10月29日、浦安市文化会館小ホールにて、浦安市無形民俗文化財、浦安囃子保存会の結成70周年の記念公演が開催されました。
浦安のお囃子は、浦安の漁師5人の方が、皆を元気づけようと、「葛西囃子」を習いに行ったことから始まりました。昭和22年に「浦安囃子睦会」を結成、現在は「浦安囃子保存会」と名称を変えて浦安の様々なイベントを盛り上げてくださっています。また、浦安の郷土文化を後世へ受け継いでいくための活動もしており、浦安小学校のお囃子部で、月2回講師をしてくださっているとのことでした。
公演の第一部では、5人合わせて400歳の師匠方による浦安囃子「屋台」が披露されました。お囃子の音色は、ワクワクしますね。その後、浦安囃子七十年の歩みの映像を交えて、若手による演奏、浦安小学校お囃子部による祭囃子が披露されました。私は残念ながら、この後の演目は、子ども会のハロウィーンイベントがあるので、見させていただくことができなかったのですが、年代を超えて引き継ごうとしてくださっている浦安囃子保存会の皆様のご努力とご尽力に感謝するとともに、守っていかなければとの思いも深くしました。
多くの皆様に真心からのご支援をいただき本当に感謝いたします。
公明党は、小選挙区8名を含む 29名の当選をさせていただきました。
現有35議席から29議席と、南関東ブロックにおいても、公明党比例区候補現職1名を落選させてしまうという、支援してくださった皆様、本当に申し訳ございません。今回の経験を活かし、皆様のお役に立てるよう、身を引き締め頑張ってまいります。今後とも公明党へのご支援よろしくお願いいたします。
総務常任委員会の視察3日目は、釜石の奇跡と呼ばれた鵜住居地区の小学校中学校跡地から、子どもたちが率先をして逃げた経路をバスで周り、現場を見ることで、その距離感、高低差の臨場感を感じながら、子どもたちが、日頃の防災教育、避難訓練により「自分の命は自分で守る」ことをしっかり学んでいたこと。そして最後は、本当に「津波てんでんこ」を実践し助かったこと。災害が起きても被害を拡大しないためには、一人ひとりが自分の命を自分で守る行動ができることが一番大事であることを改めて学ぶ事ができました。
その後、宮古市田老地区で、「学ぶ防災」に参加しました。津波遺構となった「たろう観光ホテル」に実際に入り、そこで震災の時にその場所で撮影された津波の映像を見せていただき、ガイドさんから、田老地区が復興している様子含め、震災で学んだことを後世に伝えていくんだとの強い思いで「学ぶ防災」ツアーを行っていることをお聞きしました。
田老地区に3年前来た時には、なかった球場があり、今では日本一の草野球チームを作ろうと頑張っており、地域の子どもたちが集う場として活用されているとのことでもありました。土地区画整理事業は、計画が策定され、第1防潮堤が再建されていました。
山田町のふれあいセンター、はぴね。震災復興の過程で街はコンパクトシティ化、そして地域包括ケアシステムのハードつくりも行っています。震災復興の街の形は、少子高齢化の自治体のモデルとしていけるのではないでしょうか?
田老地区含め、3年ぶりに訪れました岩手県ですが、それぞれの地域が、東日本大震災をどう受け止め、復興を成し遂げていけるか、6年経ってしまった時間を感じるとともに、そこに住む人達だけではなく、様々な人たちの助けがあることが復興を加速させていける要因ではないかと感じた視察でした。東日本大震災を他人事にせず、自分ごととして捉えることができるかが、復興支援の大きな力であると思いました。
2日目は、三陸鉄道フロントライン研修で、陸前高田市、大船渡市の視察を入れていただき視察を行いました。陸前高田市では、防災・減災の取組と「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」について伺いました。陸前高田市では、東日本大震災で1750人以上の方が犠牲になられました。残された市民ができることは、今回の被災状況を的確に把握し、しっかりと検証することと考えられ、各地区コミュニティ推進協議会などの団体や、各避難所の代表者の方にご協力いただき、また、多くの市民の方にヒアリング、アンケートを行って、膨大に収集した検証項目を125ページに絞って、陸前高田市東日本大震災検証報告書を発刊されました。概要版は、全世帯に配布し、この報告書から、市職員の「初動対応マニュアル」の作成、避難所毎の「避難所運営マニュアル」を作成。市民の適切な避難方法を定める「避難マニュアル」はイラストを入れ、字を大きく、わかりやすく、音声コードを各ページにつけたり、CD版を作成したりと、兎に角実行性のあるものにしようとの思いが伝わってきます。また、災害を経験したからこその教訓から、BCPの作成として、非常時優先業務を100に絞り、誰でも業務ができるようワークシートの作成、花巻から大阪までが飛行ルートでつながっている関係で、豊中市と災害協定を結びました。この災害協定は、救援要請がなくても、物資と人を派遣する手はずになっています。現在も顔の見える関係を作るべく年2回は交流を行っています。視察の受け入れをしてくださった担当者は、当初は、県から派遣をされた後、陸前高田市の職員となられた方でしたが、検証報告書の作業をされる中で、この地で働こうと腹を決められたようで、震災復興には、その地の人だけではなくて、他の地域からの応援が大事であることも感じました。「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」でも、実は浦安市でお世話になっている岩室伸也先生も陸前高田市でご尽力されており、施策が進んでいらっしゃいました。思いがけず先生も陸前高田市にいらしていて、視察が終わった後に、わざわざご挨拶に来てくださいました。震災で街と人が大きな被害を心と体に受け、立ち上がっていくための絆つくりは、他人事じゃなく自分ごととして考えられる人がどれだけ増えていくかということではないかと思います。
