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バックナンバー 2016年 3月

3月29日、浦安市内で、公明党浦安市議団3名で、議会報告会を行いました。

平成28年第1回定例会が3月17日に閉会し、審議された平成28年度当初予算には、公明党市議団が要望してきた内容が多く含まれておりました。特に秋葉議員が20年にも渡って取り上げてきた「おさんぽバス」は交通空白地域である今川・高洲地域を周る第3号路線の運行が決まり、さらに、12歳以下の子ども料金を無料。おさんぽバスと路線バスとの乗換割引も行うことになりましたので、街頭でお訴えをすると多くの市民の方が喜んでくださっておりました。

私からは、選挙時に市民の皆様にお約束させていただいた地域包括ケアシステムの構築について、平成29年度から始まる新総合事業への取り組みと、地域包括支援センターの体制、そして、その存在を全ての年代の方々に知っていただく必要性から浦安駅前市民活動センター跡利用として要望させていただいていた、包括支援センターの相談窓口の設置が決定したこと、さらに、異年齢交流事業も同じ場所に開所されることで子育てから高齢者までの地域拠点としての機能を発揮することを期待していることなどを訴えさせていただきました。足を止めて聴いてくださった市民の皆様ありがとうございました。

浦安駅にて

浦安駅にて

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秋山正子氏

秋山正子氏

小林正弥教授

小林正弥教授

10回目となった30年後の医療の姿を考える会「メディカルタウンの人生の連続での『いのちの教育』の年に1回のシンポジウムに初めて行ってきました。今までは、書籍になったものを読ませていただくだけだったのですが、10回目ということで、足を運びました。

基調講演は、千葉大学大学院・慶應義塾大学大学院小林正弥教授です。小林先生は、医療に関わっている専門家ではなく、ハーバード白熱教室の解説を務めた政治哲学の専門家です。「対話力・善く生きる為の対話教育の必要性」についてお話いただきました。ソクラテスの問答法は、「産婆術」と言われ相手が自ら思想を生むことを助けるものであり、教育の原点である。というような話からこれからの医療・ケアにおける対話力の必要性についてお話いただきました。医療技術の発展は、長寿命化をもたらしたわけですが、それがそのまま「善く生きる」ことに結びついているか、「病気が治ること、健康を維持すること」は、家族はじめ多層的なコミュニティにおいて、「より健康になる」ことを対話により共に考え、行動することである。地域包括ケアシステムでは、いのちとケアの教育を、自分が直面したときに考えるのではなく、コミュタリアニズム的ケア教育として行う必要があるのではないかとの「対話」を学術的に分析しての理解しやすい講演でした。

山田雅子教授

山田雅子教授

山口育子さん

山口育子さん

提言では地域看護専門の看護師の育成をされている聖路加国際大学山田雅子教授、デンマークの国民学校での生活をされた津村柊さん、NPO法人ささえあい医療人権センターCOML山口育子さんから話がありました。

COMLの活動は、患者の主体的医療参加を目指し、患者の立場から始められた活動です。また、医療現場にインフォームドコンセントとコミュニケーションの充実を図り、患者・医療者が協働して行う医療の推進をしています。医師向けのSP(模擬患者)の活動や、患者と医療者のコミュニケーション講座、医療で活躍するボランティア養成講座など、医療の現場を医療者ではない患者という立場で変えよう、そして自分の身体の治療に主体的に関わる市民を増やそうという活動です。高齢化社会に必要な医療は、「治す医療」から「慢性疾患を抱えながら自分の身体とよりよく付き合い暮らしていく医療」です。地域看護を育成している山田雅子教授の話も、今後の看護のイメージは、看護師が患者指導するのではなく、病気は地域で予防し、病棟は初期治療の場であり、医療は医療者と市民が共に考えていく方向になっていくのではないか私見もご披露いただき、このシンポジウムに参加させていただいて、30年後の医療の姿を考えるために必要な視点を学ぶことができました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション

樋野興夫先生

樋野興夫先生

3月1日から8日までは女性の健康週間です。3月8日が女性国際デーに因んで設定されています。毎年この週間に因んで、市川総支部の女性議員で、女性健康週間街頭を行っています。今年は、小雨が心配される中で、3月6日に市川駅と本八幡駅で開催しました。

2014年の11月に衆議院選挙によって廃案になってしまった「女性の健康の包括的支援に関する法律」。女性の活躍も健康が基本です。ライフステージによって、更には、ホルモンのバランスによって心と体に大きく影響を受けるのが女性の健康です。

お医者さんに行くまでもない体の不調に対する不安は多くの女性が持っています。気軽に相談できる場の必要性を感じています。

街頭では、20代30代40代の癌と言われている子宮頸がん、乳がんの検診を多くの女性の方に受けていただくよう訴えさせていただきました。

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3月5日、介護予防・認知症予防体験フェアがWAVE101で開催されました。毎年のように新たな発見があるフェアですが、今年は、息子の卒業式と同じ日で、1時間ほどしか時間が取れませんでしたが伺いました。今年は、ダイエー一階の吹き抜けでタイアップのイベントを行ったそうです。介護予防の問題は、高齢者の問題だけではないので、いろんな世帯の方に見ていただく場所で開催できたことは良かったですね。
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アカデミアのサロンで来ていただいた方に「地域の介護予防マップ」をうめていただく作業をしていました。総合事業を始めるための大事な資料と感動しました。

地域資源マップ

地域資源マップ

浦安産の綿(びっくりでした!)でつくるロバ隊長のブースもありました。
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浦安市 中村理香子
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