7月27日に議会の全員協議会が行われ、臼杵庁舎建て替えについて、
議会庁舎検討委員会から報告がありました。
議会庁舎検討委員会によると、現在地と江無田公有地の2か所を提言するとの事で
28日の大分合同新聞にも掲載されている通りです。
しかしこの提言は、議会の総意で出したものではなく、あくまで検討委員会の中での
提言であります。
ここで疑問になるのが、現在地と江無田公有地が同等レベルの候補地であるとは
言えない事であります。
議会庁舎検討委員会では「消防署に近い」「中心部に近い」等を上げています。
防災上の観点を重視したものと読めます。
しかし当初の行政の専門家委員会では江無田公有地も検討候補地の一つに
挙げられており、その専門家委員会の詳細な検討結果で総合的に判断され、
防災上は上位だが、周辺環境とまちづくりの観点が低く、除外されています。
専門家委員会の総合的な調査結果を覆して現在地と並べて候補に挙げるほどの
良い場所といえるのだろうか。また、市民委員会の意見とも違っています。
その後、行政が検討した事業費の概算でも、現在地に比べて約5億から19億程度
事業費がかかる。県有地の代替え地の確保、国道217号の渋滞の懸念等、
江無田公有地にした場合の様々な課題も多い。
防災上の観点を重視するなら、現在地での津波対策と、江無田公有地の防災上の
メリットがどの程度違うのかの比較検討が必要です。
その比較で出たメリットが、他の観点(利便性・周辺環境・まちづくり)と合わせて
検討した場合、現在地と同等の優位性があると言えるのかは甚だ疑問です。
7月14日朝の街頭演説 今日は、日本年金機構の個人情報流出事件で問題となっている
サイバー攻撃の現状と対策について演説いたしました。
サイバー攻撃は世界中で猛威をふるっており、手口や技術も高度化してきています。
2011年度 約66万件
2012年度 約102万件
2013年度 約508万件 と急増。
サイバー攻撃には「100%安全は無い」と言われ、
対策としては
「ウイルスの早期発見のプログラムの導入」
「パスワードと生体認証の組合せ」
「遠隔操作での通信遮断」「ネットワークの分離」等が必要といわれています。
今年10月からマイナンバーの通知が始まります。個人情報流出等の心配をされている方も
多いと思われますが、マイナンバー制度のシステムの個人情報管理は、すべて分散管理
となり、マイナンバーから、個人情報がイモづる式に流出しない仕組みが用意されて
います。 いたずらに不安を抱く必要はないと考えます。