7月27日 別府市内で「障がい者等の防災を考える研修会」の第1回講演会が
「大分県の災害を知るー別府を例にして」と題し、京都大学大学院理学研究科
付属地球熱学研究施設教授の竹村 惠二氏の講演がありました。
主催は福祉フォーラムin別杵・速見実行委員会、共催が別府市で県社会福祉
協議会がバックアップしていました。
今回は第一回目という事で、地震や津波の被害分析が中心で、障がい者の視
点からの話はあまりなかったですが、今後障がいごとの個別の防災対策への
課題へ向けての研究と研修が始められ、県内では初の取り組みとなります。
別府市は県内でも障がい者が多く暮らす地域で、先進的な取り組みを進め、
県全体に障がい者のための防災対策の意識付けを広げようとしています。
7月21日 臼杵市市民後見人センター設立記念の「権利擁護支援フォーラムin
うすき」が中央公民館大ホールで開催されました。
超高齢化社会を目前にして、認知症等の増加が懸念されるなか、核家族化で高齢者の
後見を親族ができない状況が増えてきています。一人暮らしや認知症の高齢者の権利
や財産の擁護をどうしていくのかが、課題となっています。
高齢者や障害者の意思表示能力や生活状況に応じて、成年後見制度や福祉サービス
利用援助事業等を活用し、財産管理や身上監護を中心とする権利擁護サービスを提供
する臼杵市市民後見人センターを臼杵市社会福祉協議会に4月1日に設立しています。
今後、市民後見人養成講座等で成年後見人の育成をして、地域で見守りができる体制
づくりを目指していくようになります。
市民一人ひとりが関心を持って、互いに地域で支えあうコミュニティの力の一つとして期待
したいと思います。