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バックナンバー 2017年 3月

本日9時半より浦安市運動公園野球場のオープニングセレモニーが開催されました。公式戦ができる野球場です。マウンドに立つだけでワクワクしました 。市民の皆様の多くが望んでいた施設。明日のイースタンリーグの公式戦は完売だそうです。

テープカットです。

テープカットです。

素晴らしい施設です。

素晴らしい施設です。

 

ブルペン!!

ブルペン!!

野球がしたくなりました!同僚の宮坂議員と!

野球がしたくなりました!同僚の宮坂議員と!

牟田市2日目の視察は、地域包括ケアについてという内容で受け入れていただきました。

ご対応いただいたのは、大牟田市保健福祉部調整監 池田武俊さん、福祉畑で16年のキャリアをもち、厚生労働省にも出向し、介護保険の制度設計にも携われた職員の方です。伺えたお話は、大牟田市の介護保険制度に始まる街づくりの歴史物語のようでした。

介護保険が始まった時、役所には、多くの苦情の電話が鳴り止まなかったそうです。必死で、住民に介護保険の事を理解してもらうように務めたそうです。そこで、大牟田市では、介護保険は、「尊厳を保持し、有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう」サービスを利用するものという市民の理解を進めると共に、介護サービスを提供する側の環境整備をする必要があることから、2000年3月に「大牟田市介護サービス事業者協議会」を市が事務局となり立ち上げます。2001年11月には、協議会の中の部会として「認知症ケア研究会」を発足。2002年には国からの全額補助事業「地域認知症ケアコミュニティ推進事業」を立ち上げ、事業者から介護現場からの問題提起から、地域全体の実践課題に行政がデザインアップする「協働」という手法で、高齢化により大牟田市でも自治会加入率は30%まで落ち込んでいた状況だったそうですが、子どもも障がいを抱える人も高齢者も全てが支え合える地域福祉の再構築と、新たな地域コミュニティの創造を目指していきます。大牟田市が題材に選んだのは、「認知症になっても安心して暮らせる街づくり」でした。認知症介護に関わる実態調査をし、そこから活動の基盤を構築していきます。

  • 小学校区単位の身近なネットワークの構築
  • 公民館、民生委員の機能の復活と地域資源の活用
  • 認知症を隠さず、恥じず、見守り、支える地域全体の意識向上
  • 行政と地域の連携、推進者の育成・配置、介護現場の質の向上、いつでも相談できるサポートセンターの設置
  • 子どもの時から学ぶふれる機会を作る
  • 家族への支援、家族介護の負担の軽減

がキーワードです。前日に見学させていただいた白川病院のように、地域で住み続けられるために、計画的に設置された、25箇所の小規模多機能型居宅介護施設や45箇所の地域交流センターを介護事業所に義務付けて設置をしていったことはハード面として素晴らしい事業です。さらにソフト面として、「認知症コーディネーター養成研修」毎月2日間、講義形式ではなく、ディスカッションやグループワークで受講期間は2年間、費用も事業者から年間10万円負担してもらい、デンマークの認知症コーディネーターをヒントにした養成研修をスタートさせます。単発の研修では得ることができない、行政や地域との連携も含めた多職間、事業者間の連携含めた実践力の強化になり、平成18年度からは、地域密着型サービスのグループホーム、小規模多機能居宅介護には受講義務化、急性期病院への受講の推奨、地域包括支援センターには完全配置とし、平成27年度には修了生115名、現在、第13期生(11名)、14期生(10名)が受講中です。さらに、認知症の人を支える専門職支援チームを、専門医、サポート医(神経内科・精神科・老年内科:7名)、介護・専門職の認知症コーディネーター6名、地域包括支援センター2名で構成し、運用しています。認知症コーディネーターを報酬ではなく委託として所属法人に支払うことで気兼ねなく外に出ることができるようになったそうです。

そして一番、大牟田市が地域作りの核として取り組んだ事業が「高齢者等SOSネットワーク」の仕組みです。認知症の方が徘徊しない仕組み作りではなく、安心して徘徊できる街づくりをしたところは、素晴らしいところです。徘徊の方を見守るための地域を巻き込んだ模擬訓練や、さらに子ども達と学ぶ認知症「絵本教室」を小中学校で定期的に行い(この絵本は実際の事例をもとに子ども達とともに作成しています)、若年認知症の取り組みも進めているそうです。特筆すべきはこのような取り組みの成果が確実に現れているところです。

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大牟田市が取り組む現場の課題から取り組むべき課題の進捗状況

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平成25年度から平成26年度のSOSネットワーク利用の減少は確実に地域の見守りのネットワークの強化が図られている成果のようです。

地域包括ケアシステムはそれぞれの地域の特性に応じて、それぞれの自治体で官民連携して進めていかなけれがなりませんが、大牟田市は、認知症という切り口で地域包括ケアシステムの構築を進めている自治体でした。大変勉強になりました。

子どもたちと作成した絵本

子どもたちと作成した絵本

明治日本の産業革命遺産、製鉄・製鋼・造船・石炭産業2015年世界文化遺産登録をされた文化遺産を持つ大牟田市、歴史の重みを感じる議場も見せていただきました。2日間にわたり、食事の場所から視察の送迎までお世話になった事務局の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

歴史のある大牟田市。乗除溢れる議場です。

歴史のある大牟田市。乗除溢れる議場です。

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歴史の重みを感じる議場でした。

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併設の地域交流センター

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地域交流センター外観

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地域交流センター

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白川病院の小規模多機能施設とデイサービスセンター

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白川地区の取り組みを説明いただきました。

大牟田市に視察に来ています。
今日伺わせていただいたのは、医療法人 静光園 白川病院です。白川病院のスタッフが退院後の患者さんの生活を支えるためには、地域の支え合いの力が必要であるとの課題認識から、取り組まれている活動を伺わせていただきました。
病院の横には、地域交流センター、高齢者専用賃貸住宅、小規模多機能介護施設、デイサービス等、保育所も併設しています。デイサービスでは地域の方が、マッサージにも来ていました。理学療法士がいるので、500円の実費を払っていらしているそうです。終わった後におしゃべりを楽しんでいました。入所者さんたちの穏やかな表情が素敵でした。

2017年も今日から3月になります。あっと言う間です。

今日3月1日から8日までは、「女性の健康週間」です。女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすことは、社会全体の経済発展と活力増進につながります。私たち公明党の女性議員は、毎年この期間に皆さんに、女性特有の健康問題について、考えてもらおうと街頭演説会を各地で行っています。

女性は、思春期、出産期、更年期、老年期と生涯を通じて、ホルモンバランスが大きく変動し、結婚や育児などのライフステージによっても、心と体に様々な変化が現れます。女性ホルモンの変動に伴い、月経に関わる体の変調、不眠やうつなどの心の不調、更年期には、不定愁訴や骨粗しょう症といった悩みが深刻化し、乳がんや子宮頸がんという女性特有のがんもあります。世代ごとにかかりやすい病気や悩みは、複雑できめ細やかな対応が欠かせません。

公明党は、女性専門外来や、産後ケア事業、がん対策などの施策を推進していますが、幼少期から高齢期まで継続的で包括的な健康支援は、まだまだ必要です。日本医療政策機構HGPI・「働く女性の健康増進調査2016」の試算によると、婦人科系疾患による働く女性の経済的損失は6.37兆円にものぼるとされており、働き方改革も含めた支援は大変重要です。

「女性の健康週間」、より多くの皆さんが考えるきっかけとなると良いですね。

 

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浦安市 中村理香子
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