阪神・淡路大震災より29年
本日、阪神・淡路大震災より29年の節目を迎えました。
当時のことを少しだけ振り返りつつ、震災の教訓を確実に生かすことが大切だと再確認したいと思います。
当時はJR神戸駅前の商業施設に勤務しており、地震が起きた当日は出勤することができませんでした。
翌日は電車を乗り継いで辿り着いた駅は兵庫県西宮。携帯電話が今ほど普及していなかったため、社員の安否確認が容易ではありませんでした。
徒歩で安否確認をする中で、青いビニールシートに包まれている方々が眼前に広がる光景は、ただただ「絶望感」以外に表現することができませんでした。
大阪と兵庫間の大動脈である国道2号線を数人の同僚と歩きました。兵庫から大阪に向かう人がほとんどのなか、我々は逆方向を歩きながら、社員が避難しているであろう避難所を目指しました。壊されている自動販売機も多数目に飛び込んできました。
何時間歩いたか分からないほど歩きました。兵庫県の繁華街である三宮駅周辺に着いた頃は、時期的にも空が薄暗く、街灯は殆どが消えており一種の恐怖を感じるほどでした。避難所らしき場所についても、周りが見えないなか、叫び声やすすり泣く声などが入り混じりながら、人をかけ分け社員を捜索しました。何ヵ所も避難所をまわり、探していた社員と再会できた時は、本当に「生きていて良かった」と心の底から安堵しました。
今ではすっかり神戸の街も戻ったと思えるほどですが、未だに癒えない方々もおられると思います。
震災をはじめ、自然災害を避けることはできませんが、教訓を重ね、常に自分ごととして捉え、考えを深めることが重要だと思います。












