平成21年第1回定例会・予算特別委員会が閉会しました。
今議会は、2月12日からの約1ヶ月にわたり、平成22年度の予算審議を行い(賛成多数で成立)、また27件の議案(予算含む)、動議2件が可決、1件が否決(減税基金条例に関するもの)。議員提出議案(NPTに関する意見書)が可決されました。
減税基金条例については、議論が白熱し、テレビカメラ数台、ほぼ全てのメジャー新聞社も取材に訪れ、また傍聴席も満席でした。
減税基金条例は、区側が提出してきたものに、議会が修正を行いました。修正の内容については、基金を管理する基本方針については、区長の専権となることにヘッジを掛け、基金管理委員会に事前報告する旨を加えたものです。
更には付帯決議を加えました。内容は、①基金積み立てにより現在のサービス低下を招かないこと、②議会・区民への説明・報告の徹底、③一定の期間毎に見直しを行う、ということを加えたものです。
私は、この減税基金条例及びその基礎となる減税自治体構想の考え方には賛成です。理由や意見については、詳しくは 2月28日付の活動報告 を参照して下さい。しかし、具体的な運用を進めるにおいては、当然留意するべき点はいくつかあります。例えば、
- 将来の減税(基金積み立て)で現在のサービスが低下することがあってはならない。
- その時々の区長が積み立て額・基金取り崩しを判断するが、議会・区民の意思もしっかりと反映されなければならない。
- 基金の安全性(投資に失敗し元本割れなんて起こしてはならない)。
- 区民の広い理解。
以上の点については、今回の修正した条文と付帯決議、またこれまでの質疑によって一定の担保はされたと判断しています。しかし、今後も継続して監視していかなければならない点です。
また、「定率10%の減税なんて金持ち優遇ではないか!」というご意見もありましたが、定率にするか定額にするか、給付付きの形にするか等、減税の 具体的な中身については何も決まっていません。というか、その時の議会及び区長が、条例策定→審議→(修正)可決→成立というプロセスを経て判断・決定す るので、何の権限もない今の我々が今の段階で「ああでもない、こうでもない」と議論することは、余り意味がない気がします。構想賛否の条件ではないと思い ます。
また、私たちが出した修正案に対案(?)として別の修正案が出されましたが、内容は、その修正の趣旨が良くわからない ものでした。名前を変えただけのもので、どうしても阻止したい人たちによる最後の抵抗でした。私は反対討論に立ちましたが、その出された内容に対して思わずエキサイトして声が裏返ってしまいました。参考まで→ 3/12 の議会中継(01:11:50 頃から登壇します)
最後に、今回の減税基金条例の審議に際して、ある反対派の議員は、賛成した議員諸氏に対して、「裸の王様に意見も何も言えない、云々」とか、「(議 会の修正に対し)全くの茶番」とか、賛成することを侮辱するような意見を述べていました。それは違うと思います。賛成・反対、それぞれ立場や考え方がある でしょう。しかし、自分と違う考え方があったとしても(反論ならともかく)、相手を蔑むような言動はいかがなものか。議会人として、いな一人の大人として の品格の問題だと思います。
