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「子どもの幸福度ランキング」ユニセフ報告書より

未分類 / 2020年9月4日

本日、ユニセフ(国連児童基金)・イノチェンティ研究所が「レポートカード」シリーズの最新報告書を発表しました。報告書では、自殺、不満、肥満、低い社会的スキルや学力といったことが、先進国の子どもたちに共通に見られる特徴になっていることを明らかにしました。

 

この発表を受けて、いくつかのメディアが取り上げ、各メディアのタイトル例を一部紹介します。

◎NHKは、「子どもの幸福度 日本は先進国など38か国中20位」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200903/k10012597841000.html

◎朝日デジタルは、「日本の子の幸福度 健康は1位、『精神』はワースト2位」

https://www.asahi.com/articles/ASN926G7GN92UTFL001.html

◎共同通信は、「日本の子ども、幸福度が最低水準 ユニセフの38カ国調査」

https://www.47news.jp/news/5213067.html

 

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ユニセフのホームページによると、https://www.unicef.or.jp/news/2020/0196.html

今回発表したレポートは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生前のデータを用い、子どもたちの精神的、身体的な健康と、学力・社会的スキルについてランキングしています。

これらの指標によれば、オランダ、デンマーク、ノルウェーが、子どもが住む場所として、最も順位の高い国々、という結果が示されました。

世界で最も豊かな国々の多くは、すべての子どもたちに良い子ども時代を提供するリソースを持っていながら、それが果たせていません」と、イノチェンティ研究所所長のグニラ・オルセンは述べます。

「政府がパンデミックへの対応の一環として、子どもたちの幸福度(wellbeing)を守るための迅速で確固たる行動をとらなければ、子どもの貧困率が上昇し、精神的・身体的健康状態が悪化し、スキルの格差が広がり続けるかもしれません。COVID-19関連の子どもや家庭へのサポートはひどく不十分です。子どもたちに安全で幸福な子ども時代を提供するために、より多くのことをしなければなりません。そしてそれは今です」

また、日本の結果(概要)は

日本の「子どもの幸福度」の総合順位は20位でした(38カ国中)この総合順位は、以下の3つの分野を総合した順位です。

〇精神的幸福度:37位(生活満足度が高い子どもの割合、自殺率)

〇身体的健康:1位(子どもの死亡率、過体重・肥満の子どもの割合)

〇スキル:27位(読解力・数学分野の学力、社会的スキル)

※上記の順位は、それぞれの( )内の指標を用いて分析しました。

本報告書の日本に関する結果については、後日にとの記載がありましたので、逐次チェックをしたいと思います。

 

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今回のレポートは、先述の通り新型コロナウィルス感染症発生前のデータを用いてランキングしています。ということは、コロナ禍では状況が悪化しているため、より一層の対策が必要であることは明らかです。

日本が20位だった「子どもの幸福度」の上位ランキングですが、1位がオランダ2位はデンマーク3位はノルウェー、そしてスイス、フィンランドとヨーロッパの国が占めています。

また、NHKの記事では、学問などの能力をはかる「スキル」では、学問的な習熟度は高いものの社会的な適応力で上位の国に劣り、27位に。そして「精神的幸福度」では、15歳時点での生活の満足度の調査結果や若者の自殺率から算出した結果で、37位に。

さらに、共同通信の記事では、日本の子どもは生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位と最低レベルだった。「身体的健康」では1位で、経済的にも比較的恵まれていたが、学校のいじめや家庭内の不和などを理由に幸福を感じていない実態が明らかになった。

教育評論家の尾木直樹さんは、日本の学校現場を「いじめ地獄」と表現、偏差値偏重による受験競争過熱も相まって「子どもの自己肯定感が低く、幸福感が育たないのは必然的だ」と指摘した。

 

今年度より、新たな学習指導要領がスタートした。新型コロナウィルスの感染拡大により、出鼻を挫かれた感は拭えないが、新たな日常を模索しながら良策を講じていかなければならない。「学びの保障」や「学びを止めない」ためにも、ICTの導入や整備は早期に行う必要はもちろんある。さらに「誰ひとり置き去りにしない」との観点から、「公平な学びの機会も不可欠と考える。

 

SDGsに掲げられた「質の高い教育をみんなに」を達成するために、考えを重ね、悩み抜き、出来ることを取り組み続けることが肝要だと思う。

 

微力ながらも「子どもの幸福度」向上を目指して。

 

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