10月30日31日で視察に行ってまいりました。
宮崎市は、平成17年から3歳6ヶ月検診時に、視覚検査機器(オートレフラクトメーター、レチノスコープ)を用いて眼の異常の有無を検査しています。生まれたばかりの赤ちゃんは、明暗がわかるだけで、「見る」という訓練をしながら視力は徐々に発達し6歳くらいまでに完成すると言われています。子どもの眼は、この時期までにクリアに見えるようにしないと見る能力が育たず視覚障害を起こす可能性があります。ですから、3歳6ヶ月の検診時に眼の屈折異常(近視、乱視、不同視等)を感知し、メガネを使用するなどして矯正をすることで視力を正常にすることは、とても大切なことです。
3歳検診時に、ランドルト環イラストを使った簡易的な視力検査は、どの市町村でもやっていますが、子どもからの訴えから発見することは難しい現状があり、機器を使った視覚検査を行っている自治体は、少ないのが現実です。宮崎市は、担当者がその課題を何とかしたいと眼科医に相談したのがきっかけだったそうです。現在は、眼科医会から視能訓練士を派遣してもらい、視覚検査機器を使用し、眼科精密検査につなげ、治療につなげるという成果を上げていました。
機器を使用しての検査は、数秒で終わります。視能訓練士の確保ができれば、機器の購入費はかかりますが、子ども達の未来を考えたら安価な投資だと思いました。

