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バックナンバー 2019年 11月
亜細亜教育投資株式会社東日本センター

亜細亜教育投資株式会社東日本センター

11月18日市川市議会議員4名とともに、八街市にある、亜細亜教育.投資株式会社東日本センターに視察に伺いました。このセンターは外国人技能実習生向けの日本語習得及び日本で生活するために必要な知識を学ぶ講習施設です。
それぞれの国において日本企業の面接をされ、雇用されることが決定した技能実習生が、半年間は現地で日本語を学び、こちらのセンターで、1カ月びっちり語学だけではなく、日本で困らないようにゴミの出し方など様々な生活上の講習を受けます。毎日8時間のカリキュラムだそうです。特にゴミの分別はバッチリだと仰っていました!(日本人より素晴らしい!!)

1日のカリキュラム

1日のカリキュラム

研修終了後、それぞれの会社に派遣になります。外国人を受け入れるためには、このような研修を受ける必要があり、研修後1年間は、1ヶ月に1回は、センターがチェックするような法律の仕立てだそうです。介護などに従事することができる特別技能実習生は、このセンターにはまだいらっしゃいませんでしたが、今後受け入れするための施設整備を予定しているとのことでした。

退職校長先生が教えていらっしゃいます。

退職校長先生が教えていらっしゃいます。

技能実習生と職員の皆さんと記念撮影

技能実習生と職員の皆さんと記念撮影

その中でも、優秀な成績を修めれている代表の方8名とお話をさせていただきました。面接を受けて狭き門をくぐった人のみがこの場所に来れます。皆さん、目がキラキラしていて意欲的です。

この制度を利用できる事業者は優良企業として登録されていなくてはならず、受け入れの仕組みとしては、企業単独型と管理型(協同組合方式)があるそうです。

意欲を持って日本に労働力として来てくださる外国人の方々の存在は、大変重要です。
様々な課題はありますが、文化や生活様式が違うことを理解し合うことで、乗り越えていかなければならないし、その第一歩を担ってくれているセンターであることがわかりました。

3日目の視察は、京田辺市。「老人福祉施設宝生苑と大住じどうかんとの複合施設について」です。京田辺市では、以前浦安に視察に来てくださった河田みほ副議長が出迎えてくださり、思わずの再会で感動。アッサリ君も待ってました。
京田辺は、玉露の美味しいまちです。おいしいお茶も出していただきましたが、河田副議長が、パウンドケーキを焼いてくださり、暖かい心遣いにもさらに感動しました。

アッサリくんがいてピックり

アッサリくんがいてピックり

視察資料

視察資料

日消の纏が!

日消の纏が!

京田辺市役所でお話を伺った後、現地に。

複合施設ならでは施設名が3つ

複合施設ならでは施設名が3つ

多世代が交流できる場は、核家族化が進んでいる現代の共通課題です。

利用状況のボードが入り口にあります

利用状況のボードが入り口にあります

地域包括支援センター

地域包括支援センター

介助用のお風呂も

介助用のお風呂も

京田辺市での取り組みをお聞きして、場の設定だけではなく仕掛けを作ることの必要性も感じました。しかし、普通だったら生活の上で目にしたり感じたりすることがない高齢者と子ども、子育て世代が同じ場所にいて、お互いの存在を感じることができることだけでも、とても良い空間となっていました。

卓球台は共有空間にあります

卓球台は共有空間にあります

 

教育民生常任委員会2日目の視察は、明石市です。

明石の駅前のオブジェはタコです

明石の駅前のオブジェはタコです

明石市は、「誰一人置き去りにしない」のSDGsの精神で、様々な先進的な福祉施策を行っています。
駅前に手話言語・障害者コミュニケーション条約もありますので、駅前のビルには、手話フォンがありました。

駅前ビルにある手話フォン

駅前ビルにある手話フォン

短い時間ではありましたが、中核市で初めて接地になった「ひきこもり相談支援課」の取り組みと「待機児童対策」について伺いました。

視察資料

視察資料

広報のお知らせ

広報のお知らせ

明石市は、平成30年度中核市となり、保健所を開設されました。
「ひきこもり相談支援課」は、保健所内に設置され、弁護士資格を持つ課長、保健師の3名の専任職員、兼務4名(精神保健福祉士、保健師)臨時職員1名(精神保健福祉士)の8名の人員です。2019年7月1日に開設され10月31日の4ヶ月で、相談件数は、403件。ひきこもり相談支援課が設置されて良かったことは、「ひきこもりを相談していいんだ」と市民に思ってもらえたこと、そして、困ったことがなくても「ひきこもり」事態を相談して話を聞いてもらい、何に困っているかを一緒に考えてあげることができるようになったことと仰っていたことが印象的でした。
また、担当課の課長さんも弁護士でしたが、明石市は、専門職員として10名の弁護士を雇用していることもお聞きし、多種多様な行政課題があり、市民の価値観も多様化している時代において、必要な人員体制を取っていらっしゃることに驚きました。

