バックナンバー 2021年 12月
米軍、PCR検査徹底を
基地内クラスター受け要請/官房長官に党沖縄21世紀委
2021/12/25 2面
 公明党沖縄21世紀委員会(委員長=石井啓一幹事長)は24日、首相官邸で松野博一官房長官と会い、沖縄県の米軍基地内で新型コロナウイルスの大規模なクラスター(感染者集団)が発生している問題を受け、感染症対策の強化を要請した。
石井委員長、金城泰邦事務局長(衆院議員)、吉田久美子党女性副委員長(同)、上原章党同県本部幹事長(県議)が出席した。
同県の米軍キャンプ・ハンセン内で発生したクラスターでは、232人が感染(23日時点)。
今年9月以降、米兵らが米国出国時に検査を受けずに入国していたことが判明している。

これを踏まえ、石井委員長らは、日米両政府と同県で情報共有を図り、感染拡大防止へ協力体制を強化する必要性を指摘。

米兵らの出国時と入国時にPCR検査を実施し、水際対策を徹底することなどを求めた。

松野官房長官は、政府から米軍側に対策の徹底を申し入れ、出国時にPCR検査を実施する方針が示されたと報告し「しっかりと対策を強化する」と述べた。

名護東道路の完成早期に
斉藤国交相に、とぐち市長が要望
2021/12/25 2面
 斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は24日、国交省で、沖縄県名護市の、とぐち武豊市長から、沖縄北部地域の振興に向け、暫定2車線で開通している自動車専用道路「名護東道路」の整備推進などを求める要望を受けた。
公明党の金城泰邦衆院議員らが同席した。

とぐち市長は「名護市を中心とした沖縄本島北部地域のさらなる振興には、名護東道路の完成が必要だ」として、4車線化の早期実現と、北部方面への延伸、沖縄自動車道との連結を要請。

名護湾沿岸のまちづくりへの支援なども求めた。

斉藤国交相は、要望に対し前向きに取り組む考えを表明。

名護東道路の北部延伸では「早期事業化に向けて具体的なルートの検討に着手する」と述べた。
食肉輸出拡大、支援せよ
衆院委で金城氏が初質問
2021/12/23 1面
 今秋の衆院選で初当選を果たした公明党の金城泰邦氏は、22日の衆院農林水産委員会の閉会中審査で初質問に立ち、食肉のさらなる輸出拡大に向けた取り組み強化などを訴えた。

金城氏は、2021年の農林水産物・食品の輸出額が初めて年間1兆円を超えたことに言及。

 要因として新型コロナの影響から米国や中国の経済が回復しつつあることを背景に、海外で人気の高い牛肉などの輸出が伸びたことを挙げた。
 その上で、輸出に必要な食品衛生管理の国際基準「HACCP」に認定された食肉処理施設を増やすことが必要だと強調。
沖縄県には食肉処理施設が6カ所あるものの、牛についてはHACCPに対応した施設がないと指摘し、認定に向け「プッシュ型の積極的な支援を行うべきだ」と訴えた。

金子原二郎農水相は「輸出に向けて必要なものは積極的に対応していきたい」と述べた。

斉藤国交相に要望
活性化に資する交通結節点実現を
沖縄市長
2021/12/28 7面
斉藤国交相はこのほど、国交省で、桑江朝千夫・沖縄市長から、地域活性化に資する交通結節点の早期実現に関する要望を受けた【写真】。

公明党の金城泰邦衆院議員、阿多利修、藤山勇一の両市議が同席した。

桑江市長は、沖縄市の交通結節点の整備がなかなか進まないことに言及。

「整備が実現されれば、公共交通の利用促進により、地域活性化につながる」と強調した。

 斉藤国交相は「要望を踏まえ、取り組んでいく」と答えた。

斉藤国交相に要望
港湾の岸壁延伸の早期実現求める
沖縄・うるま市長ら
2021/12/28 7面
斉藤国交相はこのほど、国交省で沖縄県うるま市の中村正人市長らと会い、市重要政策の早期実現に関する要望を受けた【写真】。

公明党の金城泰邦衆院議員が同席した。

中村市長らは、流通加工港湾としての機能を持つ市内の中城湾港新港地区に企業集積が進んでおり、同地区の西ふ頭が過密状態にあることを指摘。

今後、就航増加が見込まれる貨物船を受け入れるため、同地区の東ふ頭岸壁延伸整備の早期実現を求めた。

このほか、中部東道路の早期事業化などを要請した。

斉藤国交相は「財政支援などでしっかりと対応していく」と答えた。

 

去った12月22日に農林水産委員会閉会中審査にて

初質問に立たせて頂きました。

YouTubeにアップさせて頂きましたので、興味がありましたらご覧ください。

 

〇質問内容

1,HACCP(ハサップ)について

今月、2021年に「日本の農林水産物・食品」の輸出額が初めて年間1兆円を超えることが公表されました。新型コロナウイルス感染の影響からアメリカや中国の経済が回復しつつあることを背景に、海外で人気の高い牛肉などの輸出が伸び、全体をけん引したと分析されています。公明党も、農産物・食品の輸出後押しのため、生産性向上を図る基盤強化などを推進してまいりました。

