齢者の数字である。一番上が、介護保険を利用して「日常生活自立度Ⅱ以上」の数280万人(先ほどの区が把握している数字)。その下の層が軽度の認知症の方160万人、合計440万人で有病率の推計が15%と言われている。(現在では約300万人を超えており、全体では462万人に増えているとされている)
更にMCIと言われている、正常と認知症の中間状態、いわゆる認知症予備軍が380万人。第1~3層の合計で800数十万人、全国の高齢者の3~4人に一人(単純計算では2~3万の区民となる)が、認知症あるいは予備軍。大変衝撃的な数字だが、率直にどのように受け止めているか。

 

◆認知症は「早期発見・早期診療が大切」とよく言われる。その理由は。
◆保健センターとケア24における認知症に相談の体制とどの程度の方が相談に来られているのか、実績は。また、どのような状況で相談に来られるパターンが多いか。
◆区は昨年認知症コーディネーター2名を設置したとのことだが、どのようなスキルがあり、具体的にどのような役割を担っているのか。また「大きな効果があった」とのことだがどのような効果が。
◆浴風会病院内に東京都認知症疾患医療センターが開設し、我々も昨年視察に伺った。区は認知症早期発見・早期診断事業で同センターと協定を結んだが、この事業の実績は。また貴重な医療資源だが、同事業の展開については。
◆保健センターややケア24、ましてや病院となると、本人や家族も敷居が高くなることもあると思う。そこで気軽に立ち寄れる「認知症カフェ」が注目を浴びており、国の計画でも推進・普及が掲げられていると聞く。区内には既に3カ所あり、今年新たに立ち上げたいという話も聞いている。運営や新設について、国・都・区でどのような補助があるのか。
◆認知症サポーター(私もサポーターでオレンジリングを頂いた)やキャラバンメイトの累計と24、25年度の養成実績は。またサポーターについて、受講後一過性ではなく、継続的に認知症の人を支える地域づくりに貢献して頂くしくみはどのようなものがあるか。
◆認知症ケアパスについて。患者や家族が医療や介護サービスへのアクセス方法やどのような支援が受けられるのかについて見える化し、早めに理解しておいて頂くことは安心感につながる。具体的な機関名やケア内容も盛り込んだ形で、地域ごとに作成していってはどうか。
◆平成22年時点で280万人という数は、10年前の平成15年時点の22年での推計は208万人で、280万人レベルに達するのは平成32年頃と予測されていた。つまり、当初の想定より10年も早い速度で認知症患者の増加が進んでいるということ。
 
◆認知症というのは、周りも苦しいが、患者本人も「この先自分はどうなってしまうのか」という不安感、プライドも傷つき、家族との関係もギクシャクしストレスを感じる日々を過ごすなど、本人が一番苦しみ、悲しむ病気である。また全ての人が必ず直面する課題であると思う。「私だったらどう生き抜いていくか」という視点を計画の根底に据えることは大変に重要な視点であると思う。
 
  
【歯科医療について】
◆杉並区の成人歯科検診の受診率の23区において近年上位を占めている、このことについて、区はどのような背景によると分析しているか。
◆8020達成状況でも区の調査では6割、国や都は4割弱。一方で杉並区民の40歳以上の歯周病への罹患率が東京都の平均より高いとの情報を耳にしたことがある。区はこのことを承知しているか。データのようなものがあれば。
◆「受け身(=痛くなったから行く)の歯科受診ではなく、攻め(=予防・管理に重点を置いた)の歯科受診」をもっと呼びかけたい。
 
  
【がん対策について】
◆がん対策推進計画では「がん患者とその多くの家族は、身体的苦痛だけでなく、がんと診断された時から精神的・心理的苦痛をかかえています。さらに、仕事や生活のことなど、経済的、社会的な不安や悩みを抱いています」との問題意識が記載されている。こういった課題の克服に対して区の現在の取り組みは。
◆がんの手術により顔や身体の一部を切除しなければならないことは少なくなく、手術の痕を気にして精神的な苦痛を抱えたまま生活している人もいる。こうした苦痛をやわらげるため、切除した身体の一部を、本物そっくりにつくり、医療用具として体の表面に取り付ける人工物を「エピテーゼ」といい、注目を集めている。課題は費用。一つのものを作るのに現状では数十万かかり、現在は保険適用外のため全額患者負担。厚労省は今後の普及度合いも見ながら、高度先進医療への認定や一般の保険等を検討していくとのこと。がん患者の社会的な支援ということから、このような分野における支援についての研究をぜひ行ってほしいが。