「待機児童対策」については、平成28年1月に待機児童緊急対策室を設置され、取り組まれてきました。明石市も子育てしやすい街づくりを進めた結果、2018年4月には、待機児童が571人となってしまいました。施設整備には、法人負担を半減させたり、企業型保育所の市独自の補助金を交付したり、市有地を活用した認可保育所の整備等、駅前保育ステーションも設置しました。

中核市になったことから、保育士総合サポートセンターを開設し、市立保育所長OBのコーディネーターがサポートしながら潜在保育士等の就職支援、職業斡旋を行っているそうです。処遇改善も様々行っていますが、民間保育所向けの職場環境改善と保育士の定着促進のための施設長向けの研修や新人保育士向け研修、キャリアアップ研修などきめ細かく対応をされているとのことでした。

平成28年〜30年まで約3,750名の受け入れ枠を確保したそうですが、平成31年4月には、412名の待機児童が発生。公園内保育所など、令和元年は、1200人、2年度は800人の受け入れ枠拡大を目指しているとのことでした。

子育て支援が充実すると、待機児童が増える浦安市も同じ悩みを抱えています。質の確保とともに量の確保しっかり取り組まなければなりません。

11月6日、教育民生常任委員会の視察です。午前中は、掛川氏の「障がい者新規就労500人サポート事業」についてです。A22CBCA5-208A-4A5D-992E-F066BAA80AEF

障がい者新規就労サポート事業は、「働きたいと思っている人を助ける」ことに特化した事業です。平成27年から始まった事業は、3名の就労支援員さんを雇い入れ、福祉課に「500人サポート推進室」設置をして始まりました。4年間での就労実績は、延243人(身体55人、知的76人、精神88人、複合12人、難病12人)です。職場見学、面接、面接は本人に無理がないような条件を企業に提示して理解を求めたり、障がい者トライアル雇用、事業主委託訓練、ジョブコーチ制度の利用などを促したり、月1回程度の企業訪問による定着支援も行っています。特に、平成27年度の6ヶ月定着度は43.8%だったものを、家計支援も含めた生活面全般の支援の充実、就労面では協定を結ぶことによって、個人情報提供の仕組みを構築しハローワーク、障害者就業生活支援センター、ジョブコーチなどとの支援ミーティングを2ヶ月に1回行うなど、さらに、離職が就職後1ヶ月の間に集中することから、1ヶ月間企業との連携も強化し、定着支援の充実を図り、平成30年度には、70%以上の定着率を達成しています。
今後の課題として、支援機関だけでは支援の限界があるとのことから、企業内、現場サイドでの支援の充実を図るための講演会の開催や、配置型ジョブコーチ制度の推奨など上げていらっしゃいました。
また、就労が続かなくなる要因の1番は体調不良とのこと。企業側の理解も含めどう解決していったら良いかは難しい問題だなぁと思いました。

視察の資料

視察の資料

チラシ

チラシ

ラクビーワールドカップ掛川も盛り上がっていました。

ラクビーワールドカップ掛川も盛り上がっていました。

茶エンナーレのノボリ今年開催年だそうです。

茶エンナーレのノボリ今年開催年だそうです。

午後からは、磐田市に移動し、複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」に伺いました。

ニコッとする入り口です

ニコッとする入り口です

この施設は、図書館だった建物を改修し、「相談」「子育て支援」「市民交流」「学びの支援」などを提供する新しい複合施設として平成30年8月に開館しました。

人形劇で歓迎してくださいました

人形劇で歓迎してくださいました

静かに本を読む従来の場所もありますが、遊びながら本に親しめる場所や、子どもシアターや外のお庭では、ヤギのあんことキナコも居て、食事ができるお部屋もあります。さらには、ハロワークもありました。

ハローワークの窓口もありました

ハローワークの窓口です

チラシ面

チラシ面

チラシ裏

チラシ裏

施設には、司書だけではなく、保健師、幼児教育専門官、保育士なども常駐し、複合的な支援を行っています。昨年度に開館したばかりだったので、開館するまでに試行錯誤された様子も伺うことができて、浦安でも「子ども図書館」を検討していますが、大変参考になりました。

階段にも本がディスプレイされています

階段にも本がディスプレイされています

きなことあんこちゃん

きなことあんこちゃん

ゆるキャラしっぺい君

ゆるキャラしっぺい君

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浦安市 中村理香子
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