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バックナンバー 2023年 9月

今日は、お忙しい中、一般社団法人ドゥーラ協会の認定・産後ドゥーラ、市川市在住の西さんに、現場でのお声をお聞きする機会をいただきました。

産後ドゥーラを日本で育成し広めてきた宗先生の松が丘助産院にお話を聞かせていただいたのが、2014年。あれからちょうど9年。産後ケアの社会的に取り組む必要性を教えていただきました。そして、ちょうど同じ頃、一般社団法人ドゥーラ協会の理事でもあり、長年、健康うらやす21の委員長を務めてくださっていた福島富士子先生からも、産前産後のお母さんへのサポートは行政が積極的に行っていくことが、「社会全体で子育てを」という土壌を作っていく大事な一歩となることをお聞きし、自分の経験も含めて、納得のいく感動をさせていただいたことを、改めて思い出すことができた機会となりました。

特に多胎児の家庭のケアに関わってこられた西さんは、産後ドゥーラとして、家庭支援をされているだけではなく、地域で「産前産後ママのためのカフェ」を開催されていたり、ドゥーラの育成もされています。

ドゥーラは、ホルモンバランスの影響を受ける産前産後の女性の心と体のことを知り、その上で、お母さんに寄り添い、必要な家事サポート、育児サポートし、夫婦でコミュニケーションをとり、子育てを考えていき、家族として自立していくために支援していく。家事も具体的で(家事の動線のアドバイスも!)その人にあった支援を一緒に考えていくそうです。

浦安市では、宿泊型、日帰りでの産後ケアは行っていますが、子育ては家に帰ってからがスタート。辛いことやいろんなことがあっても、助けてもらいながら子どものいる生活を楽しむことができる家族になっていく、そのお手伝いをしているのがドゥーラ、また、西さんがケアしていた「子どもが大嫌い」と言っていたお母さんが産後ドゥーラを利用し、第2子を考え、今年出産をしたというお話も伺いお聞きし、大感動でした。

「社会全体で子育てを支えていく」のは、「子育てを支えてもらった」という経験をする家族が増えていくことで実現していけるのではないかと改めて感じました。

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浦安市 中村理香子
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