8月22日 九州公明党再生可能エネルギー研究会の大分視察に参加いたしました。
大分県の誇る地熱を中心とした再生可能エネルギー政策の視察のため、江田衆議院
議員、河野義博参議院議員と大分県本部議員団13名で県内3か所の発電施設を訪問
いたしました。
大分県は温泉源泉数、湧出量日本一は知られていますが、地熱発電量も日本一を誇り
ます。
地熱発電の良いところは、電力を安定供給できる「ベースロード電源」になることです。
視察1か所目、バイナリー発電の五湯苑地熱発電所。今年の1月から運転が開始
されました。
温泉の源泉を利用し、加熱源系統と媒体系統の二つの熱サイクルを利用して発電
することからバイナリーサイクル(Binary-Cycle)発電と呼ばれています。
視察2か所目、県農林水産研究指導センター農業研究部花きグループ発電所。
県内地場企業が研究開発した発電設備。全国初の実用化に向け、試験の最終段階で、
今年12月の運転開始を目指しています。
視察3カ所目、地熱発電では日本一の発電能力(11万2千kw)を誇る八丁原発電所。
発電所のある地上1100メートルから海面より深い、地下2~3000メートルの地熱貯留
層から高温の熱水と蒸気を汲み上げ、その蒸気で巨大なタービンを回し発電しています。