国は、緊急経済対策を盛り込んだ2014年度補正予算を2月3日に成立させました。この補正予算には、公明党の強い主張で、「地域消費喚起・生活支援型交付金」が創設されています。これを受け、浦安市は、「プレミアム付き商品券」と浦安市商工会議所が主催をし毎回大変好評を得ている「バル街」事業への補助を決めました。
これら事業は、人口と財政力指数を基準とした国の交付金と人口を基準とした県補助金と合わせて1億8325万円で行われます。
18歳以下のこども1人につき、 1万円で1万3000円
65歳以上の高齢者1人につき、 1万円で1万2500円
全ての市民は 1万円で1万2000円
というようなプレミアム率で行われます。
平成27年第1回定例会が開会しました。提示された当初予算は、一般会計のみで1010億円と過去最高の財政規模となりました。復旧復興事業が大詰めを迎え、道路の本復旧の完了、更に市街地液状化対策事業の事業化に向け、正念場の年であることと、浦安ブランドの創生に向けての様々な施策が新規に始まることが予算に現れています。
市民の皆様に付託を受けてから4年間、継続的に取り組んできました提案の幾つかが新規事業として予算の計上がありました。特に、生活保護に至らない様々な状態の生活困窮者を包括的に支援する「生活困窮者自立支援事業」は、自立相談、住宅確保給付金支援、家計相談、学習支援だけではなく、就労準備支援もメニューとして用意されました。大変ありがたいことです。更に、若者向け就職相談事業の拡充も盛り込まれました。これらの事業が、今までの制度では行政の支援にひっかからない、問題を抱えている多くの市民の方へお力になれると良いです。
又、地域包括ケアシステム構築のために重要な在宅医療の推進として、行政がしなければならない市民への啓発事業を推進する「高齢者地域づくり推進事業」も新規計上になりました。
一貫して取り組んできた子ども達の教育支援として、「いじめ対策調査委員会」の設置や、学習が遅れがちな中学生に学習支援を行う「青少年自立支援未来塾事業」など、新規に予算計上されました。
また、市民の皆様から要望の多かった船圦緑道前交差点から市川市境までの道路環境整備を進めるための実施設計予算、当代島旧県道整備事業も予算計上されました。
これから予算審議に入りますが、しっかりと審査してまいります。一般質問は3月17日の2番目にさせていただくことになりました。
浦安市の地域包括ケアシステムを考える「長寿社会のまちづくり」~柏市・UR都市機構・東京大学による柏プロジェクトより~講演会が開催されました。
中村副市長の開会のご挨拶から始まり、東京大学高齢社会総合研究機構学術支援専門職員、元柏市職員の木村清一氏を講師として「地域包括ケアシステムを実現するプロジェクト」と題した基調講演です。木村氏の長寿社会への課題意識の原点は、平成15年に孤独死をした男性の遺体処理、遺品処理に立ち会ったことだそうです。その時の柏市の高齢化率は15.4%、平成25年で高齢化率は、24.1%。人口統計を考慮すると、高齢化は一気に進んできています。木村さんは、この問題を解決するには、全員野球でやらなければならないし、行政として真剣に取り組む決意をされます。そして、市で拠点事務局を行う担当部署の創設を直談判され、プロジェクトを開始されたそうです。いつまでも自宅で安心した生活が送れる街を実現しようと、多職種のすべてのプレイヤー、市民がみんな総出で取り組まれている様子が、木村さんの熱い語りと共に伝わってきました。
第2部は、シンポジストに医療法人社団健勝会浦安ふじみクリニック院長 竜崇正先生、なごみ訪問看護ステーション代表取締役鎌田和枝氏、NPOキラキラ応援隊の藤木豊氏、新浦安駅前地域包括支援センター長富永文彦氏4人を迎え、それぞれ立場で取り組まれている内容をご紹介いただき、意見交換を行いました。
木村さんの熱い思いとシンポジストの方々との熱い思いが相乗効果となり、「急速に高齢化が進んでいく浦安市を安心して住み続けられる街にしていこう」との決断式、出発式のような素晴らしいシンポジウムになりました。これからもこのような取組を継続して行なっていけるように私も様々努力していきたいと思います。
2月7日(土)浦安市文化会館小ホールで、第17回浦安市社会福祉大会が開催されました。
この会は2年に1度開催されており第1部は地域福祉にご尽力された個人や団体に表彰を行う贈呈式。第2部は皆さんが楽しめるアトラクション。という2部構成となっています。 第1部では、多くの方々が表彰されました。改めて、浦安市が、多くのボランティアの方々に支えられ、地域福祉の充実に取り組んでいることに感謝です。
第2部の「悪質商法撲滅レンジャー」のコント、やっと拝見させていただくことができました!!笑いでオレオレ詐欺撲滅素敵な取組です!!大笑いもさせていただきましたが、一つ教えていただいたことがあります。おかしいな?と思ったらまずは、家族や友人に相談することではありますが、もし相談する人がいない場合の連絡先があるそうです。
0120-494-506(ヨクシ コール)
です。何かあったら、一人で抱えない。これは、どんなことでも大事なことですね!!
本日、新庁舎の建設現場の視察を浦安市議会でさせていただきました。現在地下の土台部分を施工中です。地上10階建ての新庁舎は、プレキャスト工法を採用しています。
視察では、外観のデザインの試作、検討に用いられているモップアップを見せていただきました。メンテナンス用の工夫や、空調や天候への配慮などが随所で見られます。
様々トラブルはあるようですが、担当者の皆さん、業者の皆さんのご努力に感謝しながら、市民の皆様が喜んでいただける浦安のランドマークになることを期待したいと思います。