特別支援学級の充実
★特別支援学級(自閉症・情緒障害学級)への教員増員
★マルチメディアデイジー教科書の教育委員会一括申請を推進
特別支援学級へ通級する児童生徒は近年増加傾向にあります。
静岡市においてもここ10年で2倍に増加しております。
特に自閉症・情緒障害学級へのニーズが高く、学級数も年々拡充しております。
こうした自閉症・情緒障害学級の学級編制基準は1学級8人の児童生徒に対して、教員1人の配置となっています。
しかし教員が学習内容の異なる異学年の児童生徒を同時に指導することとなり、1人の子どもが教員から学習指導を受ける時間が十分でない事が課題となっております。
現場の教員、保護者から改善を求めるご相談を頂戴し、市内小学校の自閉症・情緒障害学級の授業の様子を参観させて頂きました。現場調査の内容を踏まえ、本会議において特別支援学級への教員の配置や人的支援が必要であると訴えさせて頂きました。(平成29年11月議会)
令和2年度から、静岡市独自に7人以上かつ4学年以上の複数学年が在籍する対象校について、教員を追加配置し、学習指導体制を充実させる試行事業がスタートしました。
また現場の教員から「デイジー教科書」利用促進の要望を伺いました。
デイジー教科書(マルチメディアデイジー教科書)は、教科書の内容がデジタル化され、パソコンやタブレット端末を通して利用できます。また読み上げ音声に合わせて、テキストの該当部分を強調する機能があるほか、文字の大きさや読むスピードなどが自由に調節可能で、発達障がいなどにより、通常の検定教科書の文字や図形を認識することが困難であったり、肢体不自由などで通常の紙の教科書を読むことが困難な児童・生徒に大変有効な支援機器教材です。
このデイジー教科書を利用するには、児童生徒本人や保護者、担任などから日本障害者リハビリテーション協会に個別に申請する必要があります。これを市教育委員会で一括申請し、利用促進すべきと本会議で訴えました。(平成29年11月議会)
翌、平成30年4月より静岡市もデイジー教科書の教育委員会一括申請を行い、学校現場で利用が進んでおります。
障がいがあっても無くても等しく教育を受ける権利があります。
障がい者への教育支援をこれからも進めて参ります。


