4月4日朝、街頭演説を行いました。
桜もちょうど満開の時ですが、朝は雨も若干降りそうな空模様でした。
派遣労働に関してはこれまでも様々な課題が
指摘されてきましたが、
厚生労働省が平成24年に派遣労働の実態調査を
行い、その結果も踏まえての今回の改正案に
なっています。
改正案では
①派遣先事業所などが、正社員を取らずに
派遣労働者を常用する
「派遣労働の固定化」の課題に対して、
◎26業務のわかりにくい期間制限を廃止し、
期間制限を3年間を上限にする。
②派遣労働者の雇用の不安定性の課題について、
◎派遣元事業者が雇用安定措置を講じる。
1、派遣先への直接雇用の依頼。
2、派遣先に正社員の募集情報を提供することを義務付ける。
3、キャリアアップ助成金の活用をすすめる。(助成金が2015年度はさらに拡充)
③多様な働き方のニーズへの対応へは、
◎正社員を望む派遣労働者へは、
派遣元事業者が1、計画的な教育訓練の実施。
2、希望者へのキャリアコンサルティングの義務付け。
◎派遣労働で働くことを希望する人へは、
派遣労働者と派遣先直接雇用労働者との均衡待遇を図れるように推進。
④悪質な派遣事業者等への対策
◎労働者派遣事業はすべて行政の許可制となります。
事業の条件として「キャリア形成支援制度」を有し、事業計画書の提出、
また取り組みのチェックも行政が行い、取り組み状態によっては事業許可の
取り消しも行われます。
公明党は「キャリアアップ助成金」の活用を促し拡充を求めてきました。