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バックナンバー 2015年 7月

7月25日公明党千葉県女性局の講演会が開催されました。講師は、防災備蓄を考える会代表岡部梨恵子氏です。岡部氏のセミナーは何度も聞かせていただいてことがありますが、今回は、「脳タイプ別片付け法と簡単無理なくできる我が家の防災備蓄」と題して、脳タイプという視点が加わって、1時間という短い時間でぎゅっとまとまった内容でした。
家族の中でも脳タイプによって片付けのし易さが違うので、脳特性を考えた片付けの仕方を考えていくと家の中が綺麗になり無理なく片付けられるとの話に納得。家を片付けることで、快適な環境で過ごせることはもちろん、命を守る防災備蓄が無理なくできるというのが、岡部梨恵子氏の主張です。女性党員さんが集まっての講演会でしたが、皆さん大変喜んでくださり「もっともっと話を聞きたい」と感想を寄せてくださいました。
女性局の講演会には、平木大作参議院議員も駆けつけてくださり、最後に岡部梨恵子先生とともに記念撮影。
平木参議院議員からは、翌週から始まる参議院での平和安全法制の審議について話がありました。公明党参議院は、前回の選挙で、平木さんはじめ、これからの公明党を担っていく優秀な若手の議員が多く誕生しました。今回の審議は、若手中心に、どう国民の皆さまにわかりやすくこの法案への理解を進めていけるか検討し取り組んで検討しているとのことでした。参議院での審議に期待したいと思います。027-1

岐阜市は路線バスを補完する日常生活の移動の確保のために、地域住民・行政・交通事業者が一体となり「市民協働の手作りコミュニティバス」を運行しています。行政市民ともに、お買い物や通院の足という目的がはっきりしているのが印象的でした。想定されている地区は22地区、平成27年度には、18地区で運行予定になっています。バスは、地域ごとに1台所有しており、そのバスの運行について、路線から運行計画、バス停の位置等、地域住民が地域の足として策定し、バスの運転以外は、すべて地域住民の手で行われていました。
その中の一つの地域、芥見東地域のコミュニティバスに乗車させていただき、多田会長さんにまちづくり活動としてのご報告をしていただきました。
芥見東地区のバスの愛称は「みどりっこバス」。みどりっこというキャラクター、愛唱歌や音頭をつくったり、バスの車内は、地域の情報発信や交流の場ともなっており、更に、バスのヘルパーさんは、中学生も含めたボランティアさんが毎日協力してお年寄りのお手伝いをしたりと、コミュニティバスの運営を核として魅力あるまちづくりをされている様子に大変感動いたしました。
このコミュニティバスには効率性・補助額チェック基準があり、高齢者密度によって年間の補助額と基準収支率を決めています。コスト意識も住民側が理解をしており、自分たちの地域の足を守らねばという思いにもつながっているようです。
公共交通についての視察でしたが、様々な気づきがあり大変感動し帰ってまいりました。

みどりっこバス

みどりっこバス


バスの中は自治会集会所の掲示板です

バスの中は自治会集会所の掲示板です

ご説明してくださった多田会長さん

ご説明してくださった多田会長さん

市民手作りの停留所

市民手作りの停留所

7月22日午前、岐阜メディアコスモスに視察に行かせていただきました。

岐阜大学医学部の跡地利用として10年の構想期間を経て、本年平成27年7月に開館しました。金華山の山並みをイメージした屋根を特徴とした独創的な外観と、柔軟な使い方ができる外部空間が用意されており、避難所としての利用もできる機能的な作りになっています。木製の格子状の屋根は、岐阜県産材である「東濃ひのき」が使われており、ただの仕上げ材ではなく、構造材として職人さんたちの手作業で作られたそうです。

みんなのギャラリー

ギャラリーではみんなのアート開催中

岐阜メディアコスモスは、岐阜市立中央図書館、市民活動交流センター、多文化交流プラザ、ホール、ギャラリー、テラスで構成されており、施設のキャッチコピーの「ひとりでフムフム あなたとドキドキ みんなでワイワイ」の通り、多くの人で賑わっていました。その中の岐阜市立中央図書館は、市民が集う「知」と「文化」創造の森〜人が育つ図書館、人が育てる図書館〜の理念の元、解放的な空間と様々な工夫がされたずっといれる心地よい空間でした。公募で決まった館長の吉成さんは、以前は、博物館作りに携わっていた方で、その経験を生かした体験・体感・創造することができる空間作りに生かされていました。
展示ブースも空間作りが違うと感じ方や見え方が随分違います。子どもたちが本に親しんでもらうような工夫もされていました。写真のぬいぐるみは、本を保管し、貸し出し用の移動図書館のような役割を担える作りになっています。現在、愛称募集中だそうです。

浦安の図書館は、全国でもトップクラスの図書館で、吉成館長も視察に伺いたいとおっしゃっていました。私も図書館は、本を借りたり、調べたりする場所という意識しかありませんでしたが、新たな発見があった視察でした。

