バックナンバー 2014年 2月 5日

2月3日、4日と会派の議員とともに、京都と岡山に視察に行ってまいりました。
行きの新幹線の中から見事な富士が(北明範議員撮影)

 

◆2月3日(月)
視察先:  京都地域包括ケア推進機構
視察内容: 「京都式オレンジプラン(京都認知症総合対策推進計画)」について

国の研究における認知症有病率推計によると、軽度認知機能障害(MCIレベル)の方を含めると全国には現在既に、約468 万人程度の認知症患者とその予備軍の方がいることになります。認知症は、多様な原因や病態がある疾病であることから、まだまだ病気そのものの正しい知識や理解が広まっていません。
今回視察をさせて頂いた京都地域包括ケア推進機構では、5年後の京都において、認知症の方とその家族が、必要なときに十分な医療や介護のサービスを享受でき、孤立せず個人の尊厳が十分に尊重され、適切な居場所を行き来でき、安心して住み慣れた地域で暮らし続けることができる社会を実現するため、認知症総合対策推進計画を策定しました。
オール京都体制で、目標に向かって検証と評価を繰り返しながら、認知症に正面から向き合い、あらゆる困難が克服されるよう、府民一丸となって取り組んでいくとのことです。

包括的な認知症対策として、大変参考になる取り組みでした。

 

◆2月4日(火)
視察先:  岡山大学病院
視察内容: 認知症発見のための触覚検査装置について

認知症対策の肝は「早期発見・早期診療」です。
今回お話を聞かせて頂いたのは、
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 脳神経内科学教授 阿部康二先生
岡山大学大学院 自然科学研究科 生体計測工学教授(工学博士)呉 景龍先生

呉先生らが開発した触感による認知症を発見する検査法です。角度が異なる2種類の「<」の字形の突起を指先で触れ、角度の大小を識別する仕組みです。認知症の患者は識別率が低くなる傾向があるとのことです。わずか4~5分で検査ができます。

データ収集を行うことでより正確な判定基準の策定を進めていくとのことです。呉先生は、北京大、京都大でBiomedical Engineering を専攻されてきた大変優秀な方です。現在スゥエーデン、米国、英国、中国、ドイツ、日本で活動を進めており、大変グローバルに展開されています。大変優れた技術です。

両先生も非常に好意的に受け入れて下さり、今後杉並区とも継続して活動を進めていきたい旨の心強いお話しを頂きました。

高齢化がこれからさらに加速する時代、京都のオレンジプランでも触れられていますが、英国では国家戦力として取り組んでいるほど、認知症対策は世界的にも大きな課題となっています。
 

カレンダー
2014年2月
« 1月   3月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
Twitter
モバイルサイトQRコード
QRコード対応の携帯電話をお持ちの方は画像を読み込んでいただくことでモバイルサイトにアクセスできます。
サイト管理者
杉並区 中村康弘
nospampls543@gmail.com