先日の学校給食展示会に関するブログの中で、食物アレルギーについて若干触れました。昨年12月、調布市で学校給食におけるアレルギー事故があり、尊い命が失われてしまいました。改めて衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
絶対にこのような悲しい事故を起こしてはなりません。杉並区立の小中学校においては近年、食物アレルギーの児童・生徒の数が増えています。この10年で2倍近くになり、現在では1000人近くになっています。
区では「アレルギー対応委員会」という校長(副校長)、栄養職員、養護教諭、学級担任、給食担当教諭、調理員等による委員会を設置し、各学校のアレルギー対応について校内体制を整えていますが、事故防止の体制を強化し、より安全で安心できる学校給食を提供するため、以下のような新たな取り組みを進めていくことになりました。
◆ 食物アレルギーの原因となる食物の除去を強化する。
○ 少量なら食べれるお子さんの場合でも安全性を考慮し、量にかかわらず除去した給食を提供する。
○ 食物の加工段階や調理によってアレルギーの起こりやすさが変化しやすいものや、原因物質が極少量含まれている調味料や油脂については、公的機関のガイドラインを参考に対応する。
◆ アレルギー対応食専用の食器とトレイを導入
○ 色やデザインを変えたアレルギー対応食用の食器やトレイを使い、本人だけでなく周囲もアレルギー対応食であることを確認できるようにし、誤配などの事故を未然に防いでいく。(26年3月導入予定)
本人だけでなく、先生、クラスメート等も皆でこのような状況を理解し、絶対に事故が起きない体制を敷いていく必要があります。
