8月29日佐賀県上峰町にオンライン英会話の視察に行ってきました。上峰町は、総合戦略として「農業と教育の先進地」を謳い、ICTを活用した教育を行っています。大韓民国ヨジュ市と友好都市協定を結び、ヨジュ市を訪問する中で、ICTの積極的な利活用に触発を受けたことが、オンライン学習への取り組みのきっかけとなったそうです。
上峰町には、児童数630名の1学年あたり約100名の公立小学校が1校あります。平成27年から公立校で全国初となるマンツーマンのオンライン英会話を、小学校5、6年生が、6月から3月まで毎週1時間(全20コマ)、外国語活動の時間に取り組んでいます。
外国語活動としてALTも導入していますが、発話量は1人1分程度。マンツーマン英会話では、15分の発話量の確保が可能です。また、ヘッドセットをつけ、他を気にすることがなく、英語と向き合うマンツーマンの環境は、英語への苦手意識がなくなるだけでなく、外国人の話し方、身振り手振りの違いに、文化の違いを肌で感じることができ、英語に対する親しみにつながっているそうです。
授業は、担任、英語専門講師、ICT推進員、ALT、オンライン英会話事業者から2名の派遣、計6名で運営しています。
授業内容は、教師による英単語、文法などインプット授業20分、オンライン英会話授業準備5分、オンライン英会話15分(マンツーマン)、次回予習と宿題確認(5分)の構成です。
授業の様子を映像で見せていただきましたが、子供達はみんな笑顔で、楽しみながら会話を楽しんでいます。外国の講師の皆さんが大きな身振り手振りで一つ一つ(It’s Great!!)と言葉がけすることで、子ども達の心をつかんでいる様子がよくわかりました。最初は、泣き出してしまう子どももいるようですが、次第に授業を楽しむようになっていくそうです。オンライン授業の可能性に深く感銘を受けた視察となりました。
皆さん、ヘルプマークって知っていますか?障がい手帳の有無に関わらず、外見ではわからなくても援助や配慮を必要としている方が、災害時や日常生活で、周囲の方に支援や配慮を必要としていることを知らせるためのマークです。
都議会公明党議員に、街頭で自閉症の息子さんをお持ちのお母さんから「災害や事故に遭遇しても周囲の人がてを差し伸べてくれるような東京都を作って欲しい」と訴えられた声からヘルプマークは生まれました。都議会に置いて何度も繰り返し「ヘルプカード」の必要性を訴えてきましたが、2011年東日本大震災の時、東京都では数百万人の帰宅困難者が発生しました。その時、帰路から遠く離れたところで保護された方もいらっしゃるなど、外見ではわからない内部障害を抱えた方の困難や混乱が大きかったことが後押しとなり、2012年ヘルプマークが誕生しました。
ヘルプマークはその意味を大きく理解していただくことで、より支援の輪が広がります。2017年公明党の働きかけにより、ヘルプマークはピクトグラム(絵文字)の国内規格(JIS)を取得し、全国での実施普及が決まりました。
公明党浦安市議団も、内部障害や闘病中で支援が必要の市民の方から「ヘルプマーク」の配布のご要望をいただいており、議会でも取り上げてきました。
これからも障がいのあるないに関わらず、安心して暮らすことのできる思いやりのあるまちづくりを進めてまいります。
ヘルプマークは、障がい福祉課、障がい事業課(市役所3階)で配布しています。
ヘルプマークです