ただいま愛称募集中の図書館職員のわんこ

ただいま愛称募集中の図書館職員のわんこ

中央図書館受付

中央図書館

本を寝転びながら読んでいます

本を寝転びながら読んでいます

本の住所の工夫

本の住所の工夫

本の特集コーナー

本の特集コーナー

館長の出会いの本の特集

館長の出会いの本の特集

館内の読書スペースも多く用意されています

館内の読書スペースも多く用意されています

テラスでも本が読めます

テラスでも本が読めます

こんなテラスもありました

こんなテラスもありました

街を歩いてもらうきっかけ作りの特集コーナー

街を歩いてもらうきっかけ作りの特集コーナー

こども司書制度も始まるそうです

こども司書制度も始まるそうです

IMG_24787月21日午後には、岐阜市の子ども・若者総合支援センターに視察に行きました。廃校になった小学校を利用しての20歳までを総合的に支援するセンターです。1階は、総合相談、2階は小学校・中学校の児童生徒を対象とした子育て相談・教育相談、3階は、就学時前の乳幼児・発達相談、4階は中学卒業後から20歳までの青少年の相談というフロアー体制になっています。

子どもに関わるあらゆる悩み・不安の相談にワンストップで、発達段階に応じて継続的に支援できる場所となっています。

センター長は、中学校の元校長先生で、副所長は2名、福祉系と教育系のそれぞれの専門家であり、小中学校との連携、様々なケースのケース対応に生かされているようでした。

103名いる職員さんは、様々な有資格者で、特に、弁護士、警察OB職員が1名ずつ入っていること、そして、小児科の診療所、児童精神科医の医療相談も週1回ずつ行っており、利用する市民も職員も同じ場所で相談、対応できることはとても便利だと思いました。

本市も総合教育センター構想があったのですが、震災で凍結されています。それから状況が変わってきていますが、浦安市の子ども・若者の未来のためにどのような形が必要かこれから様々考えていきたいです。

子どもの相談室IMG_2483

 

7月21日浜松市におけるひきこもり相談支援事業について視察に行ってきました。当日は、浜松市の産業総務部雇用勤労グループから2名、健康福祉部精神保険福祉センター、ひきこもりサポートセンター、地域若者サポートステーションからそれぞれ1名ずつ、計5名のご担当の方が対応してくださいました。

浜松浜松は、精神疾患を患った方達が、地域で生活する場がないことを課題に感じた、精神科医、ソーシャルワーカー、心理職のなどの専門職の方々が中心となって立ち上げた「NPO法人遠州精神保険福祉をすすめる市民の会(E-JAN)」が、活動をはじめ、活動をする中で、精神疾患を持った方だけではなく、生き辛さを感じているすべての市民を対象に支援ができるよう、連携体制を整えてきた経緯があります。

浜松市ひきこもり地域支援センターは、精神保健福祉センターが相談窓口とひきこもり支援ネットワークの連携拠点となり、NPO法人E-JANに委託している「ひきこもりサポートセンターこだま」で構成されています。連携会議は、随時行われており、発見、相談、社会参加まで地域全体で支える連携体制が徐々に出来上がってきた状況だそうです。

浜松若者サポートステーションは、平成23年度から事業を開始しています。平成26年度からは、国の予算で開始された、定着・ステップアップ事業を実施、平成26年度は、84.5%と高い定着率です。この数値は、就職支援に至るまでコミュニケーショントレーニングだけではなく、市単独予算による他者との関わりや仕事の仕方を学習するボランティアプログラム(草取りや掃除などの軽作業)で、体力、集中力のトレーニングも行っています。そして、本人の特性に合った職業紹介を行っていることが高い定着率につながっているようです。

さらに、浜松サポステは、学校連携推進事業として平成25年度国の予算付けで学校訪問相談を実施していたそうですが、平成26年度は国の事業が廃止となってからも、学校側からの支援継続の希望により市単独事業として来所相談形式で実施しているとのことでした。

様々な意味で「働く、働き続ける」ということは、個々に支援が必要なこととして捉えなければならないのではないかと課題として認識させていただきました。

浦安市は、昨年度から市民プラザの地域職業相談室で、いちかわうらやす若者サポートステーションが相談を行っています。今年度からは月2回になりました。今後、市内での中間就労の場や、事業者の協力も広げていきたいです。

大渕先生

大渕先生

 

市民大学でも講師を務めてくださっている大渕修一先生の講演会が浦安市の文化会館でおこなわれました。「介護保険法改正と新しい総合事業について」です。大渕先生は、老年学、リハビリテーション医学の専門家です。「介護保険法の改正の目的は、政府がサービスを提供する形から国民主体で『参加型社会保障』へ移行させ、地域の特性を生かした地域包括ケアシステムを作り上げていくことです。」との話があり、住民参加と専門職との連携、地域資源の活用など、地域ごとに洗い出し考えていく必要性と介護予防の取り組みの機能強化を図ること、それにはやはり「エンパワーメントが必要」と超高齢社会における行政の役割について多くの指針をいただきました。