 

今日で東日本大震災からちょうど3年。

あらためて、震災によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。またいまだ避難生活を余儀なくされている方々にお見舞い申し上げます。

3回目の3・11を記念する杉並区の式典「3,11を忘れない」が開催されました。常葉大学大学院の重川教授より防災講演があり、杉並区と災害時相互援助協定を結んでいる福島県南相馬市の桜井市長からビデオメッセージが寄せられました。

同じビデオメッセージからは、”MJCアンサンブル”からの素晴らしい歌声が流れ、大変に心を打たれました。MJCとは「南相馬ジュニアコーラス」の頭文字で、南相馬市の少女合唱団です。その中での”Pray” という曲はメロディも歌詞も感動的で涙が流れました。MJCアンサンブルのホームページを見つけました。トップページを開くと、Pray の動画が流れます。ぜひ聴いてみて下さい。

南相馬そして東北の希望の未来に幸あれ!
  

本予算特別委員会2度目の登板。
①情報化政策について(特に社会保障・税番号制度とICT-BCPに関して)、②オリンピック・パラリンピックについて 質問しました。

今回も取り急ぎ、質問した内容についてのみご報告します。

  

【情報化政策/番号制度について】 内閣官房『社会保障・税番号制度』のHPを参考にして下さい。⇒ http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/index.html

◆27年10月 個人番号の通知開始
28年1月 ICチップ・顔写真付のカード配布
29年1月 情報提供ネットワーク及びマイポータルサイトの運用開始
29年7月 国と地方の情報連携開始 というスケジュールが予定されている。それまでの準備段階で区がとるべきアクションについて改めて概要を。
◆そのためのシステム改修については、平成26年度は、住民基本台帳事務処理システムの改修と宛名システムの構築が予定されている。このシステム改修と構築の内容。また合計で3億1200万かかるとのことだが、国の補助と区独自の財源について、それぞれいくらか。
◆27年度には社会保障・税関連システムの改修と中間サーバー連携システムの構築が予定されているが、それぞれの概要と費用について。
◆国から示されているロードマップによると、システム改修については「設計→PIA→開発→テスト→(運用)」というプロセスだが「PIA」(特定個人情報保護評価)は、従来の個人情報保護の体制とどのような違いがあるのか。
◆本制度が具体的に地方自治体の事務にどのような影響を与えるのか、全体としての評価、また区としての姿勢は。

 

【情報化政策/ICT-BCPについて】

◆ICT-BCPの作成スケジュールと現在の進捗状況は。
◆現在「初動版」の策定とのことだが、どのタイミングを指すのか。また初動におけるBCPの重要なポイントは。
◆ICT-BCPの策定状況について、23区の状況及び全国的には。
◆本区と大型汎用機について「災害時相互支援に関する協定」を結んでいる藤沢市の策定状況は。
◆本区のICT-BCPは藤沢市と連携していなければならないが、調整はどのように進めているか。

 

【オリンピック・パラリンピックについて】
◆オリンピックはもともとスポーツの祭典のみならず、平和・文化の表現の場でもあると言われている。IOCが唱えている“オリンピック・レガシー(遺産)”の概念として、①単なる開催前後だけでなく、長期的に効果を残していくこと、②ハード面とソフト面への考慮、特にスポーツはもちろんのこと、国際化、経済効果、文化、環境あらゆる面への効果、③市民・国民による幅広い参加、がレガシーの中心的なコンセプト。区としても、このような幅広い観点に立って、オリンピックの推進事業を進めて頂きたいと考えるが。
◆26年度に区組織に設置予定の「オリンピック・パラリンピック連携・調整担当部長」について、担当組織の陣容、役割、所属等の概要を。
◆「おもてなし」とは根底に相手を敬う心や姿勢、態度があり、そのことを世界中から来るお客様に実感して頂くことである。そのことを体現する施策を、杉並区においてもオリンピック推進の中心的な位置づけにして頂きたい。
◆杉並区が世界的に幅広く認知される努力:例えば世界各国に杉並をアピールする動画・HP・リーフの配布。開発途上国の選手や家族の招待。ホームステイ。行政・民間の複合的な交流事業(人・物・心の交流事業促進)。日本の伝統商業文化である商店街を全面に出した経済・集客活動:等々、幅広い活動が考えられる。こういったオリンピックに対する熱い思い、期待を抱いている区民が多くいるだろう。国・都・民間の事業者・団体等と幅広く協働していく必要性があるが、区の意気込みを。

