公共交通インフラについて(6月議会)
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今回は6月議会で取り上げた「公共交通インフラ」について。
今年の3月30、浦安市内のバスはダイヤ改正を実施しました。これは2024年問題と言われている働き方改革関連法に伴い、「バス乗務員不足」により生じました。
なかでも「おさんぽバス」(コミュニティバス)の減便は、高齢者をはじめ子育て世代など日常的に利用されている市民から困惑の声を多数いただきました。
朝早くに通院をしていた高齢者の方からは「病院の混雑時間帯を避けるために、朝の運行時間帯を戻してほしい」。また20分ごとに運行していたダイヤから、路線によって、30分に1本、40分に1本となったため、時間帯のよってはバス車内が混雑して乗車が難しいため、乗車を見送ることもしばしばとの声も寄せられました。
浦安市も乗務員確保のため事業者への支援を行ってきており、乗務員の確保が進めば復便の可能性もあります。しかしながら、乗務員不足は全国的な課題であり、慢性的な人手不足は早々に解消される見通しが立っていません。
そのため、今から公共交通インフラの「リ・デザイン」を準備する必要があるのではと考え、今回の定例会で一般質問をしました。
質問:市内バス事業の減便に伴う市民への影響について
回答:市内バス事業の減便に伴う市民への影響につきましては、路線バスでは、混雑時間帯において、一部の路線で乗車できない方が発生している状況です。 一方で、コミュニティバスでは、利用者から、必要な時間に乗車できなくなったことや、 混雑が増して座ることが出来なくなったなどのご意見をいただいているところですが、常態的に乗車できない状況は発生していないと認識しています。
質問:市内バス事業の減便に伴い、代替策や補完策について
回答:令和6年3月30日に実施した減便を伴うダイヤ改正は、バス乗務員不足に伴い生じたものです。 このため、市としては、バス乗務員不足の影響を最小限に留めるため、バス事業者に対し、バス乗務員確保策を最優先とし支援に努めているところであり、現時点では、代替策については考えてございません。
質問:国の交通インフラ政策が加速するなか、環境にやさしいインフラ導入の見解について
回答:環境に優しい交通インフラの導入につきましては、現在、国や他自治体、民間事業者において、EVバスや水素バスの導入など幅広く検討を行っている状況であり、本市としては、その動向を注視していきたいと考えています。
質問:今後のビジョンとして、長期的な交通インフラの整備方針や目標など。また市民の意見を反映するための仕組みや市民参加プロジェクトについての見解について
回答:高齢化の進展や家族構成などの変化により、自らの移動手段を持たない者が増加していくと見込まれることから、市内バス交通につきましては、身近で持続可能な交通手段として維持していく必要があると考えています。 こうしたバス交通を維持していくためには、市民の理解や協力が不可欠であり、市としてもこれまで、市民へのインタビューやアンケート調査などにより、市民ニーズを把握し、バスの運行に活かしてきたところです。
今後、地域の公共交通をより充実を図る上で、民間事業者や市民との理解や協力に加え、連携や共創も重要になると考え取り上げました。
その上で、いつ、誰が、どのように公共交通を利用しているかなどの実態調査や関連データの取得は欠かせないと考えます。
現在、浦安市で70歳以上の高齢者に配布しているバスチケット。チケットをもぎって乗務員さんに手渡し、集まった使用枚数を乗務員さん等が手作業でカウントし、利用実績を把握しています。
例えば、この一連のスキームをICカードや地域通貨といったデジタル化にすることで、路線ごとや時間帯ごとに公共交通機関の利用実態が可視化され、費用対効果も検証する事が可能になるのではと考えます。
2024年度問題の今年度を契機に、あらゆる視点で、持続可能な地域の公共交通のあり方を検討していただきますよう要望いたしました。