前回、来た時には、なかった復興まちづくり情報館。それにしても、浸水域が示されているオカモトの看板は15.1m。とてつもない高さです。
午後は、大船渡市に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」についての視察に伺いました。大船渡市のスローガンは、「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡市」です。本市の「ひとが輝き躍動するまち 浦安」と共鳴するスローガンに親しみを感じながら伺わせていただきました。
資料を沢山用意していただきました。大船渡市人口ビション、大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略はじめ、総合戦略推進本部が評価する基本目標シート。そして、「大船渡市のいまと未来〜大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略〜」のパワーポイントの資料。市長さんが、市民に、そして、特筆すべきは、市内の小中学校に周り、この資料を持って、大船渡市の現状、課題、そして目指すべき未来を語っているそうです。資料の中身は、誰でもわかる言葉と見やすい内容になっており、総合戦略の推進には、各家庭、企業・団体、公民館など多くの市民の理解と協力が必要であり、継続して取り組むことが必要とくくってあります。震災で大きく人口を減らした大船渡市ですが、ピンチをチャンスに頑張ろうという思いが伝わってくる視察でした。
その後、三陸鉄道とJRの結節駅である盛駅に、BRTの視察も兼ね伺い2日目の視察は終了しました。
10月11日〜13日の日程で、総務常任委員会の視察に行ってまいりました。1日目は、岩手県紫波郡紫波町の「公民連携手法を活用した地域再生オガールプロジェクトについて」です。紫波町のPPP事業は、PFI事業として数少ない成功事例として紹介されております。紫波町は、平成17年管理型浄化槽整備、平成18年火葬場整備、平成19年水道施設整備・平成24年維持管理事業とPFI手法を用い事業を行ってきました。また、平成12年から循環型まちづくり、平成17年から協働のまちづくり、平成19年から公民連携によるまちづくりと政策を進めてきた結集として、今回視察目的の「オガールプロジェクト」は、先進事例として取り上げられる事業となっていることがわかりました。「オガールプロジェクト」は、昭和63年5月「紫波町の未来を考える日詰地区懇談会」が新駅設置(紫波中央駅)を要望するところから始まります。そして、平成10年3月には紫波中央駅が開業。駅前の開発、役場の老朽化、図書館の新設という、行政課題を、公民連携手法を研究している東洋大学大学院との包括協定により、域内経済循環、オガール起点の経済波及効果を目指した町民含めた地域住民主導型のまちづくりとして、オガールプロジェクトを実施しています。
平成23年4月に開場をした「岩手県フットボールセンター」は、オガールプロジェクトの集客の目標値として年間30万人の内訳として庁舎7万人、図書館17万人として、足りない6万人を確保するために、雨水貯留浸透施設の上に建設されています。平成28年度は4.3万人の利用があったそうです。
官民複合施設オガールプラザには、図書館、地域交流センター、子育て応援センター、カフェや学習塾、クリニックがあり、視察の日は、雨でしたが、子ども連れやお年寄りが集っていらっしゃいました。図書館も見学させていただいたのですが、司書の方は浦安市立中央図書館に派遣で勉強しに来られていたとのことで、私達を大歓迎してくださいました。
この地域の特徴として、地域材を活用していることです。役場も町産材を使っています。
もう一つ見学させていただいた民間複合施設オガールベース。日本初バレーボール専用アリーナを併設しています。
オガールプロジェクトは、9事業から構成されています。紫波町経営支援部企画課公民連携室の職員さんから説明と施設見学を入れて3時間弱、まだまだ見たいところ、聞きたいことは沢山ありましたが、時間切れでした。
事業の一つである、紫波型エコハウスを提供するオガールタウンプロジェクトも進行途中ですが、若い世帯の流入も見込めているようです。今後も楽しみです。
PPP事業の成功のポイントは、行政、市民、民間事業者、すべての人が主体者となり知恵を出し合い汗を掻くことに尽きるようです。
公明党がこどもマニフェストを発表しました。未来を担う子どもたちにも、自分達の未来について考えてもらえればと思います。
今回の衆議院選挙は、急速に進む少子高齢化に、どう立ち向かっていくか、どの政党がきちんとお約束した政策を実現させていけるか、選んでいただく大事な選挙です。いよいよ公示まで後3日です。
詳しくはこちら→ こども・子育てマニフェスト2017