  

本日より、議員全員による平成26年度予算についての特別委員会がスタートしました。
私は、①財政運営について、②資産・インフラ管理について、③資金調達について、質問に立ちました。


取り急ぎ質問内容の概要をお伝えします。

【財政運営について】
◆積立基金と「財政のダム」に関して実績についての総括、進捗状況を。
◆26年度には財政のダム構築に向けてどのような考えか。
◆財政のダムについての考えが示された当時、基金積立額が標準財政規模に対して31%で、23区の中でも20位。「今後の行政需要を考えると現在の基金規模では、大変心もとない。まずは標準財政規模の50%にまで」と目標を定めた。ただし、その目標時期については、「時々の財政状況を考慮し、可能な限り積み上げを」というに留まっている。注意しなければならないのは、「区民福祉向上のため」、「喫緊の行政需要への対処」の名のもとに、財政のダムの構築がなしくずしになること。財政のダムは、あくまでも「財政の健全性を保ちつつ持続可能な財政運営を確保」するためであり、必要である。なしくずしのリスクは回避しないといけない。使い切りをしない「事前予防的」な財政運営、「健全性と安定性に十分配慮した財政運営」を。
◆区は「最小の経費で最大の効果を」生み出す努力と、納税者・区民に対しての説明責任を果たしていかなければならない。
◆毎年の「事業別行政コスト計算書」「ABC分析(活動基準原価計算)」については、内容も充実しているが、対象の事業が限定的なため全体観が見えないのと、毎年単発的に行われるため、経年変化が分かりにくいという課題がある。
◆公会計情報を活用したコスト分析について、緻密な分析を通して現状の問題点や改善すべき点をあぶり出す。そして、改善の進捗状況や結果についても“プロセスの見える化”こそが、説明責任につながる。区の施策全体にわたる定期的な管理会計的分析をぜひ実施すべき。

【資産・インフラ管理について】 
◆区は金融資産は全体で607億、非金融資産/有形・無形の事業用固定資産が3920億、道路・橋等のインフラ固定資産は1兆180億円を保有している。1兆4000億にも及ぶこれらの非金融資産をどのように効率的に管理し、活用していくのか、この点に着目することは大変重要である。
◆今後、区立施設や道路・橋等のインフラ資産の管理について、公会計の「固定資産台帳」が大いに役立つ。固定資産台帳のデータと、他の16の台帳類にある保守点検や維持管理等に関する他のデータとをつなげて、一元的な資産管理のデータベースを作成していけば良いと思うが。

【資金調達について】
◆資産を保有するということは、それに伴い将来的な資金調達が発生する。トータルの発生費用の抑制や支出の平準化とともに、様々ある方法の中でも最も効率的、効果的な資金調達方法を検討していくべきである。
◆区も杉並公会堂等で実績があるPFIは、民間の資金を活用してトータル費用(ライフサイクルコスト)の抑制=VFM(Value For Money)の最大化、支出の平準化、また将来追加負担リスクの回避・分散ができるなどのメリットがある。PFI法が改正され、対象施設が拡大し、インフラ資産の整備・更新から、維持管理、運営まで積極的な活用が見込まれるようになった。他の自治体の事例も研究し、サービスの質や地域経済への波及効果等についても、どう最大化していく方法があるのか、今後時代に沿った形でのPFIの活用についても改めて研究していくべき。また、他の方法(コーポレートファイナンス型・ノンリコース型の起債等)も研究した上で「資金調達の基本方針」を作成してはどうか。

答弁については議事録は数か月後になりますので、こちらの委員会録画中継でご覧いただければと思います。↓ http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/vod_iinkai/vod_iinkaitop.htm

 

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