紫式部文学賞贈呈式
11月7日(日)
午後1時半、文化センター小ホールへ。
第31回紫式部文学賞(黒田夏子さん)、市民文化賞の贈呈式に出席。
その後に行われた黒田さんの講演も最後まで聴かせていただく。
黒田夏子さんが『abさんご』という不思議な作品で芥川賞を取られたのは、今から9年前。75歳での受賞はもちろん最年長であった。
今回、紫式部文学賞の『組曲 わすれこうじ』(新潮社)も、きわめて独創的な作品だ。一人称でありながら、『私』やカタカナが全く出てこない横書きの小説。
少し前にこの受賞作をいただき、読ませていただいたのだが、ストーリーを追うのは難解だ。
独自の文体に浸るというか、遊ぶというか、ゆっくり音読しながら読み進めるタイプの小説だなと思われた。
黒田さんは今84歳とのことだが、声も佇まいもとてもお若い。次はどんな作品で驚かせて下さるのか、注目を続けていきたい方である。
講演会では、源氏物語とご自分との関わりについて詳細に語られた。聴衆からの質問にも丁寧に応じられた。
芸術の秋。






















