
山口代表は物価高対策に関して、政府が高騰するガソリン価格を抑える補助を7日から発動したことや、電気・ガス料金の負担軽減策について10月以降も継続する方針が示されたことを報告。
また「公明党は来年、結党60年を迎える。沖縄のため、さらなる飛躍の先頭に金城氏を立たせてほしい」と強調した。
金城氏は「沖縄の新たな振興につながる仕事をして、県民の期待に応えていく」と訴えた。

大型の台風6号が8月初旬に猛威を振るい、沖縄県民や観光客に長期間の停電など深刻な影響を及ぼしてから1カ月余り。
「ようやく供用開始したばかりなのに、北部地域の発展を担う港湾が、これで良いのか疑問がある」。
台風6号の接近後、大型クルーズ船が寄港できる本部港岸壁のコンクリートがはがれるなど損傷した。
金城氏は8月23日、党県本部の金城勉、上原章の両県議、金城善英・名護市議と共に同港を調査。
■県内経済界や離島の実態探る
党県本部は8月24、25の両日、県内の経済団体や農林水産、観光事業者などを訪問し、政策要望を受ける「出前政策要望懇談会」を開催した。
このうち一般社団法人・沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)とは、災害時における那覇空港の運営を巡り意見交換。
国交省は近年の自然災害の激甚化を踏まえ20年に改正された航空法に基づき、空港管理者などへ台風を含めた災害時の空港機能確保や滞留者対策の強化などを義務化している。
席上、上原県議は県とOCVBなどの連携を明記する「県観光危機管理計画」を念頭に、「避難できない観光客らのため空港ターミナルを開放する対応が求められるのでは」と提案。
このほか、党県本部のメンバーは久米島、南北大東島をはじめ離島地域の台風6号による農業被害などを調査。党那覇市議団(糸数昌洋団長)、沖縄市議会公明党(阿多利修会派長)が各市長へ防災対策の充実を求めた。

提言には、浜地雅一、吉田宣弘、吉田久美子、金城泰邦の各衆院議員が出席した。
浜地氏らは、同30日に公明党が岸田文雄首相に対し物価高対策に関する申し入れを行ったことに触れ、「九州や沖縄は全国的にガソリン価格が高く、特に離島では輸送コストが増大している」と実情を指摘。
また、防災・減災対策として、東九州自動車道など交通網の整備、流域治水の取り組みの加速化なども要望した。
秋野副大臣はガソリン価格について、9月7日からの新たな激変緩和措置を年末まで継続していくと説明。

金城氏は、党沖縄県本部として県内への国連機関誘致を推進していると説明。マルワラ学長は「国連大学の研究機関を沖縄に配置したいと考えている」と語った。
講演会でマルワラ学長は「人工知能(AI)と経済発展」をテーマに講演し、「AIの予測機能は紛争防止や気候変動など平和や環境を守ることにつながる」と強調。
■県外から1万7500食/継続的活動を支援へ
県内には各団体が運営する子どもの居場所が294カ所(22年10月現在)ある。
こうした居場所づくりを応援しようと、県外の事業者から沖縄県に約1万7500食分の食品が贈られた。
7月18日、寄贈式が県庁で行われ、橋渡し役となった党沖縄方面副本部長の金城泰邦衆院議員と窪田哲也参院議員が参加した。
寄贈したのは一般社団法人・災害防止研究所(吉田明生代表理事)と株式会社グリーンデザイン&コンサルティング(笠浩一郎代表取締役)で、カレーピラフや五目ごはんなどのレトルト食品を提供した。
いずれも保存期間が5~7年と長く、防災備蓄食品の有効活用に努める同研究所の吉田代表理事は「子ども食堂の運営が厳しくなっている情報を聞き、沖縄の子どものために役立つことを願っている」と語る。
この寄贈に至るまで、県外から沖縄へ1万食以上を運ぶ移送費の確保が難航。
そこで、金城氏が竹谷とし子参院議員らと連携し、農林水産省のフードバンク活動支援に関する事業の活用を県に提案したことで、予算確保の見通しが立った。
今後、県が委託する「おきなわこども未来ランチサポート」(日本郵便沖縄支社などが参画する共同企業体)を通じ、離島を含む子どもの居場所の運営団体へ9月中に届けられる予定。
寄贈式の席上、金城氏は「皆さんのおかげで多くの食品を子どもたちのもとへ届けられる。
今後も継続した取り組みとなるよう支援していく」と訴えた。

金城氏は、人工呼吸器が必要な小学校1年生の娘を育てる崎浜漢さん宅を訪問。
同様に医療的ケア児を育てる別の男性は「40時間の停電だった。娘が24時間人工呼吸器が必要で親戚の家でしのいだが、予備ボンベや多くの荷物を抱えての移動は本当に厳しかった」と話した。
金城氏は「非常用電源の提供など災害時の在宅医療の維持へ必要な対策を政府や県などに求める」と応じた。

沖縄は1日からほぼ丸2日間、暴風域に入り、沖縄電力によると3日午後6時現在で10万戸以上の停電が発生している。
金城氏は「停電の影響が長引き、県民の負担が増している。離島地域を含めて現場と連携し、対策に備える」と述べた。

窪田氏は昨年7月の参院選で初当選して1年間の国会活動を紹介し「現場の声を国に届け、沖縄発展に取り組んでいく」と訴えた。
中村幸雄副町長が出席し、金城、窪田両氏への期待を語った。