指わっかテスト

指わっかテスト

介護予防は、生活習慣病予防から老年症候群予防に視点を変えていかなければなりません。「老化は直線的に進むのでは亡くなる少し前に急激に機能が低下する」ことがわかってきたそうです。また筋トレの効果は、年齢に関係なく、筋力低下を起こさないために筋トレを行うことの有効性も証明されているそうです。ですから、健康寿命を延ばすためにも自分の体の状態を知り、適度な運動を持続していくことが大切です。先生から簡単な判断基準を教えていただきました。指わっかテストです。(右図)指でわっかを作り、足の太ももに回します。わっかがスカスカになった人は、筋力低下をしているので、ぜひ、筋トレを始めてください。また、気をつけておきたい3つのサインも簡単です。

  • 5メートル歩く時、男性で4.4秒以上、女性で5秒以上かかるようになったら老化のサインです。
  • 片足で立つ。目を開けた状態で男性で20秒未満、女性で10秒未満しか立っていられなければ老化のサインです。
  • 足の筋力が落ちていないか。これは、足の筋力との相関性がある手の筋力で測ります。男性で29キロ未満、女性で19キロ未満なら危険信号です。

 

この3つのサインの一つでも当てはまれば、老化を予防する取り組みのはじめどきです。ぜひ、試してみてください。下の本は、早速購入して勉強させていただきました。

大渕先生最新図書

大渕先生最新図書

中学校の給食

中学校の給食


樹林墓地

樹林墓地


7月14日、公明党市議団で市内視察をさせていただきました。

クリーンセンター、ビーナスプラザ、千鳥学校給食センター、墓地公園、消防本部、総合福祉センターに行きました。お昼は、中学校の給食を試食させていただき(1人分310円です、1ヶ月前に申し込みすれば試食できますよ)野菜いっぱいの献立で、とても美味しかったです。

墓地公園では、整備が終了したばかりの樹林墓地を見せていただきました。給食センターのPFI事業、高性能のクリーンセンター、ビーナスプラザ、樹林墓地、総合福祉センターで行われているそれぞれの事業を視察し、浦安には、先進的に取り組んでいる事業が多く存在していることを改めて感じ、今後への課題の認識もさせていただいた市内視察でした。

 

平木参議院議員

平木参議院議員

7月7日、市川市文化会館で公明党市川総支部党員会が開催されました。総支部の人事が一新され、市川の宮本ひとし市議会議員が総支部長となり出発の会合となりました。今回は、平木参議院議員より35分間の平和安全法制に関しての話があり、日本国憲法における自衛隊の考え方、そして、平和安全法制の全体像について説明していただきました。

特に、「軍隊は、国家の安全を守る目的のためには、基本的にはなんでもやってよい。けれども、それでは、軍が暴走してしまったり、間違いが起きないため、法律によってやっていけないことを列挙するネガティブリスト方式を採用してる。しかし、自衛隊は、憲法9条の元に武力の行使も保有も威嚇もしてはいけない。なので、基本的には、武力は使えないけど、極めて例外的に非常事態では、武力を認めるというやって良いことを認めるというポジティブリスト方式を採用している。」という他国とは法整備に違いがあるので、日本では、個別的自衛権、集団的自衛権という考え方が議論され、更に、どういう事態なら武力が使えるのかという議論がされなければならなくなっているとの話は、この平和安全法制の話の複雑化を招いている原因になっているとのことは、大変納得できました。

国際環境が変化をしていく中で、「日本一国だけの平和と安定」はすでにありえない時代であり、憲法9条という平和憲法を持った日本がどうしたら国際貢献ができ、日本の安全を守っていけるのかそのあり方を法整備したものであることは、私たち公明党議員も説明していかなければなりません。

憲法学者からの違憲の声もあるわけですが、憲法論と、国民を守るために憲法を守りながらどうやったら日本が今後も平和国家として存続していくことができるのかを、苦渋の決断を迫られながら議論を積み重ねて安全保障法制を作り上げてきた立法論、運用論とは、「責任」という意味で大きな違いがあると主張されました。これからも一つ一つの議論の中で、専守防衛や自衛隊のあり方など平木参議院議員も含め、公明党国会議員に存在感を示していってほしいと思います。

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IMG_2431議員になる前、自転車との接触事故により足が不自由になった市民の方のお話をお聞きして以来、一貫して、歩行者の安全確保のために、自転車の安全走行の取り組みを推進してまいりました。

その中の一つ、北栄地区での自転車走行帯の設置が一部ですが、実現いたしました。

矢羽型の自転車走行指導帯です。6月1日より改正道路交通法が施行され、規制が強化されることとなりましたが、「どう走ったら良いのか?」と具体的な走り方がわからないというお声もお聞きします。

車道の左側が基本ということを市民の皆さんに知っていただくためにも、自転車走行指導帯が目に見える形で整備されたことは、大変嬉しいことです。

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浦安市 中村理香子
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