我が故郷 沖縄は、子牛の生産が全国第4位の状況であります。

海外で人気の高い日本のブランド牛の産地に、沖縄から子牛を出荷しています。沖縄は日本のブランド牛生産を下支えしています。日本の農産物・食品の更なる輸出拡大のためには、沖縄における子牛の増産と肥育農家の育成が必要と考えます。

 

そのための対策の一つとして「食肉の輸出に関するハサップ(HACCP)等に係る施設認定」等を推進する必要があります。

 

食肉の輸出拡大のために、輸出のためのハサップに認定された屠畜場・

食肉センターを増やすことが必要です。政府はハサップ支援法を制定し屠畜場・食肉センターのハサップ認定に取り組んでこられました。

 

現在、沖縄県の食肉処理施設は6か所ありますが、

牛について輸出用ハサップ認定がひとつもなされていません。食肉処理施設についてひとつでも多くの施設が牛の食肉輸出のためのハサップ認定施設となることにより、沖縄の食肉輸出が増えることは間違いありません。

そこで農林水産大臣にお伺い致します。農林水産省として、屠畜場、食肉センター等 食肉処理施設が輸出用ハサップ認定施設となるよう

プッシュ型の積極的な支援を行うべきであります。ご所見をお伺い致します。

 

2,牛のエサの価格について

牛の餌の価格について質問致します。

沖縄の牛に対する配合飼料について、農林水産省の「国内における農業資材の

供給に関する調査」において、令和2年3月時点のアンケートの結果は、

肉牛肥育用配合飼料の購入価格は1トンにつき最小価格40425円、最大価格68180円、平均価格53350円となっています。また沖縄県の配合飼料流通価格の推移の公表資料では令和2年4月本島流通価格は63404円です。

比較しますと、沖縄本島の配合飼料価格は農林水産省調査の平均価格より1万円強高く、

最大価格に近い価格となっています。

 

「配合飼料価格安定制度」また「肉用牛肥育経営安定交付金、通称牛マルキン」この二つの制度はセーフティーネットとしては必要不可欠ですが、飼料費用の地域的な不均衡の是正には資するものとは言えません。

 

餌代について地域的に価格に差が生じていると思われます。実態把握のための取り組みが必要と思われます。そのことについて農林水産省のご見解をお伺い致します。

誰でも楽しめる車椅子ソフトボール
体験会で「共生」実感/沖縄
2021/12/21 7面
■県内初開催を公明が後押し

競技用の車椅子を使い、障がいの有無に関わらず誰でも参加できて、楽しめる「車椅子ソフトボール」の体験会がこのほど、沖縄市コザ運動公園の駐車場で行われた。

沖縄で初開催となった体験会には、公明党の金城泰邦沖縄方面本部幹事長(衆院議員)と、開催をバックアップした沖縄市議会公明党(阿多利修代表)のメンバーが参加した。

車椅子ソフトボールは、1チーム10人制で攻守ともに競技用車椅子に乗ってプレーする。

基本的なルールはソフトボールと同じ。
体験会は、一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会(髙山樹里理事長)の主催で、高校生ら70人以上が参加し、ノックやミニゲーム、競技の説明などを行った。

同協会はパラリンピックへの正式種目入りをめざす。

普及のため全国で体験会を実施するが、70人超の参加人数は最多という。
髙山理事長は開催に尽力した関係者に謝意を述べ、「屋外でもできる数少ない障がい者スポーツ。
その魅力を感じてもらい、沖縄でのチーム発足につながることを期待している」と強調した。
会場には、東京パラリンピックの陸上男子400メートル・1500メートルで銅メダルを獲得した上与那原寛和選手(沖縄市出身)がゲストで参加。
上与那原選手は始球式で投球し、参加者と一緒に汗を流した。
来賓あいさつで、桑江朝千夫市長は「スポーツを通した交流が共生社会を考えるきっかけになってほしい」と述べた。

体験会は、同協会の選手と交流があり、車椅子で生活する宮城千恵子さんから相談を受けた公明党の高橋真市議が市に要望し、開催が実現。

また、同市議の呼び掛けで市障がい者福祉協会が参加し、15人の障がい者らが競技を楽しんだ。

体験会後、金城氏は「障がい者が身近な地域で、スポーツに親しめる環境整備を進めたい」と語った。

生産意欲が持てる甘味作物支援策に
党農水部会へ3道県JA
2021/12/03 2面
公明党農林水産部会(部会長=河野義博参院議員)は2日、参院議員会館で、2022年度の甘味資源作物対策を巡り、北海道と鹿児島沖縄両県のJA(農業協同組合)中央会から要請を受けた【写真】。

JA北海道中央会は、テンサイとバレイショの安定した生産・供給に向けた支援を要望。

鹿児島沖縄のJA県中央会は、サトウキビなど甘味資源作物の再生産可能な交付金の水準確保を強く求めた。

これに対し、河野部会長は生産者が意欲と希望を持てるよう「しっかり取り組む」と応じた。

一方、党農水部会の稲津久顧問(衆院議員)、河野部会長は1日、都内で開かれた3道県JAなどが主催する集会に出席し、あいさつした。

金城ヤスクニ(泰邦